左手に戒めを
右手に誓いを
僕の強さも弱さも
全て 蒼穹へ 還して
空っぽになったら もう一度 最初から
流れる鮮血の咎を
儚く揺ぎ無い誓約を ....
耳を澄ませて 研ぎ澄まされた 空気の中
僅かに 流れる その音色を
数多の奥に 捉えて
群青と橙が 混ざり合って
黄白色に 爆ぜる瞬間
唯一届く その音を
漏らさず 全て 汲み ....
あの日の君は それはたいそう 笑顔で
真冬だというのに
黒いシャツ1枚で立っていた
いや〜 寒いですね よく考えたら12月でしたね
って へらへら笑って言うから そのときわたしは
こ ....
ウデラさん しんろちょうさしょのしめきり・・・
そこまできいて わたしは けいたいを きりました
はじめて まよったのです にじゅうにさいにして
それまでは じゅんぷうまんぱ ....
なつくも とんで
きみの こえに
ねつが とけて
たいようの どまんなか
しんきろうに おぼれる
みえない きみに
さけぶ こえは
たしかに きみに
....
僕達は あまりにも 貪欲で
お互いについて あまりにも 貪欲で
僅かな欠片も 見逃すまいと
その手に しがみ付いているのだ
安心よりも もっと
保守よりも もっと
....
そしてまた 君は
何度も何度も 振り返っては
僕に手を振って
泣き出しそうな 笑顔のまま
夕暮れの雑踏の中に
ゆっくりゆっくり 消えていく
そんなにゆっくり歩いたら
電車に乗り遅 ....
その時は まだ
その感情を
愛なのか 恋なのか 友情なのか
信頼なのか 尊敬なのか 興味なのか
どれも正しくて どれも違って見えたから
真っ先に見つけた 愛という言葉を
名づけ ....
僕が不安だと
君は 時折思い出したように呟き
そっと 僕の袖を掴む
自分の感情と 人間の形の不確定さに
君は押しつぶされそうになって
言葉だけで繋ぐには 大きすぎる想いに
僕は
....
雨が世界を 洗い流す間だけ
全てが僕達から 目を逸らすから
君の手と 僕の手の間に
一滴の雨粒さえ 入り込まないように
強く 握り合ったら
落下を始める あの曇天を突き破って
....
いつか そう遠くない未来に
あたしはあなたの名字を名乗るようになって
子供みたいなあたし達が 新しい命を育んで
木漏れ日の中にまどろむあなたをそっと包み込んで
そんな 底はかとなく 幸せな ....
何があろうとも
何がおころうとも
もうあたしは
ひたすらに
バカの一つ覚えみたいに
あのひとの横にいて
いっつもアホみたいに笑って
一緒に遠回りして ....
1本早いバスに乗って
あの駅ビルの2階にあるスタバに入って
アイスバニララテでも飲みながら
せわしなく 脇目もふらず 歩いて行く
サラリーマンの塊を
優雅に見下ろしてみよ ....
君の声は
雑踏と春雨に 酷く良く似合う
その低く耳に優しく残る声色を 聴きながら
騒がしく行き交う人々の中で
曇天から静かに 降り注ぐ
糸のような 針のような
雨を見上げて
その至福 ....
なぁ 桜よ
何が 面白くて 折角 待ち侘びた
淡い桃色を お前は
宙へと 手放して しまうんだ
なぁ 桜よ
今年も お前は 挨拶もなしに
行ってしまうんだな
俺は お前に ず ....
夏にして 君と出会い
秋にして 君を想い
冬にして 君と結ばれ
春にして 君を愛す
{ルビ季節=とき}を越えて 我が心
奪いし君の その{ルビ未来=さき}に
{ルビ永遠=とわ}の二人を ....
あなたの 未来が
幸せで光り輝くことを
心から 願う
あたしも あなたの幸せに
なれることを
こっそり 本気で
心の底から 願う
きこえるよ きこえるよ
君の声 君の鼓動 君の体温
どんなに遠くの場所にいても
目を閉じれば すぐそこに
君を感じる
日常はあくまでも 日常で
スクリーンの中のようにロマンシチ ....
女の子にだってね ロマンはあるのよ
とっても恥ずかしいから 口にしないだけで
絶対に教えてなんかあげないわ
探せるものなら 探してみなさいな
見事 みつけられたら ご褒美あげる
貴方はい ....
先日 運命さんにお会いしました
真夜中 いつものようにベッドの中でまるまってると
例のミッキーマウスが私の頭を ポカスカ叩くので
仕方なく目を覚ますと 凄い勢いで手をひかれ
私はミッキーマウス ....
