今日はシモキタで独りになりたい

誰も見つけないで
私の事を見つけないで
ただのあの景色の孤独の中に
ひとりぽっちにさせて





やさしい雨のなかで
いつくしみにいだか ....
すこしだけ 下腹の痛みを抱えて

服を脱ぎ

showerroomに 足を踏み入れる

じゃあじゃあと 降り注ぐ
人工の温かい雨

柔らかい 布を纏って
フローリングの大地に降 ....
昨日、ゆるせないことを話すひとがいた

その瞳は私に向かってまっすぐ
しかしその瞳の奥にぎらりと光る諸刃の刃
それは許せない事の全てを 私にぶつける眼だった
それは許せない事の全てを 私にも ....
最近毎日考えていて思うのは
アタシからは何らかの感情が欠落しているということで、
それはアタシが生きていく為に会得したことなんだけれど、
(ひとつを捨ててひとつを得る、)
たぶんそれは本当 ....
わかんねーことばっかだなーしかし
まーわかったらくろうしねーか
くろうするからたのしいんだよな
とかわかっていつつ

にんげんはらくがすきないきものでね
らくがくせになるわけよな
こ ....
実家の仙台に帰省する日が近づいている。ころころとこころが笑っている気がする。

昨夜母親から電話があった。
普段の連絡はおろか、
一昨年には新年の挨拶の電話さえ無かった
母親から連絡があ ....
朝起きて隣を見てみると
やっぱり君はいなかった

いるとも思っていなかったけど

フライパンを火にかけてオリーブオイルとバター
電子レンジでミルクはホットで
あたたまったフライパンに落と ....
金木犀の香りを嗅ぎたい午前5時


もしも


雪と金木犀の香りが交ざることがあるならば
どんな香りになるだろう


季節は移り変わってゆくけれど
決して重なる事はない


 ....
昨日新宿である人にいわれた
人に甘えない事がいけないと
軽くしかられてしまった

親友に電話した

『自然に助けてとかなんとか、甘えるってでるもんでしょ?』
それがわかんないんだ

 ....
私の右耳には、いわくつきのピアスの穴がある。

この穴をあけたのは大学に入った初夏だった。
いたく衝動的に、ある日、安全ピンで、ぐりぐりと、
部屋にいて突然に思い立った事をそのままに
実行に ....
顔をさす空気のつめたさに 一瞬ひるみそうになる
空は明るくなりかけても
まだ僕ときみの空気はあたたまらない

かじかむ手指に持たされるのは
どうしようもないほどの透明な煌めきと焦燥感

 ....
わたしのよるはこうやってふけてゆく

なんだかちかいようでとおい○と☆が
(月と星)

ぼくときみのようです

なんだか悩ませて さみしいおもいさせて
ここまであるいてきたみたい

 ....
独りで夜道を歩いていたらなんだかやり切れなかった。
空気が私の何かを切りつけるように横にまとわりついて離れない。

去年の今頃に出会った君は、私に許しをおしえた人だった。

それなのに私は君 ....
浴室で 回想
ぼんやりと 考える

人は失くしたくないものに
触れられるとなれば
守らなければなんて
思ったか思わないかのうち
それをはねのけている
それは本能のこと
人は動物で
 ....
新宿駅の構内に一人立って、行き交う人を蔑むみたいな目でみるのが好きだ。


怒鳴って歩くサラリーマンを横目に見て、抱き合って手を繋ぎ合うカップルの前を通り過ぎる。
切符売り場の前並んだ行列の先 ....
新宿駅の構内に一人立って、行き交う人を蔑むみたいな目でみるのが好きだ。


怒鳴って歩くサラリーマンを横目に見て、抱き合って手を繋ぎ合うカップルの前を通り過ぎる。
切符売り場の前並んだ行列の先 ....
グリーンエイジな境界線
おもいだせ PUREな経験は敬虔

