毎日、あたしは金色の坂道をのぼるの。
街路灯とごみ箱と赤い自転車。
あと、あの小石とダンボール。
と、あたし。
長く長く、伸びた、かげ、たくさん。
小さく伸びた、かげ、ひ ....
見上げて 見つけた分だけ星が
あたしの胸に 落ちてくる
ゆっくりと 胸から背中へ抜けてく
その度に あたしの体温は減ってくようで
意識はあるのか ないのか
このしびれは ....
0:00 a.m. あたしは二時間 空を飛ぶ
涙は星に変わって ため息はやさしい風に
祈りは深く 月よりもつよいひかりで
いくつもの希望を 空へと導く
夕日は左ほおを見上げて
キレ々の雲は背中へ散る
カワいた地平をバイクは先知れず
細く小さな影にはふたつのナミダ
つよく、強く
強いこころで ふたりはトキ々 笑う
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