365日分の一日だけ悲しみに浸って

それ以外は悲しみをひた隠して生きているあなた


私という女がいて、それはあなたに会ってから女になった

私は以前、ただの私であった

私を ....
いらない

そうではない

足りない

満ち足りない

欲しいものがないから

からっぽの希望で

なんでもない

それがいい

それがほしい


どこかにいって ....
幸せなあの子は不幸のフリが上手だよ

孤独も、人が居ないとできないのにね


泣いてるあの子は嘘泣き上手

涙なんて何も変えちゃくれないのにね


悲しいって言えるあの子は悲し ....
私が差すと、陰るのよね

残念だわ、本当に


彼、私のエコヒイキよ

歌がね

歌だけよ


夢も希望も絶望も、みんな含めたものがね
終わるのよ

変わらない愛がね
 ....
太陽と月が共存 狂依存する時間帯

ベランタの鏡に映った私の長い髪の毛は絡まっている

昨夜の雨で濡れて

あなたに拭いて貰うために濡れた髪の毛が 乾いている

乾いて変わらない朝
 ....
季節が変わっても

変わらないのは私だけで

いつまでも囚われている

もう目の前にいない人を

私を見ない人を

私を見ていたあなたを

ずっと傍に置いている

暖か ....
悲しいときにだけ、めのまえで笑ってて

泣きたいときにだけ、めのまえでだけ泣いて


あなたはね、上手に笑うから いつもね

触れることも できないよ

あなたがね、笑うときには 涙 ....
私は自分と関係ない人の幸せを祝えるくらいおおらかではないけど、
何かを乗り切って美しくなった人の顔は見逃さない。

きみはこっそり人を愛す。

私はそれを知っている。
 ゆらいでる 炎のろうそく吹き消して

 
  咲きっぱなしの百合の花、

   舞台の上はもう降りた

    
    ラムと合うのは冷たい過日、

  
   レターセット ....
土曜日の夜は飲みにいく相手がいるほうがいいとか

日曜日は家でぼーっとしていてはいけないとか

この年になったら定職についてないとまずいとか

乾杯のときくらいビールが飲めなくてはいけない ....
安定した土台は往々にして壊したくなる衝動

アイ?憎しみ?

全部同じだって 知ってる

失いたい

失わせたい

非常にネムタイ
嵐のような日常が終わると、嬉しかったこと哀しかったこと色んな気持ちが絡まって編まれていったものが残る。思いかえすということは、それを井戸のような深い水の底までゆらゆらと下ろしてゆくようだ。水面に浮いて .... あの穴の中を覗いた

