あれから幾年月が経ったのだろう
あなたがこの現実にさよならした日から
幾年月が経ったのだろう
思い出すたびこころがいたむ
思い出すたび涙がうかぶ
けどね
思い出すたび思うんだ
あ ....
ずっと抱えていた影は
君の光で消し飛んだ
強烈で鮮烈な光
を
君は持っている
強烈で鮮烈な光
で
新たな影を抱えたあたしは
どうやって歩いていこうか
新しい影は
光をうつしてよ ....
空も海も山も野原も
全部丸くなって
全部あおくなって
全部混ざってしまえばいい
全部一緒になればいい
みんながあおに染まったら
世界は平和になるのかな
みんなが同じきもちになったら
世界は平和になるの ....
きれいな色で定着した思い出
に
サヨナラを告げて
新しい世界へ今旅立つ
しあわせの渦が待っている
白い部屋にひとりきりだったあのころ
分かってくれる人が欲しかった
きもちとか
考え方とか
そんなふうないろいろを
分かって
包んでくれる腕が欲しくて
泣いていた
やっと現れた理 ....
君への想いを凍らせて
彼のもとへと向かいます
君との思い出胸に秘め
彼のもとへと嫁ぎます
あたしたちは一番じゃなかった
青いこはくの放つ光が胸を刺す
ちくりちくりと痛みはすれど
....
口から出たおと が
連なって連なって意味をもち
あたしを動かす大きな流れを作っている
「なりたい」と「なる」の間くらい
去年の今とかけ離れた場所がここ
はじめの一滴が波を呼んで
流れる ....
知らないふりをして
君はきっと自分の魅力に気付いてる
もう十分すぎるほど
輝いているのに
もっと もっと と
高みを目指してかけてゆく君
光よりも早く
かけてゆく君
しがらみが
やさしくて痛い
振り切ってしまえばいいのに
そうできる青さが欲しい
飛び込む勇気をください
たった一言でいいから
振り切ったら
新しい世界が待っている
知っ ....
張りつめた
朝のにおいに
冬が少しづつ混ざってきている
最初の雪が降るのはいつになるのだろう
そんなことを思いながら
四角く切り取られた空を見上げる
雪がとけるころ
あたしはどこ ....
虚像が理想で膨らんで
頭ン中
破裂しそう
ちらちらと見えるのは
夏の名残か
はぜる火の玉
もう
失いたくないんです
一番大切なものは
同じ星が強引に
頭引き寄せて
ま ....
なんの因果か
この不自由なカラダは
ココロは
のそりとやってきた
黒い大きな影にぺろりと呑み込まれ
身動きできない
あたたかいことばはどこへ行った?
カラダの中で
カタチに ....
ずっと
ずっと
あんたの影を引きずっていた
心は一番側に居たから
ことばとか
なんとか
もっと
できたことがあったような気がして
失ったことの悲しみと苦しみを
たくさんたくさん味わった
あんたの ....
喉元すぎればなんとやら
わすれんぼのあたしには痛いコトバ
でも
あなたが捧げてくれた
二年間を
あたしは一生忘れない
お互いに
いろんなことがあって
ありすぎて
でもどうにか越え ....
ほんとうは
たぶん
もっと話していたかったのに
どうしても辛くなって
回線を
遮断した
意のままに
ならなすぎる自分に
腹を立て
落胆して
でも
全部自分のせいだから
やつ ....
土に埋められて
ただただ餌を与えられる
1ミリたりとも動いてはいけないんだ
脂肪が逃げてしまうから
にんげんに
おいしく食べられるためだけに生かされているから
土に埋まって
ひた ....
ページを繰る君の
背中がさみしそうなのはどうして
思うまま
紙を引き裂き
引き裂き
引き裂き
その音は君の悲鳴?
ちいさくうずくまった君の
内に秘めた
叫び
生命の燃焼
音に乗っ ....
音に
色がついて
届く
届く
ぼくの耳に
君の耳に
ほら
きこえるでしょう
極彩色の音楽が
君のために鳴っている
色鮮やかな音楽が
さあ
涙をふいて踊ろうよ
極彩色の音楽が
....
慎重に慎重に
積み上げて
積み上げて
できかけたお城
あと一歩のところで
真ん中から思いっきり
両手を振り下ろして
メチャメチャに
ブチ壊したくなる
消えかけていた衝動
蘇るな ....
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