ながっっつっつっつうううううううううううううううううううううううううううううぅぅぅU―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― .... ながっっつっつっつうううううううううううううううううううううううううううううぅぅぅU―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― .... 頭痛薬と
間違えて
昼前に
睡眠薬摂取


眠れない
不眠症だからね

明け方
そろそろ布団に潜ろうかな

おやすみおやすみ
蓮の土を変える

去年の濡れた泥から蓮を取り出して

腰気をつけて

遠くに雲が見えて

大きくて元気の良さそうな蓮の根を

選んで 選んで 腰に気をつけて

泥を洗って

 ....
ハム食む

はむはむ

朝から一生懸命

目の中に輝く未来

ハムはむはむ食むと

オレンジジュース

牛乳は冷蔵庫

珈琲の匂い

もうすぐ行ってきますだね

今 ....
まだ生きていたいような
もう果ててしまいたいような

狭間をゆらゆら
ベタの尻尾のように揺れて
布団にダイブ

ぬいぐるみは可愛いが
しゃべりかけてくれないし
ぬいぐるみの台詞を自分 ....
終わったイベントを整理します

セーブされますか

捩じれた階段を昇り降り

データ保存しました

遺伝子を引き継ぎますか

半分だけですが

12月の黄葉と上野公園

銀 ....
ある朝

昔いたノラネコを思い出す

もういないはず
頭の中にはいるのだけれど

幼い頃の記憶はぐにゃぐにゃ「ト」むにゅむにゅ
とても優しいものではあり
「僕がワタシであった」証明
 ....
家の長い廊下
電気はぼんやり

古びた胴長のしましま猫
兄のお気に入りのぬいぐるみ
可愛さ半減

「にゃっ にゃ にゃあ~」と機嫌良く
天上を這い
夢の中で僕を襲う

一番古い夢 ....

亡くまで薄めて
景色が金色に染まる前


彼は眠っていないのだろうか
骨があるので
手を合わせた

冷たく穏やかな風は9月の終わりの秋に相応しく
望ましい
花屋 鯛焼きや  ....
暑いから寝たくないんだ

眠いんだけれど 睡眠薬は適量飲んだから

夢の中か空想かどこか向こうでウィスキーをダブルで

現実でもないのにずっしり重いバカラグラス

さすがのガラスの塊と ....
縞猫は廊下に飛び出していく

子猫の頃から

老猫になっても

飛び出していく

「ダメだよ お部屋戻るよ」

飼い主はいつも抱っこして部屋に戻す

昔よりすぐ捕まって

 ....
夜のごみ捨てへ

袋を抱えて

白い壁にヤモリ

張り付いて くねらせて 這って

電灯に抱えた半透明な袋が白く光り

しわが艶めかしく

「ゴミはその日の朝に捨てましょう」
 ....
「今日は世界パスワードの日です。
パスキーを使用すると、より迅速かつ安全にサインインできます」

うん? ハスキーなんか利用したらどっかいっちまうだろう

お爺さん、ぱすきーですよ ぱすきー ....
お堂の屋根が破れているから
雨が僧と経本を濡らすんだ

蝋燭はまだ消えず
線香は煙を真上に一筋を
昇って薄く消えて

読経と雨音
衣と袈裟は濡れて
赤と青は黒に近づく

瞼に水滴 ....
不思議と薬に侵されたような歌や音楽が好きだ

あんなちゅらる
反ドーピング
健康的に

健康的なチャーハン
そんなのあるのかい?

まあ、いいや
曲の中で誰かが泣いている
決まっ ....
家に帰ると ネットフリックスが無くては 生きて行けません
嘘でもいいから 年金が無くては 死んでしまいます
こんな時代に SNSで呟くのが 怖くなりました
世界中に己れを 動画配信でさらけ出すの ....
国旗が模され連なった絨毯
レッドカーペットのように長く長く

それはどの先へ導く

ハリウッドスターがオートクチュールのドレスで歩けばたいそう傲慢
国家主席が堂々と踏みしめれば蹂躙覇道
 ....
バウンドするボールはグニャグニャ
接地面で膨らみ

