誰もさわれない地獄の中で
独りだけの夢を見る
どうか醒めないで 醒めないで
眠ったままで
居させて下さい
とにかく咽が渇いていた
コンビニに入りお茶を一本だけ買った
友人と呑みに行った帰り
ただ俺は咽が渇いていた
俺の中に一匹の狼がいる
俺の中に一匹の狼がいる
そいつをてなづけるのが俺の仕事
 ....
何故生きるのか
この灼熱の問いが
僕を責め続ける
何故生きるのか
この灼熱の問いが
僕を責め続ける
今夜は眠れそうにない
苦悩の夜を突き抜けて
苦悩の夜を突き抜けて
やがて黄金の太陽 ....
君の出してくれた
アイスクリームが
冷たくて胸に沁みた
夏の午後の日差しの中で

人はなぜ悩むのだろうか
なぜ憎しみ合うのだろうか
考えて考えて
頭が少し熱くなってきた
そんな時だっ ....
忘れ去られるものに
名をなんと名づけよう
しかし名づけた事さえも忘れて
私は不能となってしまう

事象の地平へと消えて行くものが
惜しくて言葉に追いかけさせる
しかし言葉さえ事象の地平に ....
何かを語るよりも
黙っていたほうが
物事を饒舌に語ることがある

この胸にあふれるポエジーを
どう表現しようか

負けたように見える人生
でも私は
生きて生きて生き抜いてやる
良い ....
感謝とは
痛切に感じる何者かへの意志だ
感謝は心が開いていないとできない
感じて謝する
君は何者かの
大いなる意志を感じたことはあるか
君にサヨナラを言った
僕の哀しみとは裏腹に
太陽がただギラついていた
なかったことにしようたって
そうはいかない
私は現実に君を愛した
それは永遠への愛
現実の中にまぼろしを見て
私は病さえ得たのだ
愛は脳内の化学的反応ではない
永遠へのあこがれ
瞬間を ....
明かりのある方へいきましょう
初めてはいつも痛く苦しいものだけど
明かりのある方へいきましょう
大人になるというのはそういうこと
明かりのある方へいきましょう
受け入れるというのはそういうこ ....
人は皆自分の信じる物語を生きている
悲しい物語
楽しい物語
苦しい物語
爽やかな物語
つらい物語
力強い幸福の物語
できるなら
楽しい物語を生きたい

人はなぜ美しいものに惹かれる ....
あの頃効いてたクスリが効かなくなって
随分落ち込んだりした
こんなに長い幸福の不在に
存在の耐えられない軽さに
この長い沈黙に
耐えなければならない
言葉の落とし所はいらないよ
僕は不幸 ....
人生の本質に近づくのは難しくない
悲劇はそこら中に転がっている
だいたい人間が人間の形をしていること自体
悲劇だ
見えないのか
私の
君の癡さ
苦しみ
哀しみが
見えないのか
今生 ....
雨よ降れ
雨よ降れ
もっと降れ
全てを流し去ってくれ
全てを流し去ってくれ
私の垢
私の泥
私の穢れ
全てを洗い流してくれ
雨よ降れ
雨よ降れ
全てを洗い流してくれ
私の虚しさ ....
愚癡を言ったら
妻に
「感謝が足りないから愚癡が出るのよ」
と言われた
その通りだと思う
今日も自分の弱い心との戦いだ
感謝して仕事しよう
感謝して生きよう
感謝して呼吸しよう
今日 ....
やめておけ
国家主義など
あれは
国民という集団への信仰にすぎない
集団への信仰は
いつしか
個人の
人間としての判断力を
鈍らせる
先の戦争がいい例ではないか
私は
人間とし ....
それは光となり
影となって
私を責める
我が夏は暑い
それ以上でもそれ以下でもない
光と影はあざやかに
コントラストをなして
それは光となり
影となって
私を責める
病を得てから15年
いきばのない苦しみを抱え
なんとか自殺せずに
生きているよ
夏が廻る
また夏が廻るよ
ただ日差しが眩しく
万緑が目に痛い
生きている灼熱は
私を痛めつける
病を ....
出逢うべき時に
出逢うべき場所で
出逢うべき人に
出逢えた時
人はそれを
「仕合わせ」と
呼びます

