シンデレラの夢
灰にまみれ
笑っていた
不細工な形

夜中二時過ぎて
夢が覚めた
終りの無い
理不尽の宴

さあ狂いましょう
踊りましょう
体忘れ
二人きりで

黒靴の少女
夜のワルツ
秘められた
 ....
もう
どこへも行きたくない
ただ
人間が怖いだけ


絞めては死にたいふり
ああ
嘲笑まだ聞こえる




学校に渋谷駅
どこへ
行った俺の天使

ああ
天国は近くない
また
俺から百歩逃げた ....
醜いわたくしに
飛んできた青い鳥は
自由とはかけ離れた
姿をしていた

ひどく疲れた翼は
取れることなく
痛みはそこから
生み出されている


あぁ空はどおだい?
あぁ空は重い ....
神や天使は
私を救うのを忘れている

死神や悪魔は
私を殺すのを忘れている

忘れられるのが辛いから
誰とも関わらない

私は惨めで醜くくて
時代はしらけてしまってる
人類の ....
大人の言う
規則って奴
だいっ嫌いで
夜の街を駆け出した

腐った街から脱け出すための
駅に電車はもう来ない

ガラクタ達とスクラップ
線路の錆びたフェンスに沿って
生えてる草 ....
少年たちは愛も知らないまま
機関銃と手を繋ぎ
あくびをしている君達や
あどけない顔の君も壊すんだ

もっとよく愛について知っていれば
もっと愛について話していれば
それがなにより大事 ....
濡れたアスファルト
錆びた車輪
雨の空
いつもの公園

花や風さえも
なんなのだろう

触れるような
触れぬような
ぎりぎりのところに
融けていってしまう


(ああ、 ....
春遠い夜の寒い交差点
車は走ってこない
自慢のブルーのケッタで走って
気づいた
ヒトリが淋しい事

缶コーヒーを自販機で買ったら
ポケットにそっとしまう
かじかんだ背中の
溶けかけたコート
缶コー ....
都会の空気は臭いのに
みんな此処に住みたがる
「便利と便器は親戚か?」
呟く声はどこにある

灰色の真ん中
黒い点の
数ヶ所が
息苦しさと生きにくさとかの
溜め息漏らして
消えてい ....
未来はもっと不確定
気まぐれとわがまま混ぜて
形の定まらないアメーバ作った

夢は形を変えて増えていく
自分と未来は追いつかない
ひとつひとつ失われる記憶があって
それが僕らを焦らせ ....
世界には悪があるはず 目に見えないが凄く巨大な
しかし僕らはどうだ? まともな武器も持っちゃいない
    勝ち目は無い はじめから
   銃器があっても 勝ち目は無い
 歩きなれた靴を履 ....
東京の空に雪が止まって
カサリ カサリ
ファルトを染める

家路を急ぐ群衆にまぎれては
いつもの景色がよけいに悲しくて
変わらない信号とか
不満がよく似ていた


体と相反して ....
べろりすくのかたわれは
ひらがなのみでかたります
とうふのかどのかときでうった
こいびとたちのしがいのうえで

とうふでっぽうだだまるの
かたことばなしのくりかえし
おもいもつめずに ....
文学はダサい

普段いえないような
ダサさが
綺麗な言葉をまとって
作り笑いしているだけ

そんなもので
白い飯はなかなか食えない

箸を持たずに筆をとれと
文豪どもがぐねい ....
木賊ゾク(44)
タイトル カテゴリ Point 日付
「愛しい死神に」 携帯写真+ ...406/4/12 1:05
「ロンリーヘブン」携帯写真+ ...606/4/9 20:36
「ラポルディは会えなかった」自由詩206/4/5 19:10
「understand」自由詩306/4/5 14:13
「レーゾンデートル」自由詩1*06/3/31 0:18
「銃弾の入った頭で考えたひとつの事」自由詩4*06/3/31 0:15
「Ethosは残しておいた」自由詩2*06/3/31 0:13
「サトリーズは泣けなかった」携帯写真+ ...406/3/30 5:22
「幻想シティ」未詩・独白106/3/25 2:29
「喪失アメーバ」自由詩506/3/25 1:48
タナトスは笑ったよ自由詩2*06/3/25 1:21
「パズルと街の続き」自由詩1*06/3/11 17:06
「かがりみちてなほやめぬ」自由詩1*06/3/11 17:02
「〜だだいずむ〜」未詩・独白106/3/11 16:55

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