*
あ どもども 見知らぬ皆さん こんちくわ
えっと ヨルノテガムと申します てへ
この頃 何か映画批評のようなものを書きたい と思ってまして
何か ズボラ ....
雨の日は布団を首に巻いて
死にませう
雨と 雨の。
いたずらな溶解に聴力を奪われて
雨 雨 雨の仕草をマネて眠り
雨の日の首の ....
ゴミが鳴ります
それは骨のコツコツと鳴るです
押し広げられたのは花です
天に届く花です
怪奇がギャ―ギャ―飛び去るのを追います
足の親 ....
笛を吹いて
雲海を渡る
太陽ばかりの空を旅した
何処かの山肌を眺め
草原は遥か
笛を吹いて
湿原の広がる
空を反射させる光の伝言を ....
骨のコツコツ鳴ります
糸の編むように眠ります
サバ缶とサケ缶の区別はつきます
お尻から椅子に座ります
迷路の続きにまた迷います
....
捨て猫あいさつしない
ビール缶から雨水こぼれた
扇風機の首が折れる
夜が地べたを這っている
高層ホテルが墓石
夜中が地下を新たに作 ....
ゆするくんが席をゆずった
ゆずる君が席をゆすった
ゆするくんが席をゆすられた
ゆずる君が席をゆすり受けた
ゆするくんがゆずる君を揺する
その順番をゆずる君 ....
チョコレートをショコラと
言いつづける店員に隕石、そのころ
モノリス(不思議な扉)に触れたロボットは
しゃっくりに悩まされつづけ「考え」を考えるように ....
おもちゃに耳打ちする
バ
Tシャツ脱いで食べた
ウ
政治家に塩コショウしたいっ
ム
枕がどら焼きだった
ク
幽 ....
のっぴきならないのっぴ―のような
蛙の声が雨音にまぎれるような
御飯、パン、御飯、パンのような
星空がスイッチのない電灯のような
ゴミの日のカラスの合 ....
――これ、パン?
ううん、それ、にぼし。
――あれ、パン?
いや、それ、にじる。
――じゃあ、どれ、パン?
うん、そこ、パリ。
....
この映画の胸騒ぎ、ドキドキする感じとは何なのだろうと考える 「作者の考えだけではないという感じ」が意味するものとは・・・・・それは話の筋に靄(もや)のように横たわっている〈偶然 ....
娼婦(パスミルダ)に憧れる少女を今まで見たことがなかった 少女は年上の男たちを可愛いと思えている 援助交際して稼いだお金を友だちとのヨーロッパ旅行へと積み立て、思いを馳せる こ ....
美しいものを美しいままに
取り残すようなことを
宇宙の足音は気づきもしないだろうか
女の美しい笑顔、優しい裸体、
キマッテル髪型、照れる恥じらい
....
*
ギターの弦をはらう (音が鳴る)
柄(ネック)をたたく(音が鳴る)
ギターの腹を起こす (トントン)
背中をひっくり返す (ふくよかな音が)
響 ....
*
清流の待ち合いに幾重もの波状揺れて
なだらかな境界は 水映えの記憶
黙念とした水の浄土、晴れ渡る透明の乱反射
H2Oの棲み家 笑って消え去る
変容が ....
――――ヨルノさんと詩を巡る旅
あ どもども こんにちワンワン
えっと 先日の日曜 大阪の万博記念公園という所に初めて行って来ました 知的障害者のガイドヘル ....
あ どうも こんちくわ
今日 たまたま大阪茨木市にある川端康成文学館という所に行って 知り合いの絵描きさんが個展をしていまして搬出ついでに 特に興味も持っていない川端康成の資料館を覗いてきました ....
脱ぎさしの服、腕足の長さ分ペッタリ閉じ
丸まったそのカタマリ。混ざり。
読まなくなった絵本。何冊も
埃をかぶった小物たちは残り物の中の残りもの
隠れるのは季節外れ ....
唇の裂け目から
こぼれ落ちゆく食べカスやら幽霊やら、
その一部始終をキャッチする
雑踏の肩と肩とをすり抜けていくのはジュゴン、
あ ....
運動会に
宇宙船の円盤が降りてくる
雲一つ無い快晴の空に
組み体操の人々の束が
何らかのメッセージを
送っていたのかもしれなかった
しか ....
阿呆が口をあけてひと言「お豆まめまめ
泣けてくる ああ 涙なみだの足の裏」
大きい立派な屁をこいて鼻くそ耳くそほ
じって湯冷め、うんとこどっこい坂道を
声を出 ....
