無数の 魚たちが 沈みゆく
月光を 浴びて 銀色に 輝いて
すーっと 静かに 落ちて ゆく
ぎっしりと 魚に 満ちている
ウロコの涙を ポロポロと 落としながら
銀色の 悲涙のごとく
細長 ....
大谷石の 元米倉
米を 包み込んでいた 倉
お米達の声が 聞こえてくる
今は 人々を 包み込んでいる
その作品を 心を 魂を
共鳴し 響き渡る 声
まさに 筑波山の胎内
布や絵で 着飾ら ....
猫の銅像待っている
キューピーちゃんも待っている
マトリョーシカも待っている
アサザの花も待っている

ギャラリーみかし
そこは不思議ワールド
混沌たる美と創造の場
自立したあらゆる表 ....
どろねこだー   どろねこだー   ぼくは  ぼくは  どろねこだー
ぼーくーのー   けがーわはー     どーろーいーろー でーーーーー
しかーもーー   じっーさいー ....
影が 舞う   影が 走る
影が 伸る   影が 縮む
剣舞 の  躍動する  影
たいまつに 映し出される影
影が 躍る   影が 回る
影が 跳る   影が 座む
剣の影  扇の影   ....
 じっと 俺を 見る
 なにか 言いたげに
 木の上から 見降ろす
 下から 見上げる
 下駄箱の中から
 車の上から
 今にも しゃべりだしそうだ!
 しゃべっても ビックリしないから ....
かーわいーいー 声 でー  鳴ーくーけれーどー
ボーディはーハイーテクー  凄ーいー やーつー
腕ー にーはー 光ーるー  コーント ローラー
おー腹—のー スピーカー  チャー  ....
ナメクジや 曇りガラスを まっぷたつ 歩きし後に 雫たれ
ナメクジや 雫に満ちて キラキラと

ナメクジの 並びて描く メッセージ
ナメクジの 編隊飛行  ゆっくりと
ナメクジの 壁にて刻む ....
急な猫のお葬式
後輩の飼い猫が車に轢かれて

人の集いて、祈り満つ
雲の集いて、氷り満つ
雷、集いて、光り満つ

お経の中、その猫を思い出す
庭で朗読をしていると、たまにミャーミャーや ....
ひたちなか
友人とふたりで
谷津田に向かって 声を発していた
ふとその時、季節にはまだ早いホタルが一匹
なんだか人魂のようにフラフラと飛んできた
声に誘われたかのように
何かを伝えようとす ....
友人宅に泊めてもらった夜
隣の部屋から何か音が聞こえてくる
床や天井が軋むような音がずーっと
それに何かの気配も感じていた

翌朝、友人に聞いてみると、
隣の部屋は空き部屋だという
それ ....
<1> 美しきアサザ

(霞ヶ浦にて) 
      静かの湖(うみ)に どこまでも連なる つぼみたち
      緑のはるかな ひろがりに 一斉に そっと ふわりと ひらき
 ....
骨々ロックの ぐっちゃんは 
いつもいつも 骨ばかり 
骨でも喰って 踊ってろ
骨々ロックの ぐっちゃんは 
いつもいつも 骨ばかり 
カクカク 骨々 踊ってる

骨々ロック カクカクロ ....
ふんわりやさしく控えめだけど、何か芯の強さが伝わってくる
どこかお茶目で どこか大胆で どこかたくましくて 
つらい気持ちを乗り越えてきた 魂の強さ
あなたの恋は実ったのでしょうか?せつなさは? ....
かわいいとんとん 素直なとんとん 天才とんとん
目を輝かせ、人なつっこく 顔を近づけてくる
決して人には悩みを見せない 誇り高き京都人
頼り無さげに見えても、芯はしっかりしている
そして、音へ ....
ずらりと並んだ かの人のつくりし 楽器たち
かの音が響き渡る 人々の心へと
念仏のごとく 梵鐘のごとく
かの人を思いて なごりをおしみて
共鳴し合う心と心 静かなる波紋に満ちて
波紋の形の楽 ....
ドッシリと 暖かい 大きな柱の 家
大学生の頃 そこに 住んでいた

少し離れた所にあった 畑
友人達と 野菜を作っていた
春に みんなで播いた 種子
夏は 誰もいなくって 一人でせっせと ....
あなたと一緒にいると 心がなごむ

