終わりは始まりの合図

始まりは終わりの出現点

全ての物事が

ループ∞ループ∞ループ

だから

今のアタシは真っ白だけれど

無機質だけど

きっといつかは色づくはず ....
枕元に立つ影は一言ポツリ

罪悪感に苦しみ抜いてください

と、声にならない声で

でも

ボクの意識にダイレクトに

そして

フッと漏れた笑いを残して

消えていった
 ....
キミの口許は

楽しいとか

幸せとか

夢みたいとか

そんな希望を垂れ流して

完璧な微笑みを浮かべていたけど

目だけは笑っていなかったね

本当にただの一度も笑わな ....
アタシ 上手く笑えない

アタシ 上手くしゃべれない

アタシ 上手く愛せない

アタシ 上手く表せない


なぜ なぜ なぜ??


18年のアタシの疑問符に

今日つい ....
アナタ 囁く

 ボクを信じて

アタシ 頷く

 アナタを信じる


その刹那だけは

確かに信じることが出来て

同時に騙されてもかまわないと思う

でもそんな

 ....
たぶんアタシは泣くだろう

近いうちに泣くだろう

泣くこと好きじゃないけれど

いつもは我慢するけれど

次はきっと堪えきれない

雨雲は重く湿って臨界点

それでもいいや
 ....
嗚呼
やっぱりアタシは愛されてなかったのね

溜め息深い午前2時

そんなことはない
そんなことは分かっている
でも今は
孤独を感じたい
無理矢理感じたい
どうしようもない寂しさ ....
ねぇ

だれか教えて

大人ってなに?

大人の定義は?

どこまで歳をを重ねれば子供から抜け出して

どこまで成長すれば大人と認められるのか

きっとだれも答えられない

 ....
太陽の沈没

それは覚醒の合図

長い長い一夜の始まり

眠らない

さながらアタシは吸血鬼

近ごろ少々人間不信だ

もとから信じきってはいなかったけれど

今ではすべて ....
朝焼け

太陽

昇らないで

照らさないで

すべてのものを

痛みや傷や

不確かなものまでもすべて

無慈悲に

暴力的に

曝け出させる

暴いてしまう ....
ねぇ
キミは今更
なんて言葉を吐いているんだろう
キミを傷つけるくらいならなんて
そんな段階はとうに通過してるじゃない

ねぇ
アタシたちはすでに
十分傷ついているじゃない
満身創痍 ....
出合って間もない頃
キミは言った

人が両手で抱えられるものは
とっても限られていて
だからボクは
守りたいものはいつでも守れるように
つねに片手は空けておく

そう言って手を繋いで ....
一度吐いた嘘には
最後まで責任を持ちなさい
吐きとうしなさい
時効になるまでずっとずっと

それが無理なら
初めから嘘は止めなさい
正直に言いなさい
次のシーンまでひたすらひたすら
 ....
窓を覗き込んでも
見えるのは隣の建物と
排気ガスで汚れた空だけ
部屋の中は小さくカーテンで区切られ
自分の居場所はベッドの上だけ

酸素が足りない・・・

息苦しくてしょうがない
生 ....
キミに聞きたいことがある

だけど聞けないことがある

こんな想いを抱えて十月

未だにボクのフアンの種

大体予想はついている

ひとたび口をついてしまったら

種は育って花 ....
今はただ逢いたい

あなたに出逢いたい

キミにも出逢いたい

とにかく逢いたい

そしてアタシを放さないで

この世界に繋ぎ止めて

必要とされている満足感と

存在を許 ....
{引用=花の色は移りにけりないたづらに}




そうしていつか散っていく

移り変わるがこの世の理

始まりあれば終わりあり

進まぬ時などありませぬ

不変の愛などありま ....
昔聞いた話

 「人は縁によって
  この世に繋ぎ止められていて
  その縁がどんどん切れてしまったら
  その人はこの世から切り離されてしまう
 つまりは”死”」


そして今 ....
今まで生きてきて学んだシナリオ

 「たまには猫のように気まぐれに
  擦り寄ってみるのも有効な手段で
  犬のように従順に慕うだけでは
  いつのまにか相手の心は離れてしまうし
  何よ ....
盲目の愛