そこに所定の置石があったなら私は私の宝石を置かないし

誰もいない部屋の椅子に座ったところで5分も持たない

天井が高い場所、椅子に座った数十秒

天窓を見上 ....
疲れたときには本を読む。

出発前に友人から借りた小説をゆっくり読んでいる。本は与えてくれるだけだから優しい。言葉を与えてくれるものはそれがどんなものであれ優しい。

それでも、私を可哀想 ....
唇を噛み締める、あなたの口の中をみせて

血が出ていたならキスしてあげよう

傷でもないのに、舐めてみたいな

いたいって言えない あなただけにする話
ここは8階

誰の害にもならないタバコを捨てて

ベランダから隣の人が飼ってる鳥が見える

私が飼っていた鳥は死んでしまったから、もう鳥を飼うことはない

誰かを愛したいと思っても、愛 ....
愛を込めて皮肉をいっても、そう通じない

私がされて嬉しいのは、否定であれ肯定であれ、的確に表現されたときである。

私の言葉は人を怒らせる

私の皮肉は人を黙らせる

お喋りがし ....
結論はまだ出ていない。

中国駐在の日本人男性と結婚しているセレブな主婦たちとランチをする。私の手持ちで食べられる7元の店に付き合ってもらう。

あなたは中国のバスに一人で乗れてすごい、と ....
かっこいいねえアナタの哀愁

かっこいいねえ不在のアナタ

かっこいいねえ諦めってやつ


簡単だよね、強気の怖がり

誰か傷つけてもね、傷つくのは怖いんだよね

誰も愛しちゃな ....
きのうは睡眠薬を飲まなくても眠りにつけたんだ

嬉しかったんだ、とあなたに伝えた

あなたは嬉しくはないから、この話はこれでおわり


幻想を抱けば尽きることがない

現実を見れば一 ....
これは埋葬の物語だ

これは私のための埋葬の旅だ


優しくされて引きずって生きるよりも、徐々に失われていくんだ

時間が経つにつれ、
距離が遠くなっていくにつれ、

あなたの傍に ....
共感なんてしたら負け
こっそり感動する
でも嫌味を言いたい
これ以上ない無言の暴力を振るわれる
不貞腐れる
それが力になる
負け惜しみで自分をやっつける
そう簡単ではない
取り返し ....
スピード出して 夜の中
酔っているのは私だけ
遥かかなたの世界へようこそ

おかしな頭はそのまんま
昼間の光でこんにちは
未来を描くためだけに

壊したいから手を繋ぐ

黒か白 ....
一人になってしまいたい

鍵を回す音がきこえる


かすかに開いたドアの隙間

こじ開けたら、ドアが閉まってもう開かない


ここは真っ暗

光は外側

窓がない部屋 言葉 ....
わたしは見習い弁護士、に扮した三鷹の焼き鳥屋の店員。借り物のスーツに100円ショップのピンバッチをつける。

今日はある裁判の判決を見にやってきた。

被告人は、36歳中国人男性。痴漢容疑 ....
いつかいなくなる人、お互いにどうでもいい人とは誰とでも入れるどうでもいい部屋でしか会わない。

会わなくなっても、いなくならない人は自分の中にその人専用の部屋が出来てしまうから、そこが空っぽに ....
ー自由に拘束された現代の叫び、アイ・ドント・ノウというバンドについてー


 ドキュメンタリー映画「マホウノセカイ」に登場したバンドは、「アイ・ドント・ノウ」といいます。彼らは、最新型、踊れる ....
自分一人の秘密をつくらないと大人になれない

とよくいいますが、

人の秘密をひとつ知ることで、ひとつ甘い負担が増えます。

秘密は、口に出した瞬間から大量の小虫のように素早く床を這って、 ....
ピアノの白と黒を交互に抑えて、
小指から親指にまた跳んで、
どんどんと高音の淵まで向かう。
終わりの音は高すぎて耳には聴こえない。

とばしてしまった白い音だけがこもって、大切そうに響く。
 ....
なかったことにしてしまおう、すべて

昨日のことも、あしたの顔も

忘れてしまえばなかったことと同じ

忘れてしまえば自由になる

はじめに戻って、無垢なつもりで

なくな ....
猫のひたい撫でるたま子(220)
タイトル カテゴリ Point 日付
365分の一日自由詩008/11/24 23:15
こんな綺麗なものはいらない自由詩108/11/22 23:10
愛されものの涙自由詩108/11/19 9:35
私が差すと、陰るのよね自由詩208/11/18 8:07
カラからに 自由詩008/11/17 17:41
あいさつ自由詩208/11/10 10:42
見てるだけだよ自由詩008/11/4 19:08
きみの彼女自由詩108/11/4 8:14
まやかし自由詩208/11/2 21:45
ふつう自由詩208/11/2 0:28
うろんだよ自由詩008/10/30 18:57
回復自由詩208/10/29 10:39
あの穴の中を覗いた自由詩208/10/26 21:52
過日の怪物散文(批評 ...0*08/10/25 15:56
日傘、ひるがえして自由詩108/10/25 15:36
夕日が落ちて自由詩108/10/22 18:35
皮肉にも愛を、あとは?自由詩108/10/22 10:24
この件に関して、散文(批評 ...008/10/22 5:09
数えたことあんの?自由詩008/10/20 14:43
まだ話し続けるよ自由詩008/10/20 7:41
記憶の埋葬自由詩1*08/10/20 7:16
答え自由詩108/10/15 15:59
酔っているのは私だけ自由詩108/10/9 17:57
oto自由詩008/10/9 11:47
裁判所へ行こうよ?散文(批評 ...008/10/5 10:18
部屋自由詩008/9/24 18:33
ー自由に拘束された現代の叫び、アイ・ドント・ノウというバンド ...散文(批評 ...0*08/9/13 0:58
言葉の砦自由詩008/9/10 5:26
ピアノを弾く自由詩008/9/8 6:36
_自由詩008/9/7 11:12

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