名残惜し もう戻れない あの春に
駆け抜けた 後に残った 卒業式
もうここに 戻れないのか涙する
ここからが 始まりなんだよ 終わりじゃない
第二ボタン 欲しいと言う奴 いない ....
ふとあの日の自分に誘われて
学校に足を伸ばした
理科室
実験をして失敗してる
あの子がいた
家庭科室
裁縫をして指が絆創膏だらけの
奴がいた
体育館 ....
発射よーーい!!
それは食事時に響いた大きな声
カウント!
10
家族も、ましてや私も気づいていない
9
楽しい食事の継続
8 ....
間違えた黒い闇を
私の白い体を削って消しましょう
間違えた闇に私をあてがい
強くこすれば
闇は悲鳴をあげて消えてゆくでしょう
モチロンその代償は大きい
私の体も一緒 ....
「伝票の方お預かりいたしまーす」
さぁ華麗なるショウタイムの始まりだ!
レジスターの幕があがる
華麗なステップでレジスターの上を踊る私
「600円になります ....
最初はモノクロだった
太陽も月も、空も海も
黒が白を飲み込み
白が黒を包み込む
その繰り返しの世界だった
そこに人間が入り込んだ
そして人間は「色」を発見した
....
震える
口が震えて声になる
空気が震える
周りが振動を受け取る
周りの人に伝わらない振動
す
き
たった二文字
君と僕との
特別な振動
しゅわしゅわ
最初の君は
刺激が強すぎて
ちょっと飲みづらい
しゅわしゅわ
ちょっと砕けて
君の思い程よく抜けて
飲みやすくなった
しゅわしゅわ
裏切りと ....
俺の理解者
俺の気持ちを音にして奏でてくれる
俺もおまえの気持ちをこのごろやっと分かって来た気がしたんだ
二人で一緒に俺たちだけの音を奏でような
これからもよろしくな!
今は一畳くらいのトイレしか照らせないけど
いつか太陽みたいにまわりを明るくしたい
でもあんな長持ちするかな?
何千年も光る自信ねぇなぁ〜。。。
せめて月や星みたいになろ!
でも、月も星も太 ....
光と闇は混ざらないよ
光と闇は敵同士だって?
それは違うよ
お互いがいないと生きていけないんだよ
だから光と闇は仲良しなんだ
だけど、お互いに相手を理解してるから
越えちゃいけない境を理解 ....
何でだろう こんな日に限って チョコ食べたい
好きな子が チョコ渡してる 俺じゃない
バレンタイン 明日の昼まで 受け付けます
夜の街に君がいた
真っ赤な口紅を塗って
喋る事無くにっこり笑って
店先にちょこんと座って
そこは俺の家への帰り道
毎晩見かけるその姿は
思わず僕をハッとさせる
でもその笑 ....
夜中の12時
布団に横になり
ゆっくりと目を閉じる
段々遠くなる意識
ふと気が付くとここは。。。どこだ?
どこかの山の中
俺はひたすらに何かから逃げていた
気が付くと目の前に ....
僕たちは奪われてしまった
誰にかって?
電子機器たちにだよ
彼らは僕達と仲良くなるふりをして
僕達の「表に出す」という事を
彼ら無しには出来ないように ....
太陽がさよならを告げてるよ
さんざん泣いた後だから
真っ赤な顔をしてる
雲も名残惜しいのか
一緒になって泣いたんだ
だから雲もまっかっかなんだよ
やっぱり太陽も雲も ....
遠くで光る町
ここは果ての地
傍観者が集まる場所
闇に隠れて
星と共に
遠くから町を眺めよう
今にも泣き出しそうな曇り空
今日は通り雨が降るってテレビが言ってたっけ
今の僕もそんな感じ
今とっても悲しいんだ
でもすぐに通り過ぎる感情だけど
....
「死」という物
すぐ近くにあって遠くにある物
体に触れているのにつかめない物
体は動けるのに逃げられない物
どんなに恐怖を覚えて哀願しても
....
大晦日 時計の針と 変わる世界
白い息に まぎれて消えた 君の声
雪景色 乾いた空気に 響く音
こする手と 白い吐息と 冬の夜
ふきのとう 今か今かと 春を待つ
うわっという 車のスピード 上り坂
ウォークマン 自分の世界の 出入り口
暗闇に ぽっかり浮かぶ 丸い月
何だコレ 違う空間 姉の部屋
時の経過は無常にして繊細
保育園のころに泣いて大騒ぎになった事もあったっけ
そんな事も今じゃ笑い話
ほら
今時間が通り過ぎたよ
また僕は
僕の周りは一秒 ....
どこまでも広がる青
空と同化して一色になる
ねぇ、どっちがマネをしているの?
私たち人類、いや生物を生み出した青
その青はやさしさの青ですか?
....
キーを差込みカチカチッと回す
深くまでまわす
詰まったような音とけたたましいブルルンとが混ざって震えだす
動き始めるんだ
俺はまだ、コイツを自由には扱えない
....
雨上がりの夜が好きだ
雨上がりのあの独特の匂い
何かが起こりそうな予感がするんだ
夜の闇に雨の匂いが溶けた何とも言えない感覚
きっとその闇の先には何かが僕を待っているんだ
いつか行こ ....
昼下がり
窓が空を切り取った
雲達が動きを止めた
ねぇ、僕の家知らない?
そう言って雲はまた動きだした
さようなら 近くで聞こえた 遠い声
火をつける タバコの煙 目にしみた
夏空の 遠くで響く 入道雲
また一つ言葉が僕の体を突き刺した
もう痛みなんか感じないのに。。。
もういくつの言葉に傷ついたろう
ああ、また言葉が僕の体を突き刺した
いたい
いたい
....
君の表面を覆う僕
目に入れても痛くないし怖くないだろ?
まるで一緒になったきぶんだね
でも知ってる?
僕に汚れとかがあったら
君は痛くて涙を流すんだ
....
もうそろそろみんなそれぞれの道へ行くんだね
僕らももうすぐしたら旅立つんだ。。。
この町ともお別れだね
2月は例年より温かいみたいだね
ポッカポッカ陽気から幻想 ....
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