のぼってゆく
のぼってゆく

今日が晴れて良かった
行く先が見えなくならないから

どこにいくか
どこにいるか

よく判るから

のぼってゆく
のぼってゆく

残すは焼けた ....
あたしがてるてる坊主を作れば
あしたは必ず晴れるのに



あたしが願う奇跡は
どうしていつも叶わないんだろう
何か書きたくなって ペンを持つとね
どうしても紙を見つめられなくなるの

君を捜してしまう


誰かを見つけたくて 写真達を見るとね
ひとりも探せなくなるの

君ばかり見つけてしまう ....
叫びそうになるのを ぐっと堪えて


あなたの存在を思い出す時
思わず声が漏れそうになる
ぎゅっと目をつぶっても
想いは治まることを知らず


写真のあなたを見ただけで
脈さえも強 ....
いつも歌っていた歌はどこへやったの


あんなに笑って歌ってたじゃない
大事なのって 抱きしめる仕草したりさ

君の大切なものは そんな簡単にどこかへ
忘れてこれるものだったの

泣 ....
走り書きをしてしまうほど









暖かかった朝も 気づけば上着を着る冷たさになった

昨日の心地よさと
君との出会いとは
コーヒーのような嘘だった そう言われてる ....
まさか
とでも言いながら




姿が見えなくて泣きそうになるなんて
信じないでしょう あなたは
苦笑いでもするんでしょう

まさか
とでも言いながら



名前を ....
黒板を見ると
右端にぼやけて見える 君

視界の隅っこだから
君がどこを見つめてるのか判らないけど

不真面目な君はおとなしく前を向かず
私の方へ体が向いているのだけ判る

君と私 ....
どうしようもなく 寂しくて
なにがあった訳でもないのに
どうしようもなく 苦しくて
ベッドが8畳はあるんじゃないかと
自分は3?なんじゃないかと


そんな時に 聞きたくなるのは
 ....
あぁ
真っ黒い 石かアレイか何かを
飲み込んだらこんな感覚だろな と
案外覚めたあたまが 考えてた


確信という絶望を
受け止められたということなのか


あの人の生活に
私の ....
切ない
切ない恋歌を
繰り返し聞いて
口ずさんで


淡い
淡い期待のようなものを
浮かべては消し 浮かべては
重く胸に沈める


ずっと気づかなかった
前から聞いていたのに ....
可愛い格好しても意味は無いのよ
出かけなきゃね

綺麗ごと言っても意味は無いのよ
汚れを知らなきゃね

手を伸ばしても意味は無いのよ
届かないと知っていなきゃね

歌をうたっても ....
二階から見る景色は いやに遠く感じる
隣から見る 君みたいだと思った

途端 窓を飛び越え近づきたくなる
絶対に抱きしめたりできないのに

これだけは確実なんだよ
曲がったメガネ ....
擦ったら君が出てきてくれないかな
コーヒーの入ったただのグラスに
奇跡が起こることを ひたすら

ペンが進まなくて 紙は白いまま

今日は目も合わなかったね
顔をそらしてたのは僕だけど
 ....
哀音(44)
タイトル カテゴリ Point 日付
火葬自由詩1*06/10/26 23:33
奇跡自由詩1*06/10/22 18:39
思い出ぽろぽろ自由詩006/10/20 20:26
叫びそうになるのを自由詩106/10/17 23:18
うた自由詩0*06/10/8 0:39
走り書きをしてしまうほど自由詩1*06/10/2 23:28
逃げ文句自由詩1*06/9/26 20:30
日常自由詩006/9/20 23:20
8畳のベッドで自由詩1*06/9/16 21:00
ため息は自由詩006/9/14 23:11
気づかなかった自由詩1*06/9/13 19:09
はずす勇気があるから 指輪の意味が在るのよ自由詩0*06/9/10 13:18
近い遠く自由詩006/9/6 18:46
擦ったグラス自由詩4*06/9/4 20:43

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