遠くの空から音がする
かん、かん、かん、かん、
音がする

Hello? Hello?
Can you hear me?

かん、かん、かん、かん、
音がするんだ

届け、僕の声
 ....
この世界は「時」という名のレールを走っていて
決して逆走したりしない。

僕の後ろに道はなく、
そうだ、ひたすら前進前進以下省略。
夢、という輝かしい餌をぶら下げられ、
一目散に走るのが、 ....
何もかもが意味なく思えて
ひとかけらの望みも見つからない

そんなときでさえ
腫れあがった意識の片隅で思う
「それでも、私は生きている」

どんなに淋しくても
どんなに苦しくても
一 ....
別れの日から
どれだけの月日が流れても
私のなかの君は幼いままで

私の上に流れたのと
同じだけの時が流れたはずなのに

顔すらわからないような
今の君でさえ

ねえ、君に会いたい ....
窓辺に立ったあなたは
たったひとこと
「外へ行きたい」と
言った。

もしかしたら
私の隣りにいた
あなたは
私よりも
おとなだったのかもしれないと

少しおとなになった
私は ....
恋と間違えちゃいけない
このせつない気持ち
会えない気持ちがふくらんで
恋という妄想を作り上げる

間違えちゃいけない
これを恋と呼んではいけない
なんてことだ、今頃気付くなんて!

悪いが僕は鈍感なんだ。
だから見せてよ、「処世術」ってやつを。

「強さ」「誠実」「優しさ」「素直」
そんなのなけりゃないなりに生きていけるのに。

 ....
僕らは互いを求め合うけど
決して互いを愛しているわけじゃあない。

こんなふうに肌を合わせるのだって
互いの綻びを見つけようとする「手段」に他ならない。

愛している、なんて君がうそぶくか ....
「人間は結局は孤独だ」なんて
豪語していた私は、
君と出逢って
一人じゃ生きられなくなった。

ほんの少し、
ほんの少しでも
君も私無しでは生きられなくなってたらいいのに。
春夏秋冬

どこにだって

君との思い出がこびりついていて

それがたまらなく

たまらなく悔しいんだ。
おそらく私には 誤った条件付けがされている。

ある刺激Aに対するBという反応。
この{ルビ入力=インプット}は正しくない。

誰か消去してくれ!
このやっかいな「学習」を。

パブロ ....
やめて、といわれてやめられるのなら
とうの昔にやめているよ。

君が好きだ。
ざくろパイ(12)
タイトル カテゴリ Point 日付
果てより自由詩208/1/5 8:57
青空の下で、頬杖ついて自由詩107/12/31 22:45
瀬戸際にて自由詩007/12/31 22:33
メモワール自由詩107/12/30 22:13
冬の日自由詩107/12/29 23:31
危険信号自由詩007/12/29 23:25
前方不注意自由詩007/3/28 0:10
ほんのお遊び自由詩107/3/25 23:34
弱点自由詩107/3/25 23:20
負け惜しみ自由詩1*07/3/24 22:59
その後、犬はどうなった?自由詩007/3/24 22:31
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