今日朝日を浴びることも
明日雨に降られることも
出逢い
私は一生に一度だけ
 ....
いいんだよ
いいんだよ
素直に綴って
いいんだよ

いいんだよ
いいんだよ
自由に綴って
いいんだよ

この恋の行方は
まだ誰にも
誰にもわからない

太陽が毎日昇り
月 ....
こんな
どこにでもあるような
ありふれた恋

こんな小さな恋でも
命をかける
覚悟無くしては
恋とは言えない

君を愛するのなら
全生命をかけた
祈りを捧げよう
君のまぼろしで ....
心を真っ白にすれば
世界の美しさが映りこんでくる

心を真っ白にすれば
君の優しさが沁みてくる

心を真っ白にすれば
親の愛が流れこんでくる

心は無限の広がりを見せる
ほかの命か ....
今日も明日も
君の幸せを祈り

花や雲を見ては
いちいち涙を流す

この気持ちは恋なのかな
無念にも散っていった星屑の数々。

いつも思い出が僕を追い越していく。

復讐は終わった。青空が輝く。

誰が欲しいか花いちもんめ。
人は心なんて形のないものに
絆なんて求めたりする
なんて儚いんだろう
なんて切ないんだろう
しかし絆は
確かに存在する
この世にそれが希少なことは
ガンジスの砂の中で
たった一粒の砂を ....
復讐は終わった
肺腑をえぐる愛は続く

青空がただ輝く
睫毛にともる光の屑が
眩しい
君を愛するのなら
今日一日
いいことが無くていい
太陽が輝いている
それだけのことに
感謝だ

君を愛するのなら
明日一日
いいことがあるといい
明日もおもいが通じない
一日がつ ....

君の人生と
私の人生は交差した
何物にも替えがたい
時が光る


君の命は花咲いた
しかし
この恋は仇花
何の果実もつける筈もない

祈りが虹になればと思う
現実でも ....
春風に舞う桜も
あるものは ひらり 舞い落ち
あるものは 高く
天空へと舞い上がる
舞い落ちる花々は
人々を楽しませる
これも人生。
舞い上がる花は
どこまで
どこまで行くのだろう
 ....
君といつまで一緒にいられるだろう
残された時間に
私は戦く
君と永遠の愛を生きたい
生きたいけれど

永遠などあるのだろうか
人は一瞬の中にあると言うけれど
あの思い出だったのだろうか
渡辺亘(611)
タイトル カテゴリ Point 日付
独りの地獄自由詩214/8/25 11:14
自由詩514/8/18 8:43
灼熱自由詩314/8/6 21:37
冷たい夏自由詩314/7/24 12:19
事象の地平自由詩314/7/14 18:29
ひとりごと自由詩514/6/29 0:05
カンシャ自由詩114/6/25 22:48
アオゾラ自由詩214/6/25 22:10
あこがれー愛自由詩114/6/23 22:02
明かりのある方へ自由詩414/6/22 0:42
生命力自由詩114/6/18 14:16
存在の耐えられない軽さ自由詩0+14/6/12 19:05
超える自由詩114/6/11 11:17
六月に自由詩014/6/9 18:27
向上自由詩114/6/9 9:37
やめておけ自由詩114/6/2 0:31
断片自由詩514/5/30 13:02
夏は廻る自由詩214/5/30 12:39
出逢い自由詩314/5/19 23:07
おもいのままにかたるうた自由詩014/5/16 20:30
無題自由詩314/4/25 13:10
自由詩314/4/21 9:43
はじまり自由詩214/4/18 13:01
つぶやき自由詩014/4/16 15:24
自由詩214/4/15 14:26
えぐる自由詩114/4/14 15:24
君を愛するのなら自由詩114/4/14 12:53
祈り自由詩214/4/11 23:08
人生と花自由詩314/3/31 23:32
残された時間自由詩014/3/31 14:11

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 
0.23sec.