机の上で顕微鏡に誤解されたい
絵に描いた夢に初恋が覗かれて
家出の新聞記事に胸を痛めたその隙に
始まりと終わりが泪の後で同時に流れた

ツー
ツー
流れた
ひっくり返ってたたみかける空 ....
つま先から頭のてっぺんにかけて
ベクトルがそのまま垂直方向に伸びて太陽

果物と同じくらい孤独
瑞々しさの極致がほったらかしだよ

ある日南の島の販売人に出会って
ポイントもつけるし安く ....
卵、みせかけのベニヤの殻をぺりっと突き抜けた
明るい中から暗い夜へうなだれぶち込められたどろりの光を
そのまばゆさの産物がひとつひとつ小さなゼリー状で次々と分裂し
粒が粉になり地球上に拡散しまた ....
新宿の夜 ときたまそよと触れる風の
中身はともかくさわりごこちはやわらかい

日常を制御できると思っていたよ
透きとおった 鮮やかでかなしい夢がみたい

緩めたネクタイにぶらさがる全ての虫 ....
山道、電柱。絡まる蔦の先端、真上から海辺の
真っ白につきさしてクラクラ立ち上がれず
静岡でTOKYO−FMでいつもの高いテンションで
飛び降りてつきぬけてバラバラたちのぼる雲

通り過ぎる疾 ....
透明なビンのゆがみで偏光、ユウヒ
オレンジもオレンジで、1度過ぎて返す隙間の
ゆら、ゆら、揺らめく 家、曲がり残像
じめ、じめ、地面たちこめて 歩、つきぬける

安花火セット、付属の世界を変 ....
全身黒ヘッドフォンが千羽飛ぶ 都会の空に響く雑音



一羽からは TOKYO-FMのハーフのDJの声
(猛暑苦)
一羽からは ソフマップに行くとかかっている歌
(広東語)
一羽から ....
nm6(187)
タイトル カテゴリ Point 日付
流れた自由詩203/9/28 23:10
ジャパネスク自由詩503/9/22 21:07
にわとりの産んだ世界のコケコッコ鳴り渡る自由詩503/9/15 22:55
その挙句に自由詩303/9/1 3:37
残像サマー自由詩403/8/12 22:31
偏光、ユウヒ自由詩203/8/5 1:28
ヘッドフォン蝶自由詩303/8/1 16:19

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