涙の数だけ
一歩進めてる
そう信じなきゃ
生きていけない
同じのことの繰り返しでも
前のときよりは
少し
マシになっているはず
いつまで
続くかわからないスパイラル
で ....
それはまるで
幼さの残る少女の媚びた笑みようで
みずみずしい色気が匂い立つ
薄いピンクの蕾がほころび
少しグリーンがかった白い花は
もう満開
春はなんだかエロティックだ
そこ ....
自分の弱さを嫌うあなたには
この言葉は届かないのだろうか
幾度祈っただろう
何回叫んだだろう
明日が壊れてしまうほどに
ワタシはあなたへと続いているのに
悪魔の手口を知るよしもない ....
まだ耳に残るあの言葉
呪いのように
脅迫のように
責め立てるように
でも、しがみついているのは
わたし自身なのかもしれない
手放せないわたしの一部
痛くて愛しいあの言葉
言葉にすると
穢れてしまう
どうしたら
全部残らず
伝えられるのだろう
あれも違う
これも違う
探し続けているのに、どこにもない
似ているものを見つけた
光が差して
ゆく手が開けた
「これかもしれない」と思ったのだ
でも、またすぐに色褪せた
無色に ....
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