眠れない夜を
乗り越えて
カーテンを
開ける
おはよう
朝が来たよ
今日も
世界は
美しいよ
ちゃんと
地球は
回ってるよ
風が吹いてる
人々はざわめいている
月にはひとの足跡がついている
それでも
ぼくら
会わなくちゃいけないんだ
星の川に
きみを
横たえるよ
雲をかき寄せるから
....
あたしなんて
死ねばいいのに
お風呂にずぶずぶ潜り込んで
死んだ真似
呼吸が続かなくて
ざばり
息を吸い込む
過去が何をくれた?
未来が何をくれる?
大切なのは
今
分かってるのに
時々難 ....
まるで
造花みたい、って
でも
こっちが本物で
香りだってするし
でも
偽物みたいに
綺麗で
どっちなのか
わからなくなるよ
カリッて
あたしの殻を
割って
中から
とろんって
あたしが
溢れ出すから
踏み込む勇気、ある?
あの夏
ぼくらは
無邪気だったね
森のなかで
草をかき分けて
誰も来ない場所で
ふたりで息をひそめて
もう
ボクには
登れない
思い出が
蚊のように
つきまとうから
降り出した雨に
次々と傘が開いてゆく
あたしもつられて
傘をさす
雨の音が
変わる
傘にあたる雨の
人工的な音が嫌い
閉じ込められた
空間が嫌い
傘が重くて
....
こころ変わりするの
たぶん夜ね
雨の記憶を
すみずみまで
湛えて
夜毎
こころ変わりする
そらのいろに
染まってゆく
わたし
脳が絶え間なく
考え続けてる
こころがたゆまず
感じ続けてる
止めるすべはない
青空
雲がゆるやかに
ゆるやかに
風に流されてゆく
風
だから、
次 ....
そらのまんなかに
二重の虹が
かかっていたんだ
あの虹に
追いついて
追い越して
虹のふもとには
宝物があるという
きっと
あの虹のように
なないろに笑う
キミがいるから
ボクは
全力で
走 ....
寝転んで
夜空を見上げる
ディープ・ブルー
この大地は
あのひととも
繋がってるのね
些細なことで
このそらが
色褪せても
ちゃんと覚えておくよ
この夜の
静 ....
遠い記憶
あのひとが
言ってくれたコトバ
キミの存在価値は
ボクが認めるって
信じよう
覚えておこう
このそらの下に
あのひともいる
もう二度と
会えなくても
太陽のいろの
バケツが
雨に晒されてる
静かで
雨の音しかしなくて
わたしは
ただ
壁にもたれて
泣き続けて
遠くまで続く
薄紅色のアーチ
やわらかな風
さくら舞い散って
ぼくは走り出す
トンネルの向こうに
キミがいる気がして
待っててくれる気がして
全力で、
走って
走って
普段通る坂道の桜
満開で
凛として
立っていた
その
普段の桜を
愛でよう
名所の桜なんて
しらないひとの結婚式みたいで
身近かな
坂道の桜を見上げる
確かに
お日さまが
輝いている
今日が
終わるまえに
あなたに
会えたなら
巡りあったのは
私の運命
遠く遠く
離れているのは
私の宿命
そばにいて
そう言ってもらえたなら
すぐにでも
会いにいくのに
電車を
乗り継いで ....
今日は父の誕生日。
父と母が出逢って
私が産まれた。
それが私の原点。
まだ生きている。
それが私の宿命。
こんな
きれいな夜景
だれに
あげましょか
夜の帳にくるんで
天の川をリボンにして
お月さまのオブジェを添えて
だれが
受け取って
くれましょか
異国の地を歩く
知らない街を歩く
静寂
遠く修道院の
尼僧の溜め息が
聞こえそうな
遠く眠っている
赤ん坊の寝息が
聞こえそうな
このトンネルを抜ければ
あそこには光がある
あの光が
わたし ....
ハートがいっぱいで
あなたへの想いが
わからなくなりました。
あなたからの想いも
わからなくなって。
すっきり整理したくて、
でもそれも虚しくて。
それでも
明日を迎えるために
きちんと整理し ....
朝、
窓を開けたら
そこに春があった。
柔らかい日差し。
爽やかな風。
甘い花の香り。
鈴蘭の白が
新しい季節を呼び込んでいる。
そう、
否が応でも
季節は ....
育ったばかりの
若い芽が
涙を滴めている
将来への不安
現在を生きる
苦しみ
わかるよ
わたしの涙は
滴り落ちた
若い芽は
まだ我慢している
春を告げるなら
サヨナラの前にしよう
白い息を吐いて
抱き合ったぬくもり
競争して
部屋への帰り道
笑いあって
息を荒くして
そんな
冬の思い出
寒いのに
暖かな思い ....
ごめんね
あのひとみたいに
満開には
咲けない
いつも
自分の弱さを
しっかり抱え込んで
固いつぼみのままで
満開の梅は
こぼれる香りで
春に
溶け込んでいく
ごめんね
少しずつ咲いてみる ....
赤と白
寄り添ってたんだ
春の先駆け
紅白の梅
満開の赤と白
ああ
キミに会いに行こう
穏やかな日差し
柔らかい微風
こんなキレイな梅
キミに見せたいから
....
麗らかな日差し
優しい青の空
お賽銭あげて
自分のしあわせ、
祈った
たまには
そんな
わがままも
いいでしょ?
一年に一度の晴れ舞台
小道具もちゃんと持った?
髪も整えて
さあ
いくわよ
居候のわたしの為に
お母さんが焼くケーキ。
ほんのり甘くて
優しい味がした。
わたしは
このひとから
産まれたんだ。
ありがとう、お母さん。
もう春だけど
おでん
寒いからね
両親と囲む
おなべ
久しぶりで
ちょっと涙
長い長い階段の果てに
きみがいる
駆け上がるぼくと
待ってるきみの
心臓の音が
共鳴して
待ってて
息もつかずに
駆け上がって
すぐに
きみを
抱きしめるから
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22
0.25sec.