Toe rei zue croix lyuo toe zue
Croix lyuo zue toe lyuo rei neu lyuo zue
Va rei zue toe
Neu toe ly ....
雨がたたく
未だ訪れぬ眠り
氷の手足はかじかんで
波たつ音に 耳をすませば
君のぬくもり
触れられるような 気がした
雨がたたく
それでも
苦しみまでは
洗い流してはくれない
この道は
どこへいくのだろう


あの日の道は
夜露にぬれて
涙よりさきに
だまってないた

星はあったか なかったか
空の遠さに気がついて
涙よりさきに
だまってないた

 ....
日々のなかで
靴がすりへっていくように
私もすりへっていくの
素顔は仮面だらけで
私のままって 何なのだろう

ふいに ひとりきりに
逃げこみたくなるの
みんなのそばにいたいのに
心 ....
滴り落ちる血は
私と水底をつなぐくさり
どす黒い血が
雫となっては広がり
水底へ積もってゆく
そのたびに私は
血にまみれながら
浄化されていくの
痛み 伴いながら


血の重さに ....
笑顔の消しゴムで
恐怖も 哀しみも
全て 消してしまえたら

ふるえる大地におびえ
眠れずに 祈っているよ

吐息
一羽のおりづるにのせて
安らかなる祈りを捧ぐ

記憶
失くさ ....
この手に いざよい
ねむれない 
ねむらない
春の風
見上げるだけで
心のわだかまりも 笑えそうで

今日は 心から笑って
素直に言えそう
きっと そっと きみに
甘い香りを
胸いっぱいに すいこんで
もの言わぬ涙 流し
ゆく 春よ

ひとひらの涙を
風へと託し
強く 強く
明日への希望を
うたえ
夕陽いろ・シャーベットを


ひとすくい


また ひとすくい



銀色のスプーンを


紺の夜空に 置き去りにして
今日の月は
そのひげが届きそうなほど
草の香りをしっぽで感じて
透き通る風のシルエット
耳に心地よくて

ぼんやりと
ふんわりと
春 満喫中
君の影 おいかけてた
でも素直になれなくて
隣にいれる 今が
そのままであるようにと

会いたくて
会えなくて
もどかしい距離
中途半端な
想いが 今も
笑顔に棘をさす

あの ....
近づく夏の気配に
風は
荘厳なパイプオルガンで
真実の歌を歌う
季節の波間へ
消えかけながらも
風は
光 いざないながら
真実の歌を歌う
大好きな気持ち
今も変わりないのに
時経るごとに
ほつれてく
二人の糸

言い訳 今日も重ねては
君を傷つけて
音もなく 崩れ去っていく
私という存在

好きになればなるほど
 ....
夕暮れのグラデーション 残して
空はだんだんと 星を宿していく
ぼんやりとかすむ 空の色
ぼんやりとにじむ 涙一粒

想いは伝えられないまま
時の迷路に迷い込み
そのカタチを失くしていく ....
かたことと カタコトと
一足早い 足音がする
かたことと カタコトと
私の後を ついてくる
かたことと カタコトと
哀しげな笑いをふりまいて
かたことと カタコトと
一足早い 足音がする ....
行きどまりの坂道で
網にかかった言葉たち
偽りの青空を見上げては
その蔓を希望へと伸ばして
苦しい想い
悲しい想い
辛い想い
それだけが蔓となり
天を目指していく

小さな雨だれを ....
そばにいてくれたのは
あなた


誰にも言えない
鉛の心を
抱えている時も
止めることのできない
血と涙に
自分失いかけた時も


呼び声が
私 変えてくれた
だから「あり ....
誰よりも

“私”を理解し

支え 導いてくれた人

今も

心の中

あなたのいない場所を

探すほうが難しいほど


空を仰ぐ時も

虚無に俯く時も

あなた ....
あなたがいてくれたこと
私が未来を見つめられたこと
泣きたい時 辛い時
すぐそばにいてくれたこと
何気ないもの そのすべてを
楽しいものにしてくれたこと

