あなたの知らない
闇の中で
私はようやく
脈が戻る

あなたの知ってる
日なたの目は
糸が垂れ下がり
鼓動を打つ

孤独

見えない力で
私たちは微笑み合い
そして泣くんだ ....
見えなくて目を開けた
天井には星が貼ってある
私は部屋に居て
一人で窓を見つめた

でも私はあなたを見て
自分が少し分かった

心の声を聞いたときに初めて
ああ あなたが好きって思っ ....
少し眠れなくて
涙が伝う夜
私を見て
悲しいよりもひどい有り様
何もないの
あなたが去った後には
何も…


怖い夢を見そう
幸せな夢も
目覚めたなら
悲しいよりもひどい有り様 ....
薬漬け

涙は溶けてく

生死をさまよう平常心

壁と何を喋ろう


一番堪えるのは

「孤独」

何よりも

この体の状態よりも

「孤独」


階段は後ろか ....
「私暗い歌がすきなの」

「死ぬのとか、別れるとか、血がどうとか、イケナイ関係とか」

「だってむかつくじゃない」

「幸せいっぱいでそんな色しかない曲なんて」

「耳にするだけでうん ....
私はピンクのハートを描きます

ハートは口紅で描きました

口紅は全部使い切りました

家の誰かがもったいないって

自分のポーチに入れる前に


あのお店で私は

ピンクの ....
私の眠剤は

胃の中の闇に溶ける

ふかーい

ふかーい

闇に溶ける



私の眠剤は

広げられた風呂敷を

四角くたたんで

明日へ持って行く

のこのこ ....
私は尖っている

ある面はつるつるのまんまるなのに
いつも微笑んでいたい 
という願いが
そこにはある

ざらざらと大きくくぼんでいるところもある
このくぼみは
がっちり滑らないよう ....
今、あくびをしたのは誰だろう

今、勉強の途中で灯油を入れているのは誰だろう

今、ボブ・ディランのCDを聞いているのは誰だろう

今、足のむくみに気づいたのは誰だろう

今、明日は7 ....
拙い足で
震える声で
何か強く刻まれて

私は死んだの


泥にまみれ
涙も出ずに
空にしらけていた

私は死んだの


歩いた道に
意味だけ探し
むしけらのように軽く ....
パパ

テレビじゃなくて

あなたの息子に微笑みをあげて


わたしは大きくなるにつれて

あなたが絶対に正しいわけじゃないと知った

パパ

あなたが頑張りすぎてること
 ....
君のレンズが優しくなれば
世界は優しく見えるはずだ

僕の幸せが幸せを呼べば
世界はその時幸せを辿る


そんな勝手なやり方で

呼び起こせ

波紋を起こせ

色あせた世界か ....
あなたがいないので
わたしから
そっと心を寄せます

きっと会うときは
言葉を言うのが待てないので
抱きしめてから言います

「わたし 今日誕生日」

こんなに幸せに思うのは
わ ....
言葉に飢えている
拾い上げたものも落とした
希望に飢えている
見下ろした空を裏切る

赤い風

ただ
ただ
会いたくて
抱きしめたあなたが
棘を纏っていても
傷ついても
明日 ....
どうしてあなたがいるのですか

どうして私に光を射すのですか

どうして木陰の、あなたの隣の席を
私にくれるのですか

どうして希望を与えてくれるのですか

どうして星を教えてくれる ....
この気持ち
如何表して良いのか

言葉など遥か越えた所で
あなたと出会った

そしてありきたりになってしまう
「ありがとう」

でも略してる

「ずっとずっとありがとう」
 ....
私は今日あなたがくれた食べ物を食べた
あなたが買った音楽を聞き
あなたの運転する車に乗った

味わう舌は
足先のリズムは
助手席からの笑い声は

わたしのもの。

ぼさぼさの髪型を ....
ANN(47)
タイトル カテゴリ Point 日付
トビラ自由詩006/5/20 22:45
あなたの影自由詩006/5/8 0:16
不安自由詩006/5/6 23:41
白い箱の中自由詩006/5/2 23:03
彼女のすきなうた自由詩2*06/4/16 17:50
ピンクのハート自由詩306/3/30 1:30
私の眠剤自由詩2*06/3/28 0:47
_自由詩6+*06/2/16 15:10
いま自由詩2*06/2/3 0:51
私は死んだの自由詩106/1/28 0:14
_自由詩306/1/26 22:05
簡単な世界の変え方自由詩106/1/24 22:45
出会った全ての人へ自由詩006/1/24 1:37
君へ走る言葉自由詩106/1/23 22:27
この春自由詩106/1/22 1:33
受信自由詩106/1/21 1:00
弱者自由詩406/1/19 3:20

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