潰れて溶ける

地に這う 液体と極小の蟻
溺れかけながら群れる
僕には観えた
僕には聴こえず

老人たちの笑い声はひそひそと世を ....
バウンドするボールは幾何的
接地面で潰れ

弾む

空に舞う 砂埃と極小の数字
僕には見えた
僕には聴こえた

子供たちの笑い声は高らかに構造物へと響き

反響して消えていく
 ....
朝方に咳き込む

こんな時間に起きたら 今日の夕方はきっと眠いだろう

授業でもあればたんまり寝れるのだが

もう学生でもない

すっかり睡眠薬を常用している大人の俺、いやワタクシ
 ....
「あなたのメールアドレスは生きていますか?」

「アナタのめーるアドレスは生きていますか?」

「あナたノめールあどレスは生きていますか?」

「貴女はいきていますか?」

私は

 ....
寒くなって
パジャマに半纏をひっぱりだして
羽織る

幼稚園の頃から変わらない
だけれど
こんな明け方に
眠れなくて
Denki Groove CAPSULE 
Clean Band ....
白いTシャツに焼けた素肌
まだまだただの女の子

背より大きな半切の半紙の端
ギリギリを指で摘み
ゆっくりゆっくり指ギリギリまで
半紙を墨汁のバケツに浸していく

破れないように気をつ ....
嫌われ者の死体
ヤクザ者と屑屋が酒を飲む
長屋にて
「人間やればできる」
屍のかんかん踊りの後
酒が沁みる

らくだは笑わない
らくだはふぐの毒に中って確かに死んだのだから
本当の本 ....
白黒の共産主義が
もろい壁のように崩れていくんだ
英字新聞の白黒の写真に
真っ赤なルージュを塗って
クレヨンみたいに踊り狂って

瓦礫の山を這うのは
蟻か人でなくてはならない

幼稚 ....
夢の狭間
雪の中に閉じ込められた子供たちが震えている
「ずっと寒いんだ」
真っ白に伸ばした手を救いに行けば
私が取り殺されそう
雪にどす黒い血の跡が這う頃
逃げ出した
白い息を吐きだして ....
桜の匂いが薄れてきた

玄武岩質溶岩
ロープ
太い幹

遠足の準備は万端だ

日本酒に金箔を入れて
瓶の中でひらひら
朱合漆
盃カラカラ
殿様右手をひらひら
「苦しゅうない」 ....
綴って綴って
コメントして
誰かにかまってほしいんだ

「ねえ、遊ぼう」って
昔はばあちゃんが花札教えてくれた
遊んでいる僕よりニコニコ笑って

愛されることと、愛すことを教えてくれた ....
ガスをぱんぱんに詰めた風船
ピエロからもらった
お空に飛ばそうと手から離したら
ボテっと地面に転がった

「その風船は今は飛ばないよ、とても重いからね」
真っ赤な口紅を塗ったピエロがにやり ....
秋也(337)
タイトル カテゴリ Point 日付
ロングロングほにゃらら自由詩025/9/2 6:16
ろんぐろんぐアゴウ自由詩1*25/9/2 6:09
すやすや自由詩1*25/8/29 4:34
鉢の土を変える自由詩225/4/14 23:19
子供達の朝食自由詩125/1/9 16:18
熱帯魚はしゃべらない自由詩225/1/3 20:44
ちょうどいい遺書自由詩124/12/6 23:15
STAND ALONE自由詩424/10/2 21:48
古い夢はただの眠気自由詩224/9/28 21:24
繁華街の寺へ自由詩424/9/25 0:18
もうすぐ今年の秋彼岸というとある夜自由詩224/9/16 1:38
飼い猫の名はアリス自由詩524/9/11 13:24
隣りの部屋のクーラーの音がうるさくて自由詩423/9/19 2:11
今日は何の日自由詩023/5/4 10:19
屋根のない場所でスズメ蜂が雨宿り自由詩323/5/3 1:40
アシッド・ハウス自由詩123/5/3 0:31
僕の私の『 私の世紀末カルテ/サザンオールスターズ 』自由詩023/4/22 7:51
ユナイテッドカーペット自由詩122/12/21 21:20
越し欠けると自由詩022/12/16 6:52
腰掛けると自由詩5*22/12/16 6:42
ジャンプとか自由詩1*22/12/15 5:03
確認自由詩022/12/15 4:32
時は経つよね自由詩221/10/20 4:22
アートのはじまり自由詩221/7/17 1:30
らくだの途中自由詩421/2/15 18:21
折り鶴は水色自由詩221/1/21 20:29
PTSD自由詩021/1/11 2:02
ぶろっさむヨシノそめい自由詩120/12/26 19:33
綴々 つづつづ自由詩120/12/25 16:06
ぐらびでぃ いっと自由詩120/12/15 20:18

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