醜い言葉ばかりが
詰め込まれた
黒い大学ノート
 
大人になったら
砂場に埋めて
地球に還そうと
思ってたんだ
 
未だに手元に
あるってことは
未だ未だ
大人になれてな ....
 
軽はずみな言葉は
裏拳で弾いて
矢で射るように
後頭部から突っ込め
 
破れた紙くずを
裏拳で弾いて
彼方まで飛ばし
 
 
キャッチボールしようか
 
 
審判団の ....
諦めの悪い雲が
あの空に溜まって2年も経つ
景色は変わるけど

僕の目は確かに
今の君を見てるんだ


何も考えてないんだろうけど
凄いことだと僕は思う


朽ち果てた銀河 ....
消えたくなったら

死にたくなったら


切らずに結んで

手首に傷を残す


17本の誓うを結び

17回、僕は死んだ


カラフルに見える糸は

裏腹な心の証 ....
 
生まれつきの
アウトオブオーダー
 
完成しない
 
僕という
アンドロイド
 
 

組み立てて
張り合わせ
 
何か
ひとつが
余るんです
 
 
 ....
堕ちてきたリアル

見た目以上
重たいそれは

掴みきれず

掌から溢れ


また、
是も性かな。


薄目開けて蒼い世界


誰か、
泣いている
〈タネ〉も〈シカケ〉も
ありふれた
この眩しいほど
澄み切った世界で


信じられる
暗闇

自分自身だけ


汚れた爪と
不格好な指
骨張った甲から

覗く
 ....
僕が
指を鳴らせば

風は奏で
空は泣き
雲は走り
地面は跳ねた

空から星取る
ことも出来た


それなのに、
それなのに、

君の"ココロ"は
 ....
星を見上げて
一人のベランダ

月の明かりが
孤独をうつす


ため息一つ
フゥ…とついたら

歌の終わりの
ロウソクのように


月も、星も、
全てが消える

 ....
ゆうじん(9)
タイトル カテゴリ Point 日付
自由詩008/4/14 22:55
球戯自由詩008/4/9 1:40
止まり時自由詩007/7/31 17:43
ミサンガ自由詩107/7/30 1:16
未完成自由詩107/7/28 9:27
堕ちた実自由詩207/7/25 23:25
逃げ闇自由詩207/7/24 13:28
ぱちん自由詩107/7/23 22:40
二人月夜自由詩407/7/23 18:31

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