誰かを想うと感情にリンクして あなたがフラッシュバックする
もう2度とこんな気持ちにはならないと思っていた
不思議です
彼を好きになるごとに
あなたが恋しくなる
あれから幾星霜
大 ....
あさはかな話をしましょう
あきらめじゃなく
最近は とても素直な気持ちでいるのです
あれほど 誰かを愛することなどない日常で
無理して だれかと添えなくても いいかと思っている
流れてい ....
あきらめなくちゃいけないことに
ささやかな抵抗をしてみたかった
のこされた時間が 僅かだから
ここにいられる間は
なにも知らない振りをして
いつか またどこかで めぐりあいましょう ....
帰る場所なんてないから
戻る時間なんてないから
だから もう 未来しかないの
雨のあとが アスファルトに溶け込むように
涙もいつのまにか乾いてしまって
たった1人でいることさえ 恐くもなくなった
喉がやけつくような痛みも
時が経って どこかあやふやな記憶にかわった
....
あれは 梅雨が明けたとニュースでそう告げていた
夏の始まりの暑い日でした
日差しに凛と咲く花を抱えて あなたを訪ねた
花瓶に生けたブーケは 部屋には少し不似合いで
花はどことなく 居心地が悪そ ....
静かな午後に 空を見て思い出した
最近 思い出さなかったのは あまりに忙しくて
わかるとかわからないとか そんなことを考える間もなく
時間が過ぎていったから
わからないことをわからないと ....
ネット上に書かれた ある小説の紹介と感想を
夜更けにこっそり読んだら
あまりに似た好みと感想だったから
お互い変わっていないことに呆れて 安心して
逢えなくても まぁ、いいかと 思った
あの頃 世の中は不公平だと呟いたあなたに
何も答えることができなくて
なんとなく悲しくて 曖昧に笑ったけれど
今ならば
あなたに答えられると思うのです
たしかに 世の中は不公平にでき ....
白い箱の中には 見たこともない形の 小さな部品がひしめき合ってた
ためらわずに たたいて壊した ハードディスクは
たたいても たたいても ビクともしないで
ただ 鉄の音が響いていた
スクリ ....
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