夜の底から空に瞬く星を見ている。
悠久の輝きを、肌で感じた気がした。
僕の足元には暗闇しかないから、
僕は決して下をむかない。
僕の中の小さな光が、
飲み込まれてしまいそうだから。
....
春がゆく
春が ゆく
毎年 逃げ出したくなりますので
束縛の呪文を繰り返し 繰り返し
残りわずかの平衡感覚で
危うい足元を耐えています
一点の迷いもなく
無邪気にあふれる光が ....
あなたは ふらり
何の気なしに
立ち寄った旅人のようですね
来訪が嬉しくて 嬉しくて
こころからおもてなしするのですけど
ずっと ここに留まってはくれず
また ふらり
どこかへと ....
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