チーズ
が(ないの)          浮き輪
                に
              括りつけた
                銛、
       け ....
しろい
バニラアイスを
おもいうかべて
そのアイスに
のっかって
おもいのなかを
たびします

ちいさな
バニラのつぶになり
乱雑にした
花のなか(花って
とても便利
だって
色彩があって
複雑)
文字を
ドロボーした
心のあやも
花のなか
わたしは
うでをくんで
まるく
わにした、ら
わにに
あげるプールが
できて
でも
みずがはいってないプールで
かなしかったから
なかなかった
(わにも
なかなかった
飛んでく、
夜には虫が飛行機が
わたし
女の子じゃないって
いいたかった
鳥が
飛んでいく
ぼくの
夕日の上で
電線と
電柱が、足元に垂れてきた
電気色のコーヒーに
「こんばん ....
ハンカチの中に包んだミルクを
野原に置き去りにすると
卵になって帰ってくる

家のドアをトントン叩く音がきこえたら
開けてあげて

あなたも卵になれるよ

うれしいな
はじ ....
 緑色の夕辺は
  波に打ち寄せる楓のよう
   雪が白砂に浚われて
 切り取られた
    古本屋の電灯が
  月を照らす
   アシカはいま
 広葉樹の葉に覆われて、

 ....
行き場のない
公園が
たどり着く場所というのは
公園で
うろうろ
自転車が回る
公園には
行き場がない

なきむし
って
いうことばをしるまえに
なかなくなった
コンピュータ ....
降り落ちてきた一輪の花のほころびから
少女のリボンの結び目が
はじまるのです

ほどけても
へいきなようにあっけらかんに
結んでいるから
髪の毛は
猫のように気まま

笑顔
 ....
床屋の風船に
泡が乗っている
これから蟹に
初恋しにいくの
てんで
ばらばらの
掃除機の
中身
わたしのなかから
すっぽんが
どんぐりになって
あっかんべー
二酸化炭素の味のなか
でんわのベルが
りっぴっぴ
蝶の
時計は
水玉をこ ....
星屑のなか
ほどけて飲み込むSunday
溶けそうな太陽を
かためて飲み込むSunday
おやつにはキスを

林檎の皮を
恋のかたちに
剥いたら
芯まで
食べられちゃいそう
 ....
ペタ(12)
タイトル カテゴリ Point 日付
オムレツ自由詩207/12/6 22:09
バニラノイロ自由詩007/12/4 14:14
こんびにえんす☆おはな自由詩007/11/27 22:27
ねてる自由詩207/11/26 3:55
黄沙自由詩407/10/27 19:05
ゆくるく自由詩007/9/9 23:32
ひだり編み自由詩207/9/4 17:13
公園の通路自由詩307/8/23 10:30
微笑みリボン自由詩307/7/21 11:21
眠い昼自由詩307/6/6 15:16
ユッカ蘭自由詩307/5/21 22:17
電飾バランス☆ショートケーキ自由詩107/5/20 15:47

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