青色と緋色の境界
急ぐ足
丘を駆けて
このまま翔んでゆきたいと


神様という やさしい人が
与えてくれた やさしい時間
わたしは悟る
誰しもが赦されるため
生まれてきたと
 ....
一本の 果てない 直線の 上を
ただ ひたすらに 踏付ける
理由なき 旅 か もしくは 業 か


付き纏い 続ける 疲労と
唇から 零れ落つ 溜息

緊張の 糸を 切らない よう ....
青色へ 崩れおちゆく
世界はただ
切ない音色を奏で
それは私の心を震わせる

未来への約束を破ることさえ
厭わない
明から暗への埋没


通りすがる母と子の
健康な残り香に
私 ....
わたしは
とらえたものを
ひとつ ひとつ
千切って 割いて

溜め息の風に
流します


永遠は
はかないもので
だけれども
信じずにはいられない


だからわたしは
 ....
頭の上を とんでいく月
わたしは 乗りたい
どこまでもさらってほしい

見下ろす街の その果てに
広がる海の波音などを
この耳にやきつけながら

わたしを焦がす
酷い痛みを
声 ....
バタバタと 風にふかれる ライナスの毛布
自分から 洗濯ばさみ はずしたの
ひらひらと 風にゆられる 大すきな毛布


雨なのに わざとおそとへ 出たんだよ
笑っていった わたしは 風にふ ....
みちる(6)
タイトル カテゴリ Point 日付
夕焼け自由詩207/9/22 22:24
哀しみ自由詩207/9/15 22:05
うたううた自由詩107/9/14 19:31
せつなに謳う自由詩207/9/12 19:53
飛行船自由詩107/9/11 2:27
自由自由詩007/4/7 13:11

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