爽快おにいちゃんがパンツを流した 快進撃おとうとも
パンツを流れる 飛び出す春につぼみは月膨らみガガガ
ガ―と来てプププゥと 貨物列車は芽吹きアンテナ一本
二本を ....
嘴(クチバシ)の殻が割れ 稲妻とも都心の電車網ともつかぬ
亀裂が走る いや、ネット網、電線、ケーブル、
光ファイバーの中を羽ばたく一羽の分身、bird、そんな
スペル、レ ....
花
匂う(少女の)
匂う(少年の)
街にはアナタたちが息づいてイル
人は時々に氷のように
輝き消え、溶け、反射し、再結晶し
揺れ、 ....
『 キミはモワっとしてる 』
キミはモワっとしてる
モワっとしてるよ 素敵さん
だから
さりげなぁ―くて
あたまよぉ―くて っもっ
ホント ....
砂漠の挨拶は 『毒虫さえ 愛しくなる』
シャーマンの言葉は
南中へ向かえ 宇宙へ向かえと 空を指した
ジリジリとラクダは小さく歪み
されこうべは第二の太陽として光り
せめて ....
朝、おおカラスがうるさく叫ぶ
ききききょうはだからして
萌えるゴミの日なのであるのですますよ
オホホホのよるから目ざめて
オホホホのふゆは
鉄塔的な存在感 ....
羊が頭の中で時計のねじを巻いている
ドアをノックすると
卵の殻製だったので
割れて白身が溢れた
空気を舐めると舌にからみついてくる
空気の輪郭 ....
わたし詩が好きよ
だって好きなこと書けるじゃない
雨、雨が降ってきた
上がったわ、な―んて虹、虹をかけたワ
夜なのに午後って言ってみたり
わ ....
ヨルノテガム
(292)
タイトル
カテゴリ
Point
日付
映画 北野武監督作 『Dolls』 の黄色い車〜〜〜
散文(批評 ...
2
10/10/7 1:30
雨の
自由詩
3
10/10/5 4:05
泣き虫はいません
自由詩
2
10/9/18 9:51
笛吹き
自由詩
2
10/9/10 4:02
道を渡って、手を振る
自由詩
2
10/9/7 2:38
ジャスタ モメント
自由詩
1
10/8/29 14:18
【文字における】 ゆするくんとゆずる君 【リズム感】
自由詩
3*
10/8/22 9:11
しゃっくり第七星雲
自由詩
2
10/8/17 2:49
バウムくんからク—ヘンさんへ
自由詩
3
10/8/12 0:14
あれ、つまり、その
自由詩
4
10/7/23 4:07
これ、パン?
自由詩
1
10/7/7 5:02
キム・ギドク監督 『サマリア』 〜〜ヨルノさんと詩を巡る旅 ...
散文(批評 ...
3*
10/6/20 1:32
キム・ギドク監督 『サマリア』 〜〜ヨルノさんと詩を巡る旅 ...
散文(批評 ...
3
10/6/17 4:47
宇宙空間、眠る庭園(おとなと子どもの宴)
自由詩
2
10/6/10 14:35
宇宙空間、眠る庭園 (原始と死)
自由詩
3
10/6/6 2:19
宇宙空間、眠る庭園 (部分)
自由詩
1
10/5/27 4:19
ヨルノさんと詩を語る 掲示板へ to go!! になる予定 ...
散文(批評 ...
5+
10/5/19 4:47
ヨルノさんと詩を語る 掲示板へ to go!! になる予定 ...
散文(批評 ...
2
10/5/15 5:17
物と言葉
自由詩
0*
10/5/1 4:00
人形と歩く
自由詩
3
10/4/17 0:33
モンスタ—
自由詩
3
10/4/15 2:39
静寂やら混沌やら
自由詩
2
10/4/10 9:40
おパンツ伝説 ムレムレの章
自由詩
1
10/3/27 6:53
高熱でうなされた鳥が見る夢
自由詩
0
10/3/23 5:34
【A】 幸せにしてくれてありがとう 【B】
自由詩
1*
10/3/10 22:32
キミはモワっとしてる
自由詩
1
10/3/5 9:34
眠りの子は/詩片/乾いた海のような/詩片を好んだ
自由詩
0
10/2/21 8:08
うちうの生活
自由詩
0
10/2/12 18:45
ねじのお尻巻き
自由詩
0
10/1/31 0:24
ワタクシ詩が好きよ
自由詩
2
10/1/26 18:34
1
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3
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0.37sec.