今日も一日、朝起きたらすぐに身体検査が始まる
俺は髪倒れは髪倒れは髪倒れは神だカミカミカミカミ
防護服を着た男が「ウィィィーン」とか言いながら機械音の真似
下から覗くようにカメラが移動 移動移動 ....
三次元で存在できないものは
二次元で存在できた
手元が狂って黄色い場所に着陸した/飛び出た剃刀
ああ、寒い
冬の風が力強く脈打っていた
お尻を向けられた顔面に
煙草の煙が雲散霧消する
入 ....
        遺伝子から遺伝子へ     
         手を繋いだ親子の      
        後ろ姿に寄り添う亡霊      

        子供が何かを感じて     
 ....
手ぶらボーイがゼブラで交差点
明け方の町

わたしの足長おじさんコンドームの中で死んだ
ヘイ ベイビー グッドモーニング とか言いながら
二酸化マンガン必要としてた
でもわたし 三角フラス ....
なんか、ちゃんとしたもの書こうかなァ。。
芸術的な崇高なやつ
柄でもないか。。
たおやかな とか せせらぎのなかに とか 書いてもなァ。。
本読まない人、なにこれだるい、で終了だもんなァ ....
ガリガリ音がしたと思ったら、
空からカキ氷が降ってきた
シロップも流れてきた
あか、あお、きいろ、信号機みたい、
なんで降ってくるのか分からないまま
ボクは空を見上げていたんだ
あの頃の、 ....
冬、でもない
パンダでもない
みんなとんでもない
あぁ、プロパガンダ
生贄の檻、ひとり、ひとり、ひとり、
火の鳥
永遠の命を運んでくる前に
永遠の檻

秋、でもない
あられが降って ....
ハンバーグにするか、冷やし中華にするか、困っている
  あの上司、現場のこと何も分からないくせに、意見だけ言ってくる
    待ち合わせ時間過ぎるのはいつもの事、あいつ化粧に時間かけ過ぎ
ベルを ....
着飾った女が、艶めかしい足で
ズタボロの男を、誘拐した
私の中身になってと言って
二人はひとつになった/
―― それと同じ時代、同じ場所で
中身が溢れるほどの女と男が
激しい海にふたり彷徨 ....
雨の絶えない戦場だった
沼に入れば、蛭が喜んで血を吸う
足は腐り、ブーツも履けなくなる
ゆっくりと眠る事はできず
片手に銃を抱き抱えたまま
落ちてくる雫に、耳を澄ましていた

近くで地雷 ....
まだまだ書けるだろう
夕陽の違いはSMだろう
おれの母ちゃんでべそ
そこから生まれたおれは最高にカッコいいオジンガーZ
なんでかね
貧富の差が激しいのは
きっと絨毯に乗った男が
手招きし ....
あのぉ。。。ぼくと踊ってください・・ラストダンスってやつです。。
あたまがくらくらしてきた たぶんこの回転で踊れます
どうぞお手を拝借 ぶひーん。
なんなんなんなんなんなんなんnあーん
口をあ ....
食べ物を摂り過ぎて
体中に凸凹ができる
凸の部分は紙やすりで削って
凹の部分に合わせる
占い師の水晶のように丸くなった体は
光を反射しながら他人の姿を映す
坂道をころころと転がって
純白 ....
わたしとあなたは映画館に行く
学生一枚、一般一枚、
このチケットがわたしとあなたの距離
いつもわたしがあなたの手を引っ張って
あなたは困った顔をしながら、ふたり劇場の中へ
あなたは席に座って ....
今、線路の上に横たわっている
硬いレールの上に、手、足、背中、後頭部
知覚するには充分な、支える点の数々
小さな振動を感じている
少し浮き上がる体、そして着地する
少し浮き上がる体、そして着 ....
抑圧に耐えられず
飛び出した
自由にも耐えられず
世界の外側へ飛び出した
目も飛び出した
真っ暗闇で
はらわたも飛び出した
中身はからっぽだ!

