意識してしまった時点で無意識に歩くことができなくなり

逆にいえば自分の意志で歩くことができるようになり

つまりは歯止めが利かないままに走り出してしまうということ



走れ
 ....
私のいのちはもってあと一年です

あわれんでくれますか

どうじょうしてくれますか

なにかをかえてくれますか

なにかをあたえてくれますか

いちねんのかぎられたじかんのなかで
 ....
不毛だな、と思う。

普通より深い関係にいるのに、普通より上に行くことはなく。

嫉妬する感情を抑えつけて、行き場のない焦燥感は飲み込んで募る。

憂い恋心はカタチにならず、泥のように ....
「私なんて電球のひとつに過ぎないのよ」

と 街を照らすネオンは言った
たすけをよべばいいのか
なにをしたらいいのか
ただただいまは
目の前の血と肉のかたまりが
さっきまで笑っていたあの人だと
思いたくないだけなのに
それだけさ

いますぐ私の隣へきてアバラ軋むほど強く抱き締めて

それだけさ
わたしは一生 起きたくありません

だれかきいてください だれもきかないでください

たばこの煙が目に染みて涙が出ました

こんなものは泥水と変わらないのです

わたしの存在は死体の血 ....
なんだか疲れてしまうのだ

徹夜明けのこの時間 月が沈み太陽が顔を出す時間

チッチッ と小鳥がさも清々しい朝を演出しているかのような錯覚に陥る自然の摂理を懐疑的に見る自分がいる

カーテ ....
梔子(8)
タイトル カテゴリ Point 日付
走れ自由詩009/3/2 19:55
いちど自由詩309/3/2 1:41
私はまだ子供だから未詩・独白107/3/27 14:47
そうと、そう自由詩207/1/17 3:14
襤褸切れ自由詩106/9/17 20:26
-未詩・独白106/9/1 2:00
望みは眠り落ちる時に自由詩1*06/8/30 22:56
altostratus自由詩106/8/28 6:18

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