第七章

 ガテン系という言葉は都合がいい。なんとなく、その言葉一つで全てが眼に浮かんだきになれる。

 ガテンには接客業も掲載されているのだから、ファミレスで働いている連中もガテン系ではある ....
焦点を合わせることが。
ことがぁ。
がぁ。
ぁ。

大事・大事・大事

イッチャン大事
一大事

がぁ。大事。

ちょっと前のニンゲン達にね
焦点を合わせるって言ってもね
 ....
ホンジツの
サービス残業は
終了いたしました

オイラ、
正規雇用やったことないんで、

サービス残業なんて

そんな虚ろな世界で
生きたことないから

まあ、こんな風に
ス ....
「ああ、まあ、前回来た時は、カルダモンとシナモンのミックスを試して。」
「はい。」

この娘は、なんか前回の二人と違って、生真面目すぎて重たい。

「うんと、今回はカルダモンとミント。試そう ....
第六章

話を変えよう。現在に戻す。
結局、終わったことはそれまでのこと。
まあ。
疲れたな、正直。
ヒトを避けていたわけではないけれど、そんな風にワザワザ自分から避けたりしてきた訳ではな ....
第五章(小休止)

香取神宮でのデートがボクの中では
キミとの初デートで、

成田山は、なんていうか、
デートというより、
友達と待ち合わせだったから。

キミが紺色のショールマフラ ....
生傷たえないコドモでした

一番深い傷は

公園の看板チューガクセイがぶち割って

その枠だけあって

その枠にぶら下がって遊んでたら

手ぇすべらせて

そのネジで

フ ....
今日はチャラだけで。

チャラの誠実を耳に、

歌います

この曲

はりきっていってみよう

みはてぬはてのぱらだいす

作詞作曲編曲戯曲


by Know Bodi ....
第四章

二歳年上のイトコが
「オレの一番は紅の豚だ」と
映画ツウなジブンの生き様を語り始めたのを聞きながら、
「また観ないといけないな。」と頭にメモしていて、
理由を訊かないボクの鈍さに ....




京成上野







キヨスクで傘を購入
4年ぶりかな電車乗ったの。







ガム買い忘れる
一段抜かしで、階段のぼって



 ....
その根本?根本で受け入れていないコンプレックスをまず受け入れてみれば?と昔、真顔で言われた。

誰になんて訊いてくれるな。

その根本?根本?根本のコンプレックス。コンプレックスってゆうのはコ ....
第二章

「アタリメもじつはファミマがちょうどいいんだよね。」
「え、そうなの?」
「あ、ココよって買うの、ネエサン感じイイから、だから。」

「そうなの?」

そうやって、上目づかい ....
第一章
 
今年の正月前後の二週間、
心の中を台風が通り過ぎて行った。
 
去年の秋、
正しくはその前の秋に。
仲間の離婚のお陰で、
呑みにも乗る気になれず、
家飲みの癖がまたぶり返 ....
デフレ世代の
トップランナーが

昨日

いったそうです

とてもとても
まじめなおとこ


とてもとても
まじめなおんな


まじめで
ぶきような
おせっくす
 ....
映画をかくために
あなたが
しなくてはならないこと
とのタイトルなので
とりあえず
読んでいいのか
なぁ・・・うん。
と思いましたが
TOSHIO OKADA推薦なので
アマゾンで買 ....
ズンズンずんと行きましょう。