もう何もしたくない
ああ、もう何も ....
心臓が俺に言う
速度のない世界を
蜃気楼かこれは
目に見えた風景は全て夜景
焼石に水
心からローリングストーン
落っこちた
メリーさんの羊
に乗って
目を瞑る
身は粒貝
全て停止 ....
あまりに完璧なうんこは美しい
尖がった頂点や方向性も全く無く、水に落ちて飛び跳ねる気配も無い
その場にどっしりと構えた勇姿
女性の曲線美を彷彿とさせる丸みに、ほかほかの肉まんのような湯気
外見 ....
私は電気椅子に座って
頭をケーブルで繋がれ
闇の世界を支配している
一つの生贄は
民衆の意思によって
何時でも処刑する事ができる

暗闇の中
力なく項垂れた女の
十メートル後ろをつい ....
重力を凄く感じて、体がズシリと重い、ずっと続く倦怠感
あの頃の私の体は、何の言う事も聞かなくなっていた
それを余所に君は、蝶のようにヒラヒラと軽く舞って見せる
妖精みたいな君が、どうしてこんな薄 ....
あなたが、見えない敵にマシンガンを撃ち込むならば
わたしは、見えない敵を見えるようにしてから、あなたにライフルを渡す

あなたが、感情や状況を叫ぶのならば
わたしは、その風景の中で生きる、身体 ....
革命を起こそうと考えている俺は
一匹狼のレジスタンスだ
レジスタンスも凡人で
腹が減っては戦ができぬ
そろそろ、おやつの時間だ
時代の匂いMAXと書かれた最近流行の
コンビニに立ち寄った
 ....
目次

【 電流の魚 】
【 蜂の巣ピーカー 】
【 細胞の蛇 】
【 卵形UFO 】
【 太陽の網 】
【 シンデレラ・ワイン 】
【 花モグラ 】
【 点々バラバラの地球 】
 ....
真夜中
道端に倒れていた
アスファルトの上に
うつ伏せになって
力の抜けた体が
石のように冷たく
転がっていた
分からない・・・
その言葉だけが
呪文のように
頭の中を錯綜していた ....
芸術が権力を持ったとき
自ずと芸術性を失うだろう
ジャーナリストが権力を監視するように
芸術も権力と反目
成功した芸術家が
安全な場所で表現したところで
何の感動もない

目に染みるよ ....
殆どの人間が
近視か遠視だ
もしくは目がない
目が飛び出して
破裂しそうな奴もいる
無論、私もその一員である

私達と世界の間には
電子機器の画面や書物
カメラのファインダーがある
 ....
緑の中に緑がある
夏の中に夏があるように
それでも私達の中に
私達はないのです

緑みなぎる緑を
じっと見つめてください
あなたがもし
緑のない砂漠の住人ならば
記憶の底にある
緑 ....
何の為に生きているかなど
問うた事はない
私達はこの時を
しかと掴んでいるのだから
何の為に生きているかなど
問うた事はない

一つの爆発としての理由
爆発する前に何かあったのか
そ ....
俺はコックピットを携帯していた
その中に座るリカちゃんが足を組んで
仕事に疲れた男達の死んだ目を
刺激的に舐めた
人を殺したいと考えていると
人相もそういう顔付きになって
疲れた男達の汗臭 ....
自分が否定されない場所に逃げ込んだあなたは
人に干渉しない場所に逃げ込んだ
特に些細な事では感動しなくなった
今にも崩れ落ちそうな自分を
冷静であるかのように装った

あなたは文字を書き始 ....
狩心(418)
タイトル カテゴリ Point 日付
監禁自由詩2*07/10/31 18:58
不可能物体自由詩2*07/10/31 9:38
飛び出し禁止令自由詩5*07/10/30 2:13
シングルマザー自由詩3*07/10/26 14:01
つぶやきチャット自由詩2*07/10/21 13:31
少年ファンタジー自由詩3*07/10/19 23:31
ルーレット[group]自由詩3*07/10/19 23:19
注文する時間[group]自由詩2*07/10/19 21:20
崩れかけた熱情自由詩3*07/10/18 10:20
深まる森自由詩1*07/10/18 10:07
ほしとほしの距離[group]自由詩3*07/10/16 2:07
喘息で全速力自由詩1*07/10/16 1:11
摂取自由詩4+*07/10/14 18:18
さいごのおもいで自由詩4*07/10/8 21:53
滑走路自由詩4*07/10/6 15:38
若者は夢の中で死んだ自由詩2*07/10/6 0:07
セパレート自由詩1*07/10/6 0:06
完璧なうんこ[group]自由詩7*07/10/5 3:18
統制自由詩4*07/10/4 20:57
七夕自由詩1*07/10/3 17:19
プレイヤーとフィールド自由詩2*07/9/29 17:09
レジスタンス自由詩2*07/9/29 14:57
生物図鑑自由詩1*07/9/24 12:23
幽体離脱自由詩1*07/9/24 11:18
太陽自由詩2*07/9/22 20:17
必敗の歴史自由詩7*07/9/22 20:17
緑みなぎる緑自由詩3*07/9/19 1:04
死して尚、彷徨える者達へ自由詩1*07/9/19 1:04
コックピットの構造自由詩2*07/9/18 3:04
感動する体自由詩3*07/9/16 20:57

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