あなたの笑顔がどこか寂しげに見えて
あなたの笑顔がどこか嬉しそうに見えて
でもやっぱり疲れてるみたいで
そうこれを複雑っていうんだ
夜の帳が下りる頃
指先のササクレが気になって眠れな ....
今日教室の黒板を見たら
あたしをふったやつがこんな事書いてた
『恋は惚れさせた者勝ち』
とうとう調子に乗ってしまったか
浮き足に気付かずに
こうやって春はやってく ....
にゃーにゃーにゃーにゃー
今日の朝飯何かにゃー
朝飯なんざあるかいにゃー
今日の夕飯何かにゃー
魚屋の主人にねだったろにゃー
ノラのおいら達にゃキャットフードなんか贅沢にゃー
マグロの ....
足跡つけて泥の塊は砕いていけ
ドーンダーンドーンダーン
地面に根を張りながら
根をはがしながら歩くんだよ
そう、完璧にひっついちまう前に足上げるんだ
コンクリートばっかりな世の中だか ....
海に沈んだばかりの太陽を忘れ始めた頃
一番星が綺麗だね、
これから盛り上がる都会{ルビ都会=まち}を避ける
アルコールもカフェインもいらないよ
ホールじゃなくてブースがいいんだ
暗闇 ....
みっつ数えて
1・・・
2・・・
3・・・
そして深呼吸
ため息吐くみたいに
ココロから出てくるシャボン玉をパチンって割るの
そうするとね ....
なぁんだかさぁもうちょっとこう…
違うものが欲しいんだよね
こだわったらとことんこだわらなきゃいけないと思うし
だからプラスチックやアクリルよりも、ガラスや陶器だし
普通の金色や銀色よりも、い ....
今日も行かなきゃ…めんどくさぁ
ぅん。こんな日はさぼっとけ。
お昼ご飯はローソンで
レタスサンドとボルヴィック
あとプリングルス食いてーな
バック持って
ポケットにオーディオ突っ込 ....
ずるずるって麺をすすると
体がポカポカしてきて
…あー鼻水出るー
ティッシュくれ
勝手な行動とるものだから
自分も相手も傷ついてる
何もしなきゃ傷つくこともなかった
何もしなきゃ傷つけることもなかった
結局どうしたらいいのかわからなくて
動けなけなくなって
何度 ....
見たこともない黒い服来た人間が
後ろから追いかけてくる
銃を乱射してくる
はぁはぁと息をつく間もなく
私は走って 走って 走って 走って
あ あし 足が
上が ら ない
....
静か過ぎる朝6時
テレビを付けてニュースが流れる
寝ぼけながらも冷たい水で顔を洗って
朝ごはんは絶対シリアルにオレンジジュース
たまにリンゴかオレンジがつく
牛乳でびしゃびしゃになってシリア ....
あなた今日もお疲れさま
お風呂わいてるわよ
ご飯が先?
…そう、じゃあご飯温めとくね
今日はどうしたの?
へぇそんな事が…
嫌だわねぇ、あなた負けないでね
でも無理はしないでね
....
髪がサラサラとなびいて
あなたの香りが鼻先をくすぐった
俺はあなたに恋をしていた
あなたに憧れて
あなたを好いて
あなたを愛した
ただあなたはそんな私を嫌がった
だからもうこ ....
たまに欲しくなるんだ
何もない暗闇
狂ってしまうんじゃないかって位のね
その中たった一つだけの音楽
他は何もいらないんだ
一つだけでいいんだよ
いないね
どこさがしてもみつけられない
かくれんぼ
近所の小さな神社にて
裏は空き地と崖
廃材の置き場小屋の屋根に登り
社の床下にもぐりこむ
蜘蛛の糸がかかるのも気にせずに
手 ....
叫んで暴れても灰色のまま
春乙女の恋物語
桜色の染められた頬
いちごがとても気持ち良く薫ります
花のように ふわ ふわりと浮き足立つ
風船は菜の花色でまとめてカゴに付けたら
アルプスま ....
ドンヨリした空が晴れてくれないかな
我慢出来なくなって僕は外に出た
歌って 歌って 少しでも美しい声で
少しでも聴いてください
いや聴かないでください
自分の声に酔いしれる以上に
孤独 ....
桜が 水仙が すずらんが
もうすぐほころぶであろう梅の花が
咲くのを待っています
ほら、あともうちょっとで雪が溶けて
山から降りてきた水が川に混じって
キラキラと水面を揺らし始めるよ ....
カカオバターが 溶けて 溶けて
トロトロしてきたら
分離しないように定温でグルグルと混ぜていく
おいしくなーれー おいしくなーれー
コンデンスミルクの甘い香りが
溶けて 溶けて
だ ....
幸福のしょーこですね
ご飯たーくさん食べて
ぐすーり眠って
そしたら口の端からペロペローって
流れてましたよ
やっぱ米ってうまーいっす
ごっちゃまー
柔らかな風をカーテン越しに
人肌位の温かさ
体に沁みこむようなお茶の味
ピアノ ギター 澄み渡る歌声
これ以上ないって位に幸せなひと時が
一人でいる今のあたしにあるような ....
ねぇ あなたとあたしの間には
運命なんてものあったのかしら?
ただ互いに気が合って
ただ互いに寄り沿って
ただ今日別れてしまう
それだけの仲じゃない
運命なんて信じてないあたしだから
....
柔らかい空気の波間に
揺られて待つその時間が
ゆったりと長く感じられるのは
湯気立ち上るコーヒーのおかげか
めずらしく夜明け前に目覚めたからか
夕べは ....
人に会って自分が目を覚ます
何をやっているのか どんな格好をしているのか
少しボーっと眺めてみる
何も買わないけれどね
品物が配列を鑑賞する
ショーウィンドウが舞台
流れて ....
何でもない 何でもないんだよ
少し泣きそうになって
目が赤くなり始めてるけど
風邪ひいただけだから
熱っぽいだけだから
気にしなくていいよ
バファリン飲んで寝るから
大丈夫だから ....
きぃ・・・・・・・きぃ・・・・・・・・・・
ゆ・・・・らゅ・・・・・・ゅら・・・・・・
ゆ〜らゆ〜ら 大きなゆりかごの中のあたしは
とても小さく 仰向けになって浮いている
....
いちごのツブツブに虫が住んでる
人間がいつまでも食べないで
残しておく時に
イチゴ虫は一斉にカビを生産し始める
それまではツブツブの中で成虫になるのを待ってるんだ
イチゴ虫の幼虫 ....
言いたいコトは山ほどあるんだよ?
例えば
あなたがあたしのコトを苗字で呼ぶから
今度会った時からは名前で呼んで とか
今度のヴァレンタインさチョコ欲しい? とか
あなたが ....
氷の破片が体中に刺さってくる
そういう状況なのに
玉虫色の輝きが
…あぁほら、また流れてく
あたしが願い事を唱える前に消えちゃわないで
そんなに急がないで
願いごと ....
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