あまい音色
聞こえるかい?

 

もう、

 

耳元まで
近づいてるんだ


 
 

ノイズ、超音波等々
頭蓋骨まで
破壊していくような
脳内から、

 ....
言葉じゃ足りなくて
言葉が、足りなくて

 

途絶えた会話
それ、コミュニケーション?

 

アンテナの上に成立つ
無数のコトバ
テキトーにドッキング
リズムにのって
 ....
やわらかくて
あたたかくて
ちょっぴり
かなしくなる

 

それをひとは
(あい)とよぶから
ぼくもならって
(あい)とよばせてもらおう

 

やわらかくて
あたたか ....
クモの巣だらけの部屋で
目覚めたらあくび
数十センチ積もったホコリを
指で拭って、こんなにも
時が経ったことを知る
 

太陽の表情は険しく

一歩も外に出られない
窓の外覗けば
 ....
赤い血がナガレオチタ
空が燃えている
銀色のツバサが折れて
黒い雨降り注ぐ
 


街がゆれる
また、ひとつ
街がおわる

 

街がしずむ
また、ひとつ
街がおわる
 ....
恋の磁石で
くっつき合った心と心
ユリゲラーでも
曲がらない
固く結ばれた絆

 

リロードも
追いつかないほど
君に言いたいことは
まだ、たくさんあって
溜め込んだ想い
 ....
殻の無い
カタツムリは言う

 

(差別するのは、
よくないぜ)

 

ただ、ソレがついてるか
ついてないかの
違いなんです

 

わかってるさ
塩に溶 ....
誰もいなくなった
青い公園
やさしい風が吹いて
 

時が、
止まった

 

君の揺らしたブランコ
散らばってるビー玉
遠ざかる虹の色
その
すべてが、
輝きを失 ....
オレンジ色の景色
カラスの群
手を繋ぎ歩くふたり
ただ、それだけの風景
 

混ざりあう海の色
水彩じゃ
描けないような
深い 深いブルー

 

きっと
今日も明日 ....
紫色の夜
チャリで駆け出す
月の跡 世界の裏側

 
 

突然
怖くなって
鳴り響くサイレン
逃げ込んだ
ひとりの部屋
冷たい床

 

夜中に脱いだ
抜け殻 ....
波の音に耳を潜め
ふたり
貝殻の奥に

 

響く

 

声を
懐かしみ
涙ぐむ

 

さよなら
波の花
消えゆく白
さら さら さらり

 

手を ....
死んだ魚のような
目をして
生きるエヴリデイ

 

舌が干からび
あう あう ああ
猫が絡まり
にゃあ にゃあ にゃあ

 

ほれ、
おまえの好物ぞ
喰え 喰え
目 ....
カルピスソーダの海
泡を吐きながら
魚たちは行く

どこまでも
遠く
地平線も、宇宙も
飛び越えていく

糸電話の関係
切れたら
もう、それっきり
地球と君を繋ぐ
サテライト ....
街角ゆれてる喫茶店
懐かしい匂いだ
君のいた場所
君といた場所

水玉模様の空綺麗だ
水たまりのふち
想い描いた
君の姿も綺麗だった

スカートの色、君の色
僕は夢中で探している ....
アラモード(14)
タイトル カテゴリ Point 日付
暴走の果てに…自由詩007/8/13 0:00
会話自由詩007/8/11 12:30
らぶ自由詩107/8/10 23:46
100年後のホコリ自由詩007/8/8 11:32
黒い雨自由詩107/8/1 9:46
恋の磁石自由詩007/7/30 23:38
エスカルゴ・パーク 自由詩207/7/28 10:41
セピア自由詩207/7/27 22:10
インディゴ自由詩207/7/26 1:46
進化自由詩407/7/22 22:25
波の花自由詩407/7/18 22:09
生き地獄自由詩207/7/17 8:13
サテライト自由詩507/7/16 8:07
水たまりに映る景色自由詩307/7/15 1:40

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