からまる程
切れない
都合良く
ほどけない
端からは
見苦しい
二人の結び目
科学を現実とすれば
こんなに身近にありふれる
非現実な答えを
眼をとじて
信じあえれば
救われる
そして
足下から
スクワレル
反応に慣れた時代で
敏感に侵され
シンプルな伝達は
優等生の証
赤か白の旗を
挙げ続けなければ
故障とみなされるのに
疑問が鳴り止まない
流行らない ....
はみだした色が
気にかかる
言いたくない言葉
かけてしまう
いっそ塗り潰して
ぐちゃぐちゃに
塗りたくって
もっと大きな
絵を描こう
今度は二人で
丸を描けと言われれば
本気で書いても まん丸には書けない
それでも角がなければ これは丸だろう
少し横にひしゃげた丸 僕はこんな人間です
まん丸が描けないのには
僕なりの理由と言うか ....
デッサンどおりに
造れないかたちを
君や何かのせいにしたり
いっそ壊して造り替えたい
嘘だけど
まんざらじゃなかったり
そんなもんだって
わかってるけど
君の口から聞き ....
定まらない音源
決めきれない想い
自分の声が近過ぎて
諦められず
耳をかたむけても
止まらない想いに
重なって
言うべき言葉も
声にならない
言葉にたよらず
お金にたよらず
繋がってるなど
過信は禁物
めんどくさがらず
飽きずに慣れず
付かず離れず
受信感度に
チェックを入れる
わざとらしい
会話なら捨てて
いっそ言葉は
剥ぎ取って
伝わらないのを
当たり前とするなら
解り合ってる
二人だよ
どちらかといえば
押し付けた印象が
今更キツクて
つま先痺れて
かかと下ろして
怖くて伏せた顔
ゆっくりあげて
たいして変わらなかった
落ちた視界が
どうしようもなく
恥ずかし ....
友達以上の
ラリーが続く
初心者の振りして
ロブ上げるから
そろそろスマッシュ
決めてよね
君をいつも
包んでいたい
君を縛りつける
気はない
一番傍に
感じて欲しい
ちょっと危なっかしい
雰囲気は残した
その半径を
もとめなさい
嘘つきだったのは
きみじゃなくて
君がいるだけで
なんて言った
ぼくのほうで
燃え付き落ちる隕石は
決して願いはかなえない
知ってて願った
....
見上げる空は
はるか広く
視界のすみには
そびえ建つブロック
壁際を歩けば
自由でない事を知り
どこまでも続く壁に
それでも世界は
広いのだと知った
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