もしも願いが叶うなら
真夏の空を緑色に染めたい
もしも君がいてくれるなら
ただただ抱きしめていたい
もしも雨が降るのなら
あなたのもとへ戻りたい
もしも花が咲くのなら
生と死 ....
ニヤニヤ笑う猫を見ながら
タバコを1本。
“この猫はバカだ”
と思いながら もう1本。
ひたすらあたしの周りを
くるくる回り
飽きたのか どこかへ行ってしまった。
この辺は質の悪い奴 ....
寂しがり屋の子犬を
“さよなら”と言って突き放す。
何故そんな事をしたのか
自分でも分からない。
ただ 戻ってくる気がしたの
ただ 自分が信じてただけ
なのに寂しがり屋の子犬は
....
暗い道を明るい蛍光灯が一部
寂しく照らしているだけ
ただそれだけの事。
あたしは歩いた
今 真夜中の1時を回った
黒猫が横切っただけ
ただそれだけの事。
さよなら
さよなら ....
ゆらゆら流れて
目と目で合図
雲を掴んでお辞儀する
ゆらゆら流れて
錆びて壊れて
なにやってんだろな
ゆらゆら流れて
逆さ吊り
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