花よ おまえは

そうやって 最期のときまで芳香を放ち
あたりに愛を振りまきながら

気前よく花びらを散らせて融けてゆくのだね
なにも求めずに

ただ与えながら
世の中は 割り切れるか割り切れないかのどちらかだ
それはひとによる

物事は 白黒つけられるかつけられないかのどちらかだ
それもひとによる

ひとの数だけ正悪が存在し 神秘は触れられないま ....
何をそんなに泣く
何か悲しい出来事が起こったんだねぇ
玩具をお姉ちゃんにとられちゃったか

よしよし。

その玩具は、君にとってとっても大事な宝物だったんだよね
君にはそれが全てだったん ....
ちっこいきみがわらうと、おはながさく

あめの くらいにわに
ちっこいきみがかえってくると、

おはながさいて
やわらかくほほえむ
都合のいい立場に甘んじ あなたを許し続けた年月
尊厳を取り戻そうとした瞬間 振られた

昨日あのまま都合のいい女を演じていれば 
いまごろはあなたの肌のぬくもりをしあわせに感じられただろうか
 ....
皮を脱ぐのはいいきもち
するっと脱げちゃう するするっ

ちょっと痛いんじゃないかとおもうけど
やってごらんよ   するするっ
きれいに脱げるよ  するするっ

するっとするところも ....
風は通り過ぎるもの
動くから風

たとえそれがそよ風であっても
たとえそれが熱風であっても
どんなに心地よくても
どんなに熱く燃えても

通り過ぎていくのが風
生理帯を洗う
赤い血液が流れ出す

身体とこころに記憶されたいらないものが流れ出す
たまっているいらないものが流れ出す

おんな
おんなであること

もうすぐ誕生日をむかえるわたしの ....
くれないの
想いはつのり 風まかせ
今日も指先 キーに乗せ
液晶画面の君は微笑む

くれないの風 海渡る風
エゴは、あなたを独り占めしたいと言っています
エゴと存在の板ばさみになっているあたしは
やっぱりエゴ
子どものような純なこころで
信頼

すべてをあずけて
信頼

ただただ愛して
信頼
昨日の君を忘れないよ
昨日のあたしを忘れないようにするよ

点と、点が、一瞬交わった
そこには愛があった
愛ってなんだかしらなかった
だけど、たしかに、愛をかんじた
わすれていたものが、 ....
愛してる


なんて、いえない


・・・と、おもう
はやくきみにあいたい。

なんねんぶりだろう、どぎまぎして
じぶんの心臓じゃないみたい
会ったらなにを話したらいいんだろうか
上手に話ができるだろうか

きみのお手前にお任せして
あた ....
昨夜は ひとつに繋がっていることを 感覚的に実感した

まるで 気持ちが通じたかのように
あなたの言葉
わたしの言葉

絡みあい ユニゾンになって
響きあい 今に続いて

時間とは  ....
半泣きの月を見上げてこんばんは

背筋に刺さる いくつもの瓶
壊れた背中を抱え込み
優しくさする その腕と
作り笑いも 爽やかな

あれから幾晩たったかな

満月の 兎は赤い眼をこす ....
あなたはクールを通り越してコールド
そう感じるわたしはトゥー・ホット

夏が終わる
溢れんばかりの熱情と
狂おしいほどの涙と
勘違いの愛情の季節が終わり

やっと涼しい秋がやってきた
あした と きのう の間に存在する
永遠
ももいろの触手をぐぃーんと伸ばして
君を捕まえて閉じ込めてしまうのさ

そうして やっと 安らいで
君をまた 自由にしてあげる
ただひとり 君の足跡待つ解析 何かいいたいわけで
みんな何かいいたいわけで
そうやって動いているのだ
豊かさと 安らぎは ハートの中にある
ハートとはどこにある
ハートとは心臓である

心臓のどこに 豊かさと安らぎがある

世の中がおかしい
何がおかしい
政治家がおかしい
政治家の  ....
風が葉っぱを揺らして
葉っぱが風に踊る

昨日の埃を振り払い
昨日の憂いを振り払い
昨日の悲しみを 昨日の夢を
全部きれいにして

今日の葉っぱが踊る
今日の風に踊る
しらないおじさんがわたしの部屋に居ました。
そのおじさんは わたしに
「まほうのくすりをあげよう」といって、
ちいさな瓶をひとつ、くれました。

「これは、たらたらたらり というくすりだよ」 ....
ただ雨を聴いていたよ

感嘆するでもなく 愚痴を言うでもなく
ただ雨を聴いていたよ

その瞬間
叩いても 叩いても
休まる暇がないように

あなたのこころの奥底に
眠