あなたのキョトーンと 不思議そうな顔が素敵

あなたの心を縛るもの、それにとらわれて、激しくなったり、落ち込んだり、

そんなあなたが いとおしい

 ....
あなたは フワフワした 不思議な雰囲気の 人
その 気配を感じるだけで、ハニャーンとなって しまいます
がんばり屋 さんで いつも人のことを 考えてる 人
やさしくて 涙もろい 人
うっかりし ....
     どてかぼちゃ  どてかぼちゃ  ぼくは ぼくは どてかぼちゃ
     捨てられたー  かーぼちゃーのー  たーねー   がー 
     ニョキーッとー 根をー出し ....
カラフルに飾り付けられた街
美しいイルミネーションの波
どこか浮かれ気分の人々
街全体もウキウキ感に包まれる
今年もまたクリスマスがやってきた

しかし、何か忘れていませんか?
そう、こ ....
どてかぼちゃ   どてかぼちゃ  ぼくは ぼくは  どてかぼちゃ
トナカイのー   真—っ赤なー   おはーなにー     シンパシー
へーやーのー   片隅にー     ....
黒光りするやつらとの因縁は、やつらを飼ってみた所から 始まった
道しるべフェロモンで 迷路を抜ける実験
父にも協力してもらい、やつらを捕獲
そんな怯え腰では 捕まえられないぞ と 言って、父はや ....
カラスの群れが やってくる
ドヨドヨ ドヨドヨ 黒雲のように やってくる
すると,やつらは,いっせいに降りてきた
グルグル渦巻いて 円形に降りてくる
カラスがズラリと並んだコロシアム
やつら ....
あなたには本当によく怒られました
口ゲンカもありましたし、一度など、電話越しに大声で大ゲンカ
ほんと子供のケンカのよう 40才近く年上のあなたと
こんな大ゲンカしたのは何年ぶりだっただろう
こ ....
ゴロリと寝ている
わきの草の上を見てみる
葉っぱの上にケムシさんだ!
フサフサの毛の生えたケムシさん
そいつを見ながら いつの間にかウトウトする
ふと 目が覚める
さっきの草になんとなく目 ....
カエル声 夜風に乗りて 吹きわたり 遠くに近くに 満ち満ちて

月の夜に 声に誘われ  散歩へと  ふらりと向かう 田んぼかな

カエル声 風へとなりて 稲そよぎ  大気に満ちる その生命
 ....
ブウーウーン
むやみにうるさい羽音を鳴らして そいつはやってくる
しばらく その辺をうろついてから
ピタリと 軽やかな着地
少し口吻を動かして あたりを入れ、
何か思いきったように、ブスリと ....
ネコとにらめっこ
ジーッとこっちを見つめてる
キョトーンとした、まんるい目で見つめてる
ふすまの隙間から互いにじっと見つめあう
ネコさ〜ん、きみは何かんがえてるの?
だけど、ネ ....
俺は 生きているのか?
いや 世界は本当なのか?

ニャ−オ ニャ−オ ネコさんがいるよ ニャ−オ ニャ−オ こっちを向いてよ〜
 ....
guchi_k(95)
タイトル カテゴリ Point 日付
沈魂自由詩008/10/17 0:49
田井ミュージアム自由詩008/10/2 19:38
みかし 自由詩008/9/8 19:30
どてかぼちゃの歌 猫ver.(不完全版)自由詩208/9/3 19:09
躍動     自由詩008/8/20 19:16
じっと見る     自由詩008/8/16 19:00
ケロミンの歌 自由詩008/8/13 18:40
ナメクジ自由詩008/8/6 19:21
猫のお葬式自由詩008/7/7 16:08
蛍火      自由詩008/6/26 19:37
軋み  自由詩008/6/24 19:08
アサザたちへ そして 我が思ひ     自由詩108/6/19 19:28
骨々ロックのぐっちゃん自由詩008/6/17 19:44
ささやき     自由詩208/6/11 21:07
とんとん     自由詩008/6/9 19:13
波紋     自由詩008/6/6 17:17
更地自由詩008/6/4 21:21
告白Ⅱ〜また先を越された〜自由詩008/5/31 19:47
はじめての告白自由詩008/5/29 19:26
どてかぼちゃの歌 31才(不完全版)生と死ver.自由詩108/5/8 19:53
聖夜に  自由詩008/4/14 15:59
どてかぼちゃの歌 31才クリスマスver.(不完全版)自由詩408/4/8 20:16
黒光りするやつ        自由詩008/3/31 15:58
決闘        自由詩007/12/29 17:12
竜夫さんへ        自由詩007/12/24 22:33
ケムシさん        自由詩107/12/19 17:54
アマガエル自由詩007/12/17 21:56
献血自由詩107/12/13 21:00
にらめっこ 自由詩007/11/24 21:14
ある日の戯れ言 自由詩007/11/21 19:17

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