2018重たいノートパソコン
カタカタと


タブレットではね
文字の感じが変わるよ


明けましておめでとうございます

今年はさっきの
 ....
ずっと

一緒にいたいと
思っています。

おしゃべりしてると
ずっと。

眺めてると
もっと。

ははっ・・・。

なんだかな、
なんだかね。

こういうのは
危険 ....
鏡は嘘をつくようだ

お風呂に洗面所があったから
引っ越す前だ

団地の頃だから
たぶん小2とかそのくらいの頃

「なんでボクはボクの中にいて
 アイツはアイツの中なんだろう」

 ....
ナニかしたいと
思っていました

ドコかに行きたいと
願っていました

ナニか出来たら
ドコかに行けたら

でも、とまた区切り

ずっとナニもせず
ソコで丸まっていました

 ....
メモパッドに
鉛筆で書かれた
花の落書きは

昨晩かその前かに

パソコンを眺めながらした
暇つぶしの
隙間つぶしだけれど

時と光と
このテーブルに座った
数人のヒトの気配に ....
傘と長靴の下校時間

ピンポンパンポン

市が丁寧にもまた
不審者から子供達を守るよう
善良市民に呼びかけます

ボクはこの
当たり前な日常のど真ん中にて

また

「散髪し ....
曲芸仕込まれた
アザラシとかの間にも
上下関係とかあるだろうから

限界感じて諦めてる
兄ちゃんアザラシなんかにも

トップアスリートな
奴らに嫉妬したりして

結局なんだよ
オ ....
ウソの玉ねぎ

剥いて
剥いて
むいたら

なくなる
嘘のボク

「トラはトラじゃないんだよ」

「・・・ああ、トラって呼んでるだけってこと?」

「ちょっと違うけど、そんな ....
モスの手前の、

あのちょうどカーブのトコの
花屋の隣の隣の
岩井酒店

昔っからあるあの店。

やっぱ古いから
オッちゃんがレジ横で
ひっかけてんの今でも

で、
そのオッ ....
けっこうウザく
思われるかもしれませんが

構内全面禁煙と
太いゴシック体の赤字でプリントされた
間抜けなチラシが等間隔に張られた

ヒトまばらな
長い駅の端っこで

帰り道

 ....
眼がねが
見つからない

とりあえず顔を洗う

いつもしない
丸眼がねでヒゲを剃る

自分を眺める

ジャケット半乾きは
いたい

ヤニの匂い落とそうなんて
あわてて
失 ....
歩めば自ずと道がつく

普段こんな喋り方しないもんだから
しっくりこない
間違ってそうで心配になる

幸せは歩いてこない
だから歩いていくんだねっと

でも、
どこに向かって?
 ....
昨晩

マンションの六畳で
四人のヘビースモーカーが
一晩中スパスパ

最近流行らない
喫煙を

誰に遠慮することもせず
やりながら

暑苦しくも

革命について
語りあ ....
不安も嘘も
見透かされているけど

気づかぬふりして
やり過ごす

今を
共有するのが
目的だから

バアチャンのアパートの四畳半
三面鏡と仏壇を閉じて

チーンだけはいちお ....
そこが何処で
あろうと

誰が見ていようと
見ていまいと

彼らは歌う

踊る
笑う

しゃがんで忘れて

立ち上がり
走り出す。

回る

グルグル回る。

 ....
よーかん(192)
タイトル カテゴリ Point 日付
草稿⑦自由詩218/2/2 21:18
ピンボケ論考自由詩118/2/2 2:59
オニさん自由詩118/1/31 1:12
アメ横②自由詩1*18/1/26 21:58
草稿⑥自由詩218/1/21 2:31
草稿⑤自由詩018/1/21 0:31
ダイジョウブ自由詩0*18/1/19 20:43
NOBODY自由詩018/1/19 20:29
草稿④自由詩218/1/18 22:44
あめ自由詩218/1/17 23:45
草稿③自由詩218/1/14 20:01
草稿②自由詩118/1/13 21:57
草稿①自由詩218/1/13 3:53
オジサン青年の正月 「社会勉強」自由詩118/1/12 17:05
キネマ旬ポウ自由詩1*18/1/11 21:39
無題自由詩4*18/1/8 22:09
迷惑なヤツ自由詩310/11/14 21:11
かもしれない自由詩310/6/9 7:34
ひさしぶりの自由詩010/6/6 6:09
テーブルにて自由詩010/5/31 8:09
オーウェルさんへ自由詩010/4/17 1:47
パンと自由詩0*10/4/12 0:41
これもまた自由詩110/1/27 23:46
ガウガウガウッ自由詩1*09/12/24 19:42
おじさんなりのやさしさってのは自由詩209/12/21 18:46
洗顔自由詩109/12/19 10:53
先生さようならミナサンさようなら自由詩109/11/28 20:09
視点論点自由詩209/11/14 22:02
放課後シャーマニズム自由詩109/10/25 10:19
ウザイ質問自由詩009/10/8 22:01

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