きつねの面の皮をはぐと
彼女の顔はしみったれて
ぼんようになった
赤ら顔の飲兵衛で
ざるのように酒を浴びた
あるいはサルだったのかもしれぬ
きつねの面にだまされて
ひとめでほれた ....
君に何か言おうと笑ってみても
なにもできずに
僕ら、気づかっていても
たがいの距離が量りきれない
遠く、目に見えぬ明日
不安だらけで少し苦しい
この夜を飛び越えて君に
会いに行け ....
ちゅうさんて
なんのことかっちゅうと
あんまよくわからへんな
えらい飲べえちゅう話や。
ちゅうさんチューチュー言うてるから
おまえ鼠にでもなったんか?
て聞くと、ちゃうちゅーねん。
中年 ....
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