あぁ そうか
君と僕は やっぱり全部同じじゃないから
どんなに近い気持ちでも
言葉にしなきゃ 本当の本当には 伝わらない
それが大事な思いで あればある程
口にしにくくて 口にしてほしい ....
あたしは 格好良い女だから
さよならの瞬間まで ずっと笑顔でいるの
あなたが安心して 眠りにつけるように
悲しい顔なんか 決して見せないわ
だからあの日 意味もなく泣いちゃったのは
許し ....
君の夢に 最近僕が 頻繁に出てくるのは
多分きっと 僕の欠片が 君の中に入ってしまったから
あの時 実はこっそり忍ばせておいたんだ
君は気付いてなかったけど
昔の人は 夢に想い人が出て ....
遠く離れて 一人でいるとき
僕が何をしているかと言えば
君と同じように
起きて ご飯を食べて 仕事をして 休んで 勉強をして
ピアノも弾いたりして パソコンにも向かったりしてるのだけれど
....
懐かしいノートを 取り出した
短い詩と ともに 行ったり来たりする心が
眠っていた
そうだね そんなこともあったね
1つも忘れてなんかいないと思ってた あの時からの出来事も
いつしか ....
バランスをなくした 積み木はまた崩れて
四方に散らばった欠片を 僕はゆっくりと拾い集める
カタカタと無言で 最初から積み直す僕に
ベッドの上から 時期はずれのミッキーマウスが声をかけた
....
久しぶりのその声は やはり心なしか疲れていて
ごめんね と 零れ落ちた言葉に
君は苦笑する
久しぶりのその声は 相変わらず可笑しなコトしか口にしなくて
その優しさに思わず 言葉をなくして
....
何で?って 死にそうな目で
あなたは 私に尋ねて
あの時 私はただ 好きだから。 としか 答えられなかった
それ以外の言葉を使っても よかったのだけど
そうしたら 全部言い終わる前に ....
君がもう少し 元気になって
君がもう少し 毎日を楽しく過ごせて
君がもう少し
近くに いてくれたら・・・
そんな欲張りな願いを 思ってしまった
自分に 思わず苦笑する
そんな願 ....
初めて君を 見つけた日や
僕達の立ち位置が 変わった日と
同じ時に
僕は静かに目覚めて
想像だにしなかった奇跡を 迎えに行く
弁解と謝罪と期待で 胸は一杯になって
あぁもう 君の声 ....
ウデラコウ
(104)
タイトル
カテゴリ
Point
日付
そして また
自由詩
1*
08/2/29 14:23
ふゆのうた
自由詩
1*
08/2/1 14:23
幸せが飽和してゆく
自由詩
2*
07/12/22 11:18
しんろちょうさしょ
未詩・独白
2*
07/11/8 23:36
なつのうた
未詩・独白
4*
07/10/18 21:54
よりも
[group]
自由詩
1*
07/9/21 21:28
ハイミルク ハイライト
[group]
自由詩
4*
07/9/2 15:49
名づけ
自由詩
2*
07/9/1 15:19
君は詩が書けない人
[group]
自由詩
4*
07/8/27 23:28
ニワカアメ
自由詩
3*
07/7/1 23:13
近未来
自由詩
7*
07/5/22 1:32
ついてゆくだけだから
自由詩
5*
07/5/3 20:51
贅沢な朝
自由詩
4*
07/4/24 15:21
君の声は
自由詩
3*
07/4/21 15:49
桜よ
自由詩
3*
07/4/12 23:10
こいうた
自由詩
7*
07/4/3 22:01
幸
未詩・独白
7*
07/3/31 0:52
休暇を始めよう<18のprose-18->
[group]
自由詩
5*
07/3/25 22:51
女の子のロマン<18のprose-17->
[group]
自由詩
9*
07/3/24 1:14
運命さん<18のprose-16->
[group]
自由詩
6*
07/3/22 10:55
本当が届いたら<18のprose-15->
[group]
自由詩
6*
07/3/20 15:03
格好良い女<18のprose-14->
[group]
自由詩
3*
07/3/16 21:12
夢のウラガワ<18のprose-13->
[group]
自由詩
6*
07/3/14 16:11
スクラップブック<18のprose-12->
[group]
自由詩
5*
07/3/12 22:16
記憶<18のprose-11->
[group]
自由詩
3*
07/3/11 0:38
前進<18のprose-10->
[group]
自由詩
4*
07/3/8 17:40
夜風<18のprose-9->
[group]
自由詩
5*
07/3/4 16:38
二人泣き<18のprose-8->
[group]
自由詩
6*
07/3/2 22:10
もう少し<18のprose-7->
[group]
自由詩
4*
07/2/28 18:06
迎えに行くよ<18のprose-6->
[group]
自由詩
3*
07/2/27 23:28
1
2
3
4
0.17sec.