離れたつもりの青い春
線をひいて閉じた私小説

私のひいた 境界線
ああ あのころはよかったなんて
気の利いたつもりの 言葉 ....
?.
Good morning。もう いまは 16:32でそろそろBerry barに行く用意をしなきゃいけないころだけど、
なんだかきゅうに君になにかかかなきゃいけないような気もちがおこったので ....
雨のなか 2人で{猫=タマ}になってみたんだ
びしょびしょでまだほの暗い 朝のはじまりに
午前5じ 2人は {猫=タマ}になる
君はゴミ置き場から ダンボールをみつけてきて
これで傘がわり   ....
なにとはなしに  夕方おきて
産婦人科にいったらしまっていて
ちょっと不安なきもち抱えながらで

なにとはなしに
電車にのって
ぼやんとしたくて  各駅停車
下北沢まで   ひとあそび
 ....
■11席のいちばん端に座った私のお客さん

カウンター

座ったその人は "サザンカンフォートを”といった

”いつもどおり、クランベリージュース割り?” 
”いや、ロックで” ....
過去を消す
ケータイ電話が記憶する
写真という名の形の過去を

私は過去を消そうとしている、
もう ケータイのメモリー いっぱいだからさ。
どの記憶を消そうか?
数多の中から選び取る
 ....
君みたいな
君のような 

君ぐらいの
君ほどの
君だらけの
君らへんの
君まみれの
君かぎりの
君まかせの

黄身づくしの

君らしさの
君荒らしの
君キ ....
渋谷駅 東口
窓から自殺しようとした男の
背を 写メールで撮る人垣

電車の真ん中で吐いている男の
周りには ぽっかりと円が出来る

その目 
   目
   目

ごく単純な好 ....
どこで一体あたしの熱意や
好奇心や探究心や温度が
詰まっているんだろう?
のどもとまできてくすぶっているのか
それとも
心臓近くの血管で?
こわれてなんていいから
バーンって爆発して
 ....
言葉なんてすぐに超越する

そこをこえたところにあるなにか

静かに静かに 海の底に生きる者たちのように

そこに存在する者同士しかしらない

ひそやかな いのち同士のみの知る真実が
 ....
終電乗り遅れネットで朝をまち
のる始発電車

席へすわれば のみつかれ おどりつかれ
しごとづかれ眠りこける人々ばかり

まだ  まだねむりたいよ
まだ布団の中がいいよ
まくらをまどガ ....
あまくちペルノ(27)
タイトル カテゴリ Point 日付
雨とリーズン未詩・独白106/2/20 15:21
Shower,After,Red,Lie自由詩106/1/16 18:53
朱い飛沫と君の鋸未詩・独白2*06/1/13 17:05
チキンは自分の産まれた記憶をもっているのか?散文(批評 ...006/1/9 17:26
領域未詩・独白1*06/1/8 17:28
母にささぐ散文(批評 ...1*05/12/30 10:47
24時間後自由詩1*05/12/19 17:08
雪と金木犀自由詩2*05/12/19 16:12
くらく、とおいぎもん未詩・独白2*05/12/13 18:50
ボディピアス散文(批評 ...3*05/12/9 16:28
冷たい昂揚自由詩1*05/12/4 15:11
☆とわたしのないしょばなし未詩・独白2*05/12/1 9:12
やり切れない、はち切れる未詩・独白0*05/11/23 16:37
浴室自由詩1+*05/11/23 16:32
JR新宿駅未詩・独白3*05/11/23 16:31
JR新宿駅構内にて未詩・独白0*05/11/9 23:19
グリーンエイジ自由詩0*05/11/6 10:34
どくはくめいたラブとレター未詩・独白1*05/10/24 18:00
タマ自由詩0*05/10/19 18:07
ODAKYU-JITU未詩・独白2*05/10/13 16:18
ひよっこバーテンの日常から 未詩・独白1*05/10/8 16:18
過去を消す自由詩3*05/9/23 12:43
私(黄身づくし君に夢中ばーじょん)自由詩005/9/22 17:31
NO "SNOW" TOKYO自由詩0*05/9/22 16:02
「あたしの体の」未詩・独白005/9/22 14:34
底の其処未詩・独白1*05/9/20 17:18
始発電車自由詩0*05/9/20 13:16

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