家を出たのは君から逃げるため

明滅を繰り返す黄色い信号を横目に
僕はまた歩き出す

桃のにおいがする水を買ってから
部屋に戻ろう

遠くでトラックがはしっているような
そんな音を聴 ....
久しぶりに
この視界に入るものすべてを壊したくなった。

木を1本、蹴り折った時に思い出したけど、
それはあんまり楽しくないんだった。

煙草でも買いに行こう。
僕の命より大事なギターをかばって死んだ君は
いつまでも僕の心をしめつけ
はなさない


君の無邪気な笑顔から逃げたくて
家を飛び出したけど
遠くに行くこともできなかった

君に守って ....
精一杯がんばってもこんなもんさ

人に頼るより一人でやったほうが早いもんさ

腹いっぱい食べたら動けなくなるもんさ

歩いてたって棒には当たらないもんさ

8割できてれば上出来なもんさ ....
走ってるね

そんなに急いでどこいくの?

かわいそうに

泣きそうな顔してるよ

お腹がなってるよ

朝からなにもたべてないの?



止まって振り返ってみてよ
君の足 ....
少し休みなよ

話したくないことは話さなくていいよ

豚の入ってないただの汁でもおいしいよ

無理して仕上げた仕事にはミスがつきものだから
急がせるアイツが悪いのさ

寝てもいいよ
 ....
余羽(6)
タイトル カテゴリ Point 日付
夜の散歩自由詩306/1/31 2:14
記憶自由詩106/1/29 22:28
償い自由詩105/12/22 23:06
もんさ自由詩1*05/12/21 23:29
忙しい自由詩005/12/20 22:56
あのさ、自由詩305/12/17 15:56

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