スピリットを
食べる音が 
きこえるか?

石の 草の 道路の
スピリット
家の 屋根の 空の
ブルー

スピリッツに
あふれる色が
見えるか?

スピリット

じゃーん ....
それら
捨てなきゃいけない
ときがある

大事にして
自分を
上手に騙して

どうして
こんなところに
わたしの足が

わからないんだ
振り返っちゃいけない
もう泣くな ....
片腕ここに
置いていくから
忘れないで
きのうのこと

そうか
はじめて
きみの夢を
聞いた

もう
これで
おしまい
夢のような日

風が
冷たい
雪は深い
 ....
星が キレイ だった

ひさしぶりに ジャンプ

地球を すこし 蹴りとばす

そう この感覚だ

冷たい風と すれちがった

今日は いちだんと まるい夜空だった
朝 目覚めたら 雨が降ってる

←のほうに いるよ
 
超満員の電車 うんざり

ナナメうしろに いるよ

自販機で ジュース買う

裏側に いるよ

バイトの時間は ロボット ....
ドナルド北京ダック は かなしい
おしりにストローさしこまれ
ぷー ってふかれる
ぷー って
肉と皮がバラバラになーる
干されます
それからね
油をかけながら
焼きまーす
この技は
 ....
たとえば
昼の商店街を
そろそろと歩いていれば
思いもかけない
ありふれた日常が
ふと新鮮に映ることがある

八百屋のみかんが売れ残っている
床屋は暇そうに新聞を読む
居酒屋は閉まっ ....
じいさん
また戦争のはなし
チョコレート

ぼくは
イメージを喰らう
足のうら

火の雨が降る
ひゅうって
紅い空

熱くて
真っ黒な死体
水のない川

ぷかぷか流れる ....
部屋に入ったら
はげしい眠気
ふらふらと
たおれる

クタクタだ
へとへとだよ
つかれちゃった
もうねむる時間だ

太陽が壊れちゃった
月も隠れちゃった
季節はなくなる
ゼッ ....
2006年の寒波
窓の外で

え?
7人死んだ?
こんな都会で?

ぼくはほら、Tシャツで生きてる
窓の{ルビ中=うち}で

息の根も凍る−38℃
窓の外で

え?
寒さで ....
小雨の降る
空 アスファルト
むせるような靄の海辺
ぼんやり映る高層ビルの影

折れた朝刊
冷たいサンダル
白い息を吐いてみる
雨の中へ千切れてゆく

コーヒー
砂糖 
ミルク ....
僕が
だれかの人生の
登場人物なら
脇役がいい
ほんのワンシーン
たった一言だけ
出番がある
そんな
脇役がいい
それが
憎めない
悪役ならば
なおのこといい
おばさんちに行ったら
けんたがきて
ピーちゃんって言った
おばさんはコラーと言った
そして
けんたは
ピーちゃんだもんって言って
おばさんは木のくまでぶった
たぶん二百千キロぐらい
 ....
知らない人が書いた
解説付きの世界なんかを
ぼくは鵜呑みにしない

たくさんの人たちが
信じきってるデタラメを
真実だなんて思わない

ヌードの女も
どこかでの戦争も
有名人のスキ ....
 ピアノに置いてあった 五線譜のうえに
  「  す き  」
 って 書かれてた けど
 音符がなくちゃ なにも弾けないから
 ぼくは きみを抱きしめたんだ
ひさしぶりに見た横顔は
新宿のそれとよく似ていた

声に出さずとも
互いの過去ならよく知ってる
「あのころ」なんて言うその眼は
あのころとはもうだいぶ違う色をしてる

いつも遠くを見て ....
世界をつくっただれかさん

こんな俺にも
きっちり終わりがある
ありがてえけど迷惑さ

こんな俺でも
セブンスターが吸える
うまいけど確実に毒だ

だれかさん 放任主義にもほどがあ ....
でもやっぱり
「あなたに出会えてよかった」
って誰かに言ってもらえたら
それだけで
(ああ、生まれてきてよかった)
って思うよ
「きみの書く詩は、うーんと、なんといったらよいか困るなあ。
はっきりいって、わからない。
テーマはなんだい?
『これを伝えたい』っていうような。
ないのかな?
まあそれでもいいけど、そも ....
ひだりの小指がなくなった

寒かったから
すこしだけ
ウォッカを飲んで

それから
アヴァンギャルドなんて
もう死んだよって
だれかが云う

いつかレコード屋で
聴いたような
 ....
こちらに居並ぶ哲学は
精神的な遺産ではございますが
いまとなっては
ちんちくりんでへっぽこりんな
記号のあそびでございます
お使いになるのは自由です
歌となんら変わりません
小難しいこと ....
おお おれは金が好物さ
資本主義シャなんだよ
銭っこくれりゃ 小躍りするよ
なたり〜ってな
ナタリーってのはダレだい?

