耳と眼を塞いで
僕は君の雰囲気を呑もうとする
それはただこの上ない
自己満足の投影
僕は歌うけど
誰もこの身を護ろうとはしない
自分のことだけ考えて
何気なく当たり前の現象
途方も ....
読んで 呼んで
私の声を
ぽつ、ぽつ、と
聴いて
自由にして
翔んでいって
とぷん、と
緑の床に沈んで
葡萄色の世界に溺れて
眠り
たゆたう 海
....
久しぶりに
君を思い出して
君と笑いあった日々や
抱きあって喜んだ日々を
ふとした瞬間に
ご飯食べながら
泣きそうになった
“ずっと”なんてない
“永遠”なんてない ....
きみと僕をつなぐ場所は
また今日も開かれる
きみと出会った
きみと過ごした時間を
連れて
きみと僕をつなぐものは
きみの笑顔と
手首のしるし
そして共に
上から降 ....
忘れたい
忘れたくない
ぼくはまだ
きみが側に居ると信じたい
けれど現実は
ぼくにそうさせてはくれない
冷たい
冷たい
ゆるぎない心で
ぼくはきみを
....
ぼくたちには二本の腕があって
きみを抱きしめることができる
でもきみの腕はとても重くて持ち上がらない
ぼくたちには二つの眼があって
きみを見つめられる
でもきみの眼はまぶたに ....
僕は困ってるんだ
君の匂いが
匂いが
面影を
呼び起こして
良く眠れて
眠れなくて
安心して
安心できなくて
今までそんなこと
なかったのに
ベッドで
独り
....
この歌はきみの為の歌
この歌はきみに捧ぐ愛
後悔はしていないけど
I miss you
I miss you
この歌は
きみを思い出すぼくの歌
きみのコトバを真に受けて
....
いつもどうしてそう思う
あなたは美しいのかと
青い
蒼い
碧い
涙で
私を見つめるのだ
きっと
すべてはカナシミでできているんだと
愛も
刹那も
空想 ....
僕はきっと君をアイシテル
アイシテル
アイシテル
アイシテル
だからダイキライ
誰かをその瞳に映す君は
ダイキライ
ニクラシイ
クルシイ
イジメタイ
カワイイ
ダ ....
深い深い眠りの底
目を剥いてトリップしたみたいな
空気の無くなるエリア
君は今何処に居るんだろう
いい加減
出てきてくれないか
暑さと切なさで
殺られそうだ
突然の光に
束の間の
神々の黄昏
....
僕らには君がいる
永遠のノスタルジア
煌くアルカディア
僕らには君がいる
例え世界にとって君が
不必要でダメダメなものでも
そして僕らが
例えようもないくらい
心貧しいものでも ....
君がもしここに居なくても
僕は君を待ち続ける
君のための歌をうたって
それは君が居たって 居なくたって
少しも変わらないことで
僕にとってはそれがすべてで
それが日常で
太陽が東から昇る ....
昨日 あなたは捜さなかった 僕を
月に照らされて丸まっている 僕を
だから僕の涙は涸れている
ことはかなく濡れている手足は
水たまりの中にあなたを捜したから
誰かがあなたを連れてった ....
歌とは
作曲者と作詞者と歌い手が手を取り合って
初めて存在し得るものだ。
どれが欠けても音楽は生まれない。
身体は音楽を奏でる楽器だ。
そして音符という血脈を辿る。
音楽無しに ....
大好き
大好き
愛してる
それでも
僕は君を止められないの
「好き」っていう
ありふれた言葉でさえ
僕は君に
伝えられない
足のない鳩
眼の見えない犬
歩けない猫
それでも
生きて
生きて
生きて
僕はただの犬です。
でも体は「{ルビ人間=ひと}」と名乗ります。
できるなら日本犬が良いです。
柴犬なんか可愛いかも。
時間を感じず
空を眺め
草むらに寝っころがっていたい。
そ ....
そうやって僕は 自分を押し殺して
「善い人」で君の側に居る
このままずっと君の幸せを願うのかな
分からないんだ
君は僕のことをどう想ってる?
一緒に居ることに慣れてしまって
でも苦しくて
....
君は僕の気持ちに気付いてないね
だから君は僕のところに来る
皮肉だね
君はあの子との距離をどう思ってる?
近づきたい? このままでいい?
僕の心臓は苦しくて破裂しそうだ
ああ いっ ....
君は時に僕より強いと知ったから
僕はもう泣かないことにした
勢いを止めずに 雨の日も 雪の日も
誰かに祈り続ける君は
いつか心身を磨り減らし
足元から崩れてしまうだろう
もし君が僕に安 ....
翼を広げ 翔び立て
蒼窮に淀む闇を撃て
殺戮の天使よ
{ルビ己=おの}が運命も焼き払い
壊れた世界を呼び戻せ
どうせ不様に生きるのならば
この命をくれてやろう
誰にも叶えられない ....
君は僕をほったらかしにして
傘ひとつで何処かへ行った
そしたらその後虹が出て
{ルビ慈=めぐみ}の雨が空から降った
雨なんていらないから
僕と一緒にいてよ
君にわかる筈がないん ....
生きていて ずっと
僕のいないところでも
ずっと
僕の行き先は決まっているから
君は何も背負わなくていい
胸にかかる重りを僕に渡して
君は翼をつけて軽く
{ルビ羽撃=はばた ....
波風に吹かれて
走り出したくなったり
急に海に叫びたくなったり
そんな青い春です
あれからの僕は
毎日が修業の日々で
心のジム通い
少しずつ変われたらいいと
儚い望みですが
....
ねぇ、そっちに行ったら
危ないってば
ちゃんと耳付いてる?
…そう、良かった
じゃあなんで無視するの
本当にちゃんと付いてる?
心配なんだよ 純粋に
ただそれだけ
今まで僕は ....
僕は少し怯えていた
嗚呼、雪が全てをさらってゆく
全てを覆い隠して
僕の哀しみさえも
立ちこめる暗雲と共に
飛び去ってしまえばいい
凍り付くんだ
感情も何もかも
このまま前だけを見 ....
時を{ルビ跨=また}いで
また僕のもとへやって来た君の絵
いつまで経っても変わらないね、その髪に瞳
癒すような淡いオーラと笑み
泣きたいほど変わらない…
苦しいくらい鮮明に
擦り切 ....
崩れた瓦礫の中に
楽園を見つけたよ
でもこの{ルビ穢=けが}れた手では
その中に入れないの
いつかこの手を{ルビ浄=きよ}めて
楽園に行けるといいね
ふたりで
ああ、ふたり{ ....
誰にも言っていない秘密
君だけには教えてあげる
実は僕は
{ルビ人間=ヒト}のフリしてる
衛星なのです
生まれたての君を
見守るのが役目
{ルビ宇宙=ソラ}を駆け上がって
眺め ....
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