駅前で無造作に配られるティッシュペーパーのように
愛が配られる昨今
真実の愛なんてどこにもなくて

もちろん
公衆電話のビラや
大量に配信される迷惑メールに
愛なんてものがあるわけがあり ....
落ちてくる葉すべてに
文字が刻まれていたので
集めて詩を作ろうとした

だけど
うまく言葉が繋がらなくて
飽きてしまってすぐに止めた

空は淡い色に染まりはじめ
集めた落ち葉を焼 ....
羽根がついていたのにもぎ取った男
それが羽根だと知らずに捨てた老婆
折角拾ったのに羽根の付け方がわからなかった少年
それを観察して絵に描いた少女
絵から羽根を取り出した老人
その羽根をつけて ....
 SYSTEMさん、いつも僕の詩を読んで私信をくれてありがとう。
 僕の受信簿にはSYSTEMさんの名前ばかりが並んでいます。
 ところで、SYSTEMさんは読む専門の方なんでしょうか?
 ぼく ....
ヤツが残していったものは思いのほか大きい
下着や趣味の悪いCDもすべて置いてったままだ
メールはすぐに消してしまえるけど
突然いなくなって
ずるい......

2年間ヤツと暮らした部屋は ....
「不出来」

ある星のある科学者たちが
その知恵の結集として 沢山の人型ロボットを作った
完成したロボットはまるで人間で
人間の思考 行動のすべてが同じように再現されていた
しかし 作成途 ....
口裂け女の噂を広めた女性は口が裂けていた

公衆電話はワープ装置としても使われている

ティッシュペーパーの72組目は他と質が違う

夜が訪れると同時に太陽は体育座りをして行儀よく次の ....
たぬきにばけたきつねが

きつねにばけたたぬきが

おたがいのさとにまぎれこんで

すぱいのやくめをはたしてました

たぬきときつねは

なかがわるいので

あいてのよわみ ....
昨日僕は、藤さん盗聴に成功しました。
大変だったけど達成感があってとても気持ちよかったです。
となかい

いなかとか

とかいとか

いかない

となかい



なかい

なかない

いかない

なかない

となかい

なかない

なかなか
 ....
あたると評判の占い師は
少年の未来を占って

貴方には占い師の素質がある
だからあなたは将来占い師になるでしょう

と言いました

占い師の素質があるといわれた少年は
その有名な占い ....
パソコンの電源を消してください いつも追った背中は
大きくて がっしりしていた

僕の小さな背では届かなくて  
小さな腕では抱きつけなくて
優しく差し伸べられる手に抱かれて
腕いっぱいの背中の上で見た景色は
まるで別 ....
キーボードを打つ詩ではなく、人の心を打つ詩 深く広い穴を掘ったけど
埋めるものがないことに気付いて
自分が横たわった
気付くと夫が隣に寝ていた
空が少し高く感じた


深く広い穴を掘ったけど
埋めるものがないことに気付いて
 ....
すいません
まだここに詩はありません
実は詩の種を植えておいたのです

             
       ↓
     →   ←
       ↑ 
 ....
何かを待ちすぎたのでしょう 縁側に座って祖母が勧めるように
スイカに塩を振ってみると
甘くなった
これは使えると思って
僕は彼女を呼んだ












彼女に塩を振ったけど
僕達の関 ....
夏休みも終わるころ
いまでゴロゴロしていたお父さんに
僕は言いました

ねぇドコカへつれてってよ 

お父さんはいつも
忙しいからと言ってことわります
だけどその日はどう見てもいそがし ....
どこにでもあるマンホール
片隅を見ると表札のように名前が彫ってある
吉井さんや渡辺さん、それに森谷さんもいる
一度だけ石田さんの家に行った
中々居心地がよかった