くだらない詩が大好きさ
にひリストなんだよ
もっともっと
具 ....
今日も飛べない僕がいて
群れなす鳥のかげを追う
いつからこんなに遠くなったの
きっと翼があるのなら
そんないいわけ胸に焦がして
雲のむこうに誰が待つ

空の色がゆれて
風にのって流れる ....
黒い土が
赤く燃える 
地獄の苦痛
ゆるやかな破滅へ
気付かぬうちに誘う毒は
振り返るころ
笑うだろう

我々は
選ぶことができる
進歩の究極は選択である

生きる者の奢りもま ....
パパからもらった クラリネット
質屋に入れて ガス代払う
とっても大事に してたのに
涙も出ない おれがいる
どうしようもないよ もう

ああ おれが悪いよ ばかやろうさ

夕陽が ....
空が晴れてたらそれでサイコー
自転車 ペダル 
甲州街道沿いを走るうー

ヒュー
冷たい風が
懐かしいぜ
排気ガスのにおい

おい!
どんどん行こー
どんどんウィコー

線路 ....
おれの名前はニコライ
ニコライ・アンドレーエヴィッチ
ありふれた名前だが
おれは気に入ってるんだ

車輪の付いたこの板
なかなかカッコイイだろ
走り心地もなかなかだぜ
まあ腕は疲れるが ....
「に、にがい、苦すぎる!おい、なんだこの料理は!」

「あら、そう?あたしは甘酸っぱくてすきよ、この味」

お客様、
そちらは『思い出のソテー』でございます
お客様の舌によっては甘くもなり ....
食後のデザートはいかがいたしましょうか?

「ポエムを、とびきり甘いやつをたのむよ、あとはパティシエに任せる」

かしこまりました
やさしくしたら
「うそくさい」
自然にしてりゃ
「わからない」
受けをねらっちゃ
「つまらない」
黙って聞いてりゃ
「冷たいひと」で
口をはさめば
「わかってない」

しばらく会 ....
馬場 こういち(64)
タイトル カテゴリ Point 日付
ぱ!自由詩306/2/3 15:39
出発自由詩406/1/25 22:27
さらばモスクワ自由詩206/1/25 9:22
夜道未詩・独白106/1/24 8:12
いつもいるよ自由詩306/1/23 4:46
ドナルド北京ダックの憂鬱自由詩106/1/22 21:09
散歩自由詩406/1/22 7:06
隅田川自由詩406/1/21 22:53
ねむり自由詩206/1/21 3:46
ボーダーライン未詩・独白106/1/20 23:26
折れた朝刊自由詩206/1/20 8:43
_未詩・独白106/1/19 19:12
ピーちゃん自由詩206/1/19 16:10
リアルの値段未詩・独白206/1/19 12:38
dolce未詩・独白006/1/18 23:18
グラスを見つめるように自由詩306/1/18 19:10
エゴブロック自由詩306/1/18 2:18
意味未詩・独白206/1/16 21:51
T教授研究室散文(批評 ...106/1/16 17:15
雨の降る路地裏で自由詩506/1/16 6:14
カロリー思想自由詩006/1/16 2:56
ジャン・ポール・猿取る未詩・独白106/1/16 1:28
つかれたうた自由詩406/1/16 0:39
悪魔の文明自由詩306/1/14 12:44
夕暮れのクラリネット未詩・独白106/1/12 19:15
あの川のむこうに自由詩206/1/12 13:50
負傷兵ニコライのこと自由詩406/1/12 9:12
詩人の集まる店未詩・独白206/1/12 7:18
五つ星レストラン未詩・独白106/1/12 7:02
前略 N先生へ未詩・独白0*06/1/11 14:41

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