それに憧れをもつ人は多い
二人いつまでも色褪せることのない永遠の契り
ロマンチックなのかもしれない
愛の理想だと思う人もいるのかもしれない

でも
私は嫌い
私は恐ろ ....
今咲く桜
ま白な桜を
あなたは一人眺めているのでしょう
私の寄りかかりし幹に手を当て
お慕い下さっているのかしら
ならば私は幸せな罪人

そんな私に
もうひとつだけ我儘を
許してくだ ....
{引用=
今年もこの季節が巡ってきたのですね。
たぶんこれが見納めとなるのでしょう。}

―そんな事はおっしゃらないでください。
 来年は元気なお姿で、
 また御覧になれますよ。

{ ....
ダンス ダンス

死神とダンス


わかっていたよ

差し出されたあの手を

干からびて冷たい手を

取ってはいけなかったこと

でも誰が拒めよう

どこか風変わりで
 ....
私の病名

 嘘患い

確かに他の人より健康じゃないけど

他の人が思ってるほど悪くない

私が欲したのは心配

心配してほしい

とりわけあなたに心配してほしい

ずっと ....
オレは天使でいたかった



あの無垢な白とは逆さまに

憎悪の渦巻く黒

何にも染まらない黒

そして

何も映さない黒

何も受け付けない頑ななカラー


それが ....
明け方の空を見てしまった
月がだんだん白んでくる

 あぁもう少しで消えてしまう・・・

そう思いながらベッドにもぐりこんで


あぁそうか
眠れないのはキミに逢っていないから
思 ....
ボクはずっと見てた

キミが狼に食べられるところを

笑ったよね

キミは笑ったんだ

狼が口をあけた瞬間

知っていたんだろ?

そこに寝ているのはおばあさんじゃないって
 ....
足りない

足りない!

足りないの!!


今すぐキミを

街中から探し出して

口付けをしたい

流し込みたい

でもキミは

こんなちっぽけな街にはいない

 ....
春一番に誘われるように

滑る軽やかなステップで

やってくるのはスプリングガール

自分の使命を知らない少女は

ただただ無邪気なすまし顔で

柔い春風そのもののように

ひ ....
ずっとなかった

アタシだけの匂い

キミは持っていたのにね


確かに香水せいだけじゃないのも

分かってたし

人ごみに紛れてしまったとしても

キミがアタシを嗅ぎ分けら ....
三架月 眞名子(70)
タイトル カテゴリ Point 日付
文書グループ
† 童話 †文書グループ07/4/27
*girl's name*文書グループ07/4/13
† 神話 †文書グループ07/3/3
投稿作品
The story is ending...自由詩7*07/5/10 23:38
selfish bubble[group]自由詩3*07/4/27 23:13
glass pumps[group]自由詩2*07/4/25 20:47
Dolly[group]自由詩3*07/4/13 1:30
ガラス玉自由詩2*07/4/13 1:08
tear drops自由詩3*07/4/13 0:36
真夜中2時、壊れ方の手引き自由詩2*07/4/9 2:58
大人≠進化論自由詩2*07/4/7 22:20
fallen自由詩3*07/4/5 1:12
BaD MoRNING自由詩3*07/4/1 11:08
傷つく覚悟はできている。自由詩11*07/3/28 15:08
baggage自由詩4*07/3/20 0:58
ウソツキのカケヒキ自由詩5*07/3/16 23:15
白すぎる天井、不鮮明な感情散文(批評 ...2*07/3/16 17:32
秘め事自由詩1*07/3/11 22:35
逢いたい。自由詩7*07/3/9 23:21
変わりゆく世界、変わらない想い自由詩4*07/3/5 19:18
ささやかなデモ自由詩2*07/3/5 0:32
おおげさな従順自由詩0*07/3/5 0:31
盲目の愛自由詩7*07/3/4 1:04
薄紅桜[group]自由詩6*07/3/3 0:43
薄紅桜物語[group]散文(批評 ...2*07/3/3 0:40
死神とダンス[group]自由詩5*07/3/1 12:03
嘘患い自由詩3*07/3/1 11:53
Devil's Wish[group]自由詩3*07/2/28 0:31
眠れぬ夜はキミのせい。。。自由詩5*07/2/27 22:37
Little Red Riding-Hood[group]自由詩2*07/2/27 4:34
チョコレート・ホリック自由詩1*07/2/26 23:38
*花咲き・スプリングガール*自由詩3*07/2/26 0:46
アタシの匂い自由詩3*07/2/24 22:27

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