白いはしごだった
白木

塗られているようで
裸の魂
裸なようで
薄い化粧を施した

はしごだった
それは役目を担っていた
底からわたしを
救い出すという役目を

一段一段を ....
君がもし
朝焼けから夕暮れまで
じっと海を眺めて過ごせる人だったなら
僕は君と
果てしない路程を
ずっと黙って歩いたっていい

君がもし
焼き魚を
芸術的なまでにきれいに食べる人だっ ....
あらゆる所に悪は棲み
ぼくの目は知らぬふりを続ける
あまねく地に雨は降り
誰かに傘を届けようなどとは(思いも付かない)

肌に触れぬ火傷は
それでもはたはたと折り目を増して
陽炎は遠く
 ....
あわあわして
浴室であわあわして
からだにあわあわして
指先で書くでしょう?
でもね
気づいたのです。
相合傘が
あいあいがさが
あーいあいあい
あいあいがさが

もう

だ ....
ヰズミ(4)
タイトル カテゴリ Point 日付
白いはしご自由詩307/5/11 14:46
君がもし自由詩007/5/9 11:38
ブレイク・メラード自由詩006/11/11 0:24
浴室から自由詩3*06/11/4 11:56

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