「すきだよ」とか
「そばにいてよ」とか
「会えないときもお前のこと考えてるよ」とか

嘘つき

本当はあたしのことなんか
ちっともすきじゃないくせに

すきだけど
すきだけど
 ....
ごめんね

終電すぎちゃったのなんて
知ってて黙ってたの
だって離れたくなかったもん
嘘ついてない、黙ってただけだよ

ほんとは

悪いなんて思ってない
だってあなただって ....
とろり、と満月が零れる

そんな夜に終わったのだ
もはや何も共有しないあたしたち
心は見えないほど近くて
ベクトルはすれ違った

泣きたいときこそ涙は枯れて
代わりに零れる月、琥珀 ....
もう疲れたよ、終わらない迷路
ずっとおんなじことばっかり考えてる
毎日なんにも進歩がない

『もう忘れた?』『やめよう』『でもやっぱり』『ごめんなさい』『でもやっぱり』『好き?』『本当は』『い ....
あたしのなかにあなたが

ひと雫しみて
ふた雫しみて

だんだんと濃度が増してゆく

こうやって蝕まれていくのね
、この世のすべてのものは

細胞が喰われた、あなたの言葉に
血液 ....
このまえの夜、歩いてたら道を何かが横切ったん。
あれなんやろ???

『たぬきやなー』

たぬき!!
野生のたぬき初めてみたよ!!
たぬきってドラえもんみたいな形ちゃうんや。
触りたい ....
愚かなりjesus
其の愛で破滅をもたらすがいい

いくら愛せども歴史は繰り返すのさ
殺戮の衝動は抑えられない
さぁ見な!!
黒き羊たちのshow timeさ

破壊しろすべてを
歌 ....
世界の終幕のときがきたら
きみと、ぼくと、
ゼロから恋に落ちよう

最期のたった1日を
なにもかもしがらみを無くして
互いのためだけに存在したい

 僕ら許されないんだ、だから、だ ....
芯まで酔わせて
君の支配する空間に
すべての細胞が
罪を忘れて叫ぶBREAK ME

追い詰められたら最期
あの時消しておけばよかった

背筋に痕をつけて
紅い月のジャッジメント
 ....
あなたの部屋の扉が内側から開かれて
はた、と目が合う

あいさつよりもさきに
わたしを射るように見つめる瞳の
恐怖、という快感

わたしをどうしようっていうの
と声もあげられず
 ....
わたし、
あなたにひどいめにあわされたいよ。

たとえばわたしをだくならば
べっどではなくてつめたいゆかで。
たとえばきすをするならば
いきもできないくらいにはげしく。

やさしさより ....
あなたを知って
誰より知って

あなたより知って
あなたになりたい

あなたの見えないとこ
うなじとか背中とか
全部撫でて記憶して
再現できるほど

あなたになりたい
いつだって同じ
こうするべきなんだって
思いつづけて
あと少し勇気がなかった

だけど今なら行ける
暗い暗い何もないところ

もっと早くに
こうするべきだったの
なんて口にして ....
君が見えない不安は
ふわ、と浮いて墜ちる感覚
根付く場所がなくては
あたしは何処にも存在できない

病的な依存
健全なる共生
愛すべきground
あの子はとても臆病

電車に乗ることすら
躊躇してしまう
きっと
知らない世界に行ってしまうに違いないわ、なんて

あの子はとても臆病

食わず嫌いばっかりして
チョコレートは ....
毒薬を零したような
紫の空に
感ぜられたのは共感
崩壊した意識に

僕を溶かした空
お前は俺だ
、と呟いた
深くなるソラノイロ

さよならTuesday
君は飲み込まれる
 ....
抱きしめて
あたしがあたしでいられるように
ちいさな子どもみたいに
あやして

ぎゅうぎゅうでしんじゃいたいよ
息ができなくなる
圧迫じゃなくてせつなさで
考えただけでしあわせ
 ....
こんな冬の夜は
冷えて冷えてしかたないわ
あなたのその熱をもった身体で
わたしのすべてをあたためて

頭のてっぺんからつまさきまで
隙間なくキスで埋めて
あたためて
頭のてっぺんか ....
「さわさわ(ノ・・)ノ」

「はい!( ̄△ ̄)ノいまのセクハラだと思いまーす」

「(・∀・)でも実は嬉しいんじゃないんですかー?」

「そうでーす(ー_ー)」

「勝訴!!\( ̄ ....
ふたりのあいだに
ふたりのことばがふえていく

ふたりになるということはそういうことだ

いじわるをいうあなたに
わたしが拗ねて「ぷい」ということ

携帯をひらいたわたしに
あな ....
少しでも近くにおりたいんや、と言われたから
何センチくらい?と聞いた
0センチに決まってるやんけ、と君が言うから
キスをした

それはまだふたりが出会って間もないころ
ふたりは夢中にな ....
闇に押し潰されて
ぺたんこのあたしと
黒猫いっぴき
三日月の下

『ねこ、ねこ』
ぺたんこのあたしはぺたんこの声
黒猫はにゃあと、
やけに現実でただいっぴき

おまえはあたしを愛し ....
愛してる、と何度言葉にしても
飽和し続ける
あたし、そのすべて

瞳からぽろぽろ
それはもはや溶けることのできない
あたしの愛だ

あなたの舌で掬いとって
味わってよ
あたしの ....
あなたと繋がるその一瞬に
何故だろう無性に不安になる
このしあわせが明日もありますように
と、祈りながら声をあげる

ゴーアウェイ付きまとう影よ
愛することに怯えたくない
すべて預け ....
「キスしてよ」というからした、キスのあとに
「キスしてよ」というカノジョ

まったく
今日1日で何回したと思ってるんだと言えば
「0回しかしてない」なんて
いけしゃあしゃあと

そ ....
おなかがすきました
ごほうびをください
一等がんばったわたしに
ごほうびをください

あれが食べたいの、
あの、甘いやつ
パフェより好きよ
赤い果実

ごほうびをください
ごほう ....
あなたの元へ向かう電車は
やけに鈍行ね
先頭車両に乗るのは
1秒でも早くあなたに会いたいからだわ

気付いてね
いつもと違うあたしに
誘惑してるの
負けてもいいのよ

今日はあ ....
窓を開けると冷たい風が頬を叩いたとき
思い浮かべたのは君の笑顔

電車に揺られて睡魔と闘いながら
夢で感じるのは君の唇

つまらない講義を聴くよりも
この時間を君と過ごしたかったよ
 ....
{ルビ都会=まち}のなかで

電線に絡めとられた満月がわたしを見下ろす
おまえは自由なのだとでも言いたげに

「ほんとうのしがらみは見えないものなんだよ」
とつぶやいて

蛍光灯のした ....
去年のいまごろ

わたしは受験生で

センター試験の勉強に追われて

とかなんだかんだ言いながらも、

みかんに落書きなんかしていた

あの頃もっと必死になっていれば

今とは違う環境

出会わなか ....
lazy(55)
タイトル カテゴリ Point 日付
うそつき自由詩408/11/15 16:48
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本能自由詩11*07/4/27 23:50
溶けたい自由詩8*07/3/17 0:47
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BREAK ME自由詩13*06/12/12 0:50
キスのあとに自由詩11*06/12/11 0:51
ごほうびをください自由詩10*06/12/11 0:35
特別なあたしで自由詩5*06/12/10 9:09
nobody else but you自由詩11*06/12/8 13:47
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