あなたがいてくれたから
今の ....
心にあふれてくるのは
ありがとうの気持ち
すなおになんて 言えないから
おてがみ 君に


いつだって どこにいたって
離れてたって 会えなくたって
つながってるよ だから
おてがみ ....
自分の存在すら
掴めてないケド
何となく 
感じてるんだ

・・・私は あなたが 好きです・・・

でも
この気持ちは
誰も幸せにできないから
大切にしまっておくンだ

今を
 ....
私の中に
巣喰うもの
恐怖を煽って
私の体を
支配しようとする

私の首と
私の心臓を
つかんだまま
離さない
指先から
消えていく
私という存在

呪縛
今も消えない
大好きな君の
そばにいたくて
そばにいれなくて

傷ついたフリして
君を困らせて

君がここにいてくれること
当たり前のように思っていたの

そんなのワガママだよね
そんなのユメ ....
君がいてくれるなら
君が幸せでいるなら
それだけでいい

少し 泣いたら
また がんばろう
夕暮れの風
優しく涙をかわかし
傷を癒してくれる

{注紅の葉=くすのきの新芽}
散り始めた うすべに
まぶしい{ルビ緑=あお}

春はいつのまにか来て
いつのまにか去っていた
悲 ....
君のこと

大好きだから

そんな

君の言葉が

つらい




理想ばかり

追い求めても

実現させる

力などなくて

今日も

ただ想うだけ
 ....
雨の
降りそうで
降らない空に
くすのきが
だるそうに
揺れている

ざわり
ざわざわり

雲が
灰色のような
青色のような空に
くすのきが
だるそうに
揺れている

 ....
朝日が
私を目覚めへと
追い出していく

小さな時のこびとたち
素早く 同じテンポで
かけめぐる
私の目の前へと

そして過去へと消えていく

星の記憶
月の夢
太陽のアルバ ....
がんばることに

つかれたときでも

そらを

みあげてみれば

そこに

かぜはふいているから



こころ とばせ

なみだをふいて

こころ むすべ

あ ....
疲れた心に
期待や励ましの言葉ほど
重いものはなく
押しつぶされそうになりながら
己を偽ることで
現実から
目をそらそうとしている

今となっては
己とはどうであるのか
それすら
 ....
春日野佐秀(341)
タイトル カテゴリ Point 日付
呼び声自由詩013/4/29 15:16
Rainy自由詩113/4/29 14:49
この道自由詩213/2/28 18:34
URAHARA自由詩013/2/28 18:32
くさり自由詩213/2/28 18:29
おりづる自由詩111/4/13 23:41
きっと そっと きみに自由詩311/4/13 23:27
散花の頃自由詩1*11/4/13 23:13
夕陽いろ・シャーベット自由詩210/5/12 16:15
ねこ自由詩210/5/12 16:13
あのね〜言えない想い〜自由詩109/6/17 21:35
初夏の歌(真実の歌)自由詩109/6/17 21:30
わがままでごめんね自由詩2*08/12/23 21:24
夕暮れ自由詩008/11/18 14:01
かたことと カタコトを自由詩208/11/18 13:57
行きどまりの坂道で自由詩108/7/17 22:24
そばにいてくれたのは自由詩108/7/13 21:59
涙とカンシャの気持ち自由詩208/7/4 14:25
「おてがみ」という名の絵本を自由詩2*08/6/23 23:11
おてがみ 君に自由詩108/6/23 23:04
涙のぶんのありがとうを自由詩108/6/23 22:54
呪縛自由詩3*08/5/15 0:03
大好きな気持ち自由詩1*08/5/14 23:52
悲しい嘘はもういらない自由詩208/5/12 22:41
夕暮れの風自由詩108/5/12 22:36
片想い自由詩408/5/10 21:46
くすのきのあくび自由詩4*08/5/9 23:55
朝日楼自由詩308/5/7 22:45
なみだをふいて自由詩408/5/7 14:51
うつの傾向?自由詩108/5/6 22:21

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