冷え切った朝
空は透き通るように綺麗で
遥か彼方を眺めて
その空気を大きく吸い込む
実にすっきりと頭の中に入ってくるよ
それから僕は
ため息にも似た息を吐き出したんだ

そして考えたこ ....
不幸のどん底から
這い上がろうと
がむしゃらに
もがいて
あがいて
やっと幸せを手に入れて
自分の居場所を手に入れて
毎日好きな事やって
嫌な事は極力遠ざけて
好きな人達と付き合って ....
もういいんだ
俺とは関係ないんだ
向こうもその気がない訳だし

そう言って切り捨てたつもりでいても
あなたの事が気になってしかたがない
気がつけばあなたの様子を盗み見てる

未練タラタ ....
トラウマ等を引き起こす心的外傷を治療する時、
一般には療法士が患者と共に過去の記憶から
その原因となる抑圧された心理的ストレスを見つけ、
それを患者が意識的に認知することで症状を消すという治療法 ....
ついに突き止めたぞ
それは無意識の中にある

それさえ自由に操ることができれば
僕は本当に欲しいものを
好きなだけ手に入れられる
もういつ消えるかなんて
心配しなくていいんだ

決し ....
二つの選択肢がある

自分には羽が生えてるかもしれない
未知なる可能性を信じて天使の後を追うか

自分は地に足をつけて歩くんだ
そう覚悟を決めて少女の手を握りしめるか

夢の続きと現実 ....
もう嫌だ
もう嫌だ
もうこんな辛い思いするのはたくさんだ

一人になりたい
そうすればいつ壊れるかもしれない人間関係に
びくびく怯えなくていい
そうすればいつどこでどんな失敗したかなんて ....
あーーーーーー!!!
もう嫌だ
もう嫌だ
何もかも嫌だ!!!

じゃあ一体僕にどうしろって言うんだ!?
一体どうするのが正しくて
どうするのが間違いだって言うんだ!?

一体何?
 ....
本当に欲しいものが何なのか分からない
分かったとしても
それは絶対手に入らないものばかり

自分は特別だと思ってた
人とは違う人生を歩んできてる
それを自分の誇りにしてた

でもそうや ....
頭の中がぐちゃぐちゃになる

一体何なの?
あなた誰?
目的は何?
何が欲しいの?

確かなもの何一つなくて
おとなしく地に足をつけて生きよう
いい加減夢見るのは終わりにしようって思 ....
自分がほしいものは何なのか
自分に必要なものは何なのか
それさえろくに分からないくせに
みんながうらやむものじゃなきゃいらないとか
そんな自分が嫌になった

もっと素直な子になりたい
理 ....
彼女の何が許せないって
顔もスタイルも
ルックスなんて俺にはどうでもいい
ただその現実臭さだ

君と同じような人間は
そう簡単には見つけられないという
レアリティ(希少価値)
俺にはそ ....
焦って一番大事な所で
感情を爆発させた
あわてん坊な君

さあ聞いてやろうじゃない
そんな勝気な態度だったから
なおさら格好悪くて

でもその瞬間ゾクっとしたんだ
あ、この子は可愛い ....
小さな小さな一粒の
真っ赤な果実

これは甘いのかな?
それとも苦くて食べられない?

魔法をかけて
たっぷり熟せばもしかしたら

ちょっとだけドキドキするもの見つけた
ちょっとだ ....
今の僕には何一つ確かなものなんてなくて
誰かの一言で壊れてしまうかもしれないものばかり

そんな危なっかしい自分のくせに
僕は何でもできるんだ、かかってこいだとか
身の程知らずもいい所

 ....
形あるものが欲しいくせに
それが跡になって残るのが嫌で

現実ってそういうものだよ
みんなは優しく教えてくれるのに
僕は納得できないで
それってわがまま以外の何者でもないのに

正しい ....
すべてが虚しい
その原因は僕が何一つ手に取ろうとしないから
何か一つ手に取ればそれが大事になって守ろうとするはず

なんだっていい
何か大事なものをこの手で守りたいとさえ思えれば
この虚し ....
今夜は晴れ
たくさん星が降るでしょう

星が見えるから
夜が大好きな僕と
夜になって
やっと自由になれる君

聞きなれたいつもの天気予報
二人して真夜中いつもの場所で

あの頃は ....
今夜は雪が降ると思った日
君は寒さに震えていたから
僕の話に黙って耳を傾けた
二人して、ぬくもりが欲しかった

言葉を求めると
何故か君は他人行儀で
それでも二人はどこかで通じ合ってて
 ....
夢に向かっていつも全力でぶつかって
色々と努力してえらいと思う
かっこいいです尊敬しますよ
俺にはできないけど

自分のやりたい事はちゃんとやって
やらなきゃいけない事もやってるのですごい ....
大きな眼鏡におかっぱ頭
そばかすだらけのべべ

僕は君が大好きだった

君は僕の話をいつまでも黙って聞いてくれた
決して口を挟むなんて野暮なことはしなかった

君は僕がどんなに素敵な言 ....
あなたが本当に好きだとか
あなたを本当に愛してるだとか
あなたを本当に求めているだとか

そんな問いに
僕の心は答えてくれない

けれどたった一つだけ
はっきりと答えてくれる

あ ....
友人はこんな話をしました。

「俺は古いタイプの人間だからネットの世界は
 現実とは全然別の世界だって分けてしまいたいんだよね。
 現実で疲れたらネットの世界では別の自分になって骨を休める。
 ....
昔は違った
いつでもどこでも自分が正しいと思ってた
だから、みんなから「お前は人の話を聞かない」と言われてた

今は違う
本当に自分のしようとする事が正しいのか分からない
だから、みんなか ....
第一話 マコと憂鬱

冷たい風が通り過ぎる。生い茂った背の高い雑草たちがサァーと一斉に乾いた音を立てる。一本頃合のよさそうな古くて大きな木を見つけて、マコはだらしなくそれによっかかっていた。
「 ....
娼婦の罪で石打ちの刑に遭うところを
キリストに救われ改心したマグダラのマリア

それをなぞって自らをマグダラのレナと名乗った先輩

その背丈は子供ほどしかなく
顔も決してかわいいとは言えな ....
たくさん約束してきたよ
色んな人の想い
たくさん背負ってきたよ

君のくれた自信を僕は絶対に無駄にしない
あの時、本当に僕はうれしかったから
だから絶対にあなたとの出会いを無駄にしない
 ....
天界の曙光が降り注ぐ
神と呼ばれた禁断の領域を目指して

どこまでも高く積み上げた
万物を知り尽くした賢者の瞳
現世には存在しない輝かしい英知
運命と呼ばれる糸を操る人形遣いの横顔

 ....
この胸をときめかすもの
すべてを引き換えにしても手に入れたいもの

昔は詩人になりたかったけれど
詩人はかつて憧れたほど美しくはなかった
人間の臭いがする生き物だった

そうさ
この世 ....
一体あなたは何をどうしたの?
いつまでたってもその安っぽいマスクを外さない
かといって黙って僕の前を去っていく訳でもない
なるほどたしかに曖昧だね
だけど正直、これはこれで困ってしまうよ

 ....
和泉 誠(209)
タイトル カテゴリ Point 日付
文書グループ
おすすめエッセイ集文書グループ06/1/13
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投稿作品
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