恐怖は予感の中にある
また希望も

子供たちよ
お前たちは予感に満ちている
予感とは芽
野放図に枝はりめぐらせる巨木の苗木
声ほとばしるとばぐち
かき鳴らされる開放弦

お前たちは ....
禍々しきものの陳列された
地下室の展覧会で
私は魅せられながら
それでいて
不安に震えて過ごしていた
と、階段を昇り窓の外には
緑のなだらかな起伏が広がる
妻と二人の娘が手を振っている
 ....
小さくてかわいそうな君の窓を
容赦なく風が鳴らす
びくつくな
真っ暗な窓に映った君の部屋には
君でないひとの姿があったのか

君は昼すれ違った人々の
幾百の息の匂いに包まれるような
寝 ....
tkstkmt(3)
タイトル カテゴリ Point 日付
予感自由詩106/3/8 0:50
家族自由詩0*06/3/1 23:32
サボテン哲学自由詩1*06/2/25 23:53

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