電信柱から突き出る変な形 ....
あるとことに
人間そっくりな人形さんと
人間そっくりな人形君がいました
ある日2人は出会い
どちらがより人間らしいか対決をすることになりました
判定をしてくれるのは
人間そっくりなロボット ....
いつかこの街を訪れた時
この寂れた通りでは
1人の少年が
熱心に小石を集めていました

道を少し下った小川には
おたまじゃくしを見つめる
1人の少女がいました


少し活気のつい ....
朝を迎えると
今日もまた
いつか見た朝だったのでがっかりしました
でもなんだかいつもと違う気がして
朝食にトーストでもかじりながら
何が違うのか考ることにしたけど
昼になって夜がきても
 ....
しさしぶりにキボードニ障ったので
中々美味くモジを撃てません
それにしさしぶりに格詩ですので
しさしぶりなかん痔になると重い升

そんで協は特異(?)のな
ひとことネタ敵な詩を加工かとおも ....
夜に落ち
睡眠し
意識を手放すその一時
人はそれに快感を覚えるのでしょう

あなたは失明する
永遠の暗闇に
一時でも勝てる自信はありますか?


露に濡れ
涙し
男は泣いてはい ....
僕たちの乗った観覧車が
一番高いところまで来た時
急にガクンと音がなって止まってしまった

故障したらしいが
彼女は焦る様子もなく
微笑んで風景を眺めてる

透き通った空は青く
行き ....
折れた片足を持って
迫り来る敵からこの地を守ろう
墜ちる夕日には背を向けて
闇の中ではただ佇み
朝を迎える限り僕はこの地を守りつづける

一本足で戦おう
田んぼというなの戦場で
『あなたのことがだいすきです
 どうかぼくとつきあってください』

何度も何度も反芻し
何度も何度も繰り返し紙に書いたその言葉
それは大好きな大好きな
加藤春奈ちゃんに告白するための科白だ ....
ヘッドフォンで音楽を聴きながら眠ってしまった
朝それに気づきヘッドフォンを外すと
一緒に耳が取れてしまった
焦ったけど
焦っていてもしょうがないので
耳は置きっぱなしにして
ヘッドフォンを ....
募集要項(1)
応募資格
高校生歓迎 肺活量に自信があり なるべく息の臭くない方

時間
1台につき 4人(1人6時間程度)のシフト制で働いてもらいます 基本的には24時間ずっと仕事があり  ....
桜 葉一(208)
タイトル カテゴリ Point 日付
失う自由詩004/10/14 18:45
落ち葉自由詩204/10/14 14:39
連鎖自由詩204/10/13 15:24
私信自由詩304/10/11 1:19
におい自由詩204/10/10 23:02
過程自由詩004/10/9 19:50
自由詩1404/10/8 1:03
たぬきつね 1自由詩104/10/7 14:20
漢字変換ミス自由詩104/10/6 19:57
となかい自由詩404/10/5 22:12
占いの行末自由詩004/10/3 23:34
電気代節約および地球温暖化防止のために今すぐにでもできること自由詩204/9/26 23:20
背中自由詩004/8/18 20:28
私が常日頃書きたいと思っているのに、中々うまく書けない詩の内 ...自由詩004/8/18 20:26
穴の唄 (2)自由詩404/8/18 0:24
未詩自由詩204/8/17 3:15
キリンの首はどうしてあんなにも長いのか?自由詩304/8/17 3:13
スイカ自由詩104/8/12 22:46
僕をドコカへ連れてって!自由詩104/8/12 22:44
日常茶飯事自由詩404/8/11 0:03
人形とロボット自由詩004/8/10 23:36
街角自由詩004/8/9 22:37
朝透る自由詩004/8/9 4:46
しさしぶりのし(ひとことネタ)自由詩104/8/9 4:44
投げかける自由詩304/6/11 2:04
空に近い庭園で自由詩304/6/10 0:08
戦場自由詩304/6/8 14:24
愛の告白自由詩104/6/3 2:16
ヘッドフォン自由詩104/5/30 22:26
アルバイト募集自由詩904/5/16 2:41

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