天の白馬は 雲海をかけてゆく
どこまでも どこまでも
時に 灼熱の太陽に灼かれようとも 時に嵐に飲み込まれようとも
その足並みは変わらない よりいっそう負けまいとして 力強く駆け抜ける
....
きっと誰もが忘れてる
小さな真実の中に
埋もれゆく 恋物語
語られるすべもなく
ただ一人のその記憶の中にのみ存在する
確かなぬくもり
桜はいつも 静かにそこに立っていて
幾つもの物語を 彩った
....
寂しさを共有する 2人の男女
全てをさらけ出し 慰め合う
心の傷を持つ者同士
求めるのは 傷を癒してくれる{ルビ存在=セラピスト}
例えそれが 一時的な{ルビ感情=モ ....
一人淋しい夜が明け
人知れず 街並みを見つめる
カーテンから零れる日だまりの中で
急に涙が伝う
届かなかった想い 言えなかった{ルビ感情=きもち}
もう な ....
トクン、トクン。
心の鼓動と共に
コレが現れた
トクン。トクン。
友の幸せを聞いた日から
黒いシミは広がって…
やがては
全身をも蝕んでゆくだろう
分かっていても 止められない
この感情は ....
あの色に溶けてゆきたい まっさらな 青の中に
そして
世界中を飛び回るの
どこかに置き忘れたモノを見つけに
それは
誰かと交わした約束だったかもしれない
で ....
ひと掴みもない 愛のカケラ
そっと手のひらで包み込む
溶けていった悲しみは
誰かの心に降り積もる
私の所に来た悲しみは
誰かの涙だったもの
....
僕の目の前から
背を向けて飛び立った天使は
今どこを行くのだろう
行き先も告げず 僕を振り返りもせず
ただひたすらに空だけ見つめて
僕にはただの青空にしか見えないけれ ....
ある日突然 捕らわれの身となってしまった小鳥
昨日まで あの大空を飛んでいたのに
今は 小さなカゴの中
何が起こってしまったのか よく分からないけれど
ただ
....
風にその行方を聞くように
雲に空の彼方を訪ねるような
そんな無意味な行き方を繰り返していた
若い頃
生きてるのが苦しくて 悲しくて
いつも虚しさだけ ....
翼が折れてしまった 天使は
それでもなお 天を舞うことを諦めない
もう一度 あの空を
友と{ルビ一緒=とも}に
もしも
人間の背に翼があった ....
道に数々の華が咲いて
水たまりに輪が広がってゆく
外に降る雨は
私の{ルビ心=なか}にも しとしと降る
そんな時は 心も身体も凍える
雨 雨 雨・・ ....
あなたに貰ったぬいぐるみを
胸に抱き寄せ 瞳を閉じると
あの日 あの時の あなたの笑顔
よみがえってくる
{ルビ幸福=しあわせ}だと感じた あの頃
....
大人の汚い世界を見るなら
私は {ルビ瞳=め}など要らない
誰かの悪口が聞こえてくるなら
私は 耳など要らない
私の言葉が相手に捻じ曲がって伝わるな ....
笑え
私に涙は似合わない
だけど時々なら 泣いても良いよね
泣いても何も変わらないって言うけど
変わるんだよ
気持ちがすっきりしてね
また 自然に ....
何でだろ?
今、無性にあの人に逢いたい
還りたい あの場所に
あの人の胸の中 抱きすくめられたい
私の心が還る場所
行き交う雑踏の中 ....
時の経つ速さを
矢の速さにたとえた言葉があるけど
そんなものじゃあ 計り知れない
時間の流れがそこにはある
半年しか経っていないのに
もう何年も 何十年も 何百年も ....
届けたい想い 風に乗せて飛ばすよ
遥か遠く 地球の裏側まで
この想い届けたい
昨日 叶えられなかった夢があるなら
星にお願いすれば良いさ
....
俺の瞳は 君を見るために
俺の腕は 君を優しく包み込むために
俺の声は 君に愛の言葉をささやくために
俺の存在は君のためだけにある
君を守るため ....
あなたの ぎこちない指先が
私の{ルビ感情=こころ}を熱くさせる
もっと もっと たくさん
欲望の赴くまま
支配するままに
いちずに ただそれだけを ....
あなたを傍で感じれない 今
この指から綴られる文字だけが
あなたに通じている 証だね
ねぇ
いつもどんな思いで 私にメールくれるの?
ねぇ ねぇ
....
その中には いくつもの幸せがある
私の家族が 私を待っていてくれる幸せ
夜道を安全に照らしてくれる光のある幸せ
光の数だけ
ぬくもりがあって
....
時の数だけ 愛が生まれ
幾つもの 物語がつづられる
俺の傍から君の笑顔が消えて
1年が経つ
いま思えば 俺は君のために
何をしてあげられたのだろうか ....
あの小さな星に願ったの
早く あなたに会えますようにって
同じ星の下
ずっと 私たちは生きてきたのね
これからも
ずっと ずっと一緒だヨ
突然の雷に 怯えて震えていた私を
そっと胸に抱き寄せて
優しく守ってくれたね
あの頃に時間が戻るなら
私は何でもしよう
1年前に戻れる ....
2人で どこか遠くへ行こう
誰にも言わずに
2人で どこか遠くへ行こう
誰にも知られずに
あなたが傍にいてくれるだけで
私は何も怖くない
私の居 ....
ゆっくりと ゆっくりと
時の川は流れてゆく
すべてを押し流し
上流から下流へと
ゆっくり ゆっくり
焦ったって仕方ないのに ....
新大陸めざし 大海原に漕ぎ出した
人は無謀だというけれど
私には夢がある
その夢を見失わない限り
絶対に新大陸に辿り着けると信じてる
光よりも暖かく
この地球を包み込められたら
どんなに素晴らしいことか
光よりも速く
愛でこの地球を包み込められたら
どんなに素晴らしいことだろうか
....
満月のキレイな夜は
ただ何も考えず ながめよう
今悩んでるコトを忘れて
満天の星々の中に浮かぶ月を ながめていればいい
真っ白い月 光々しい月
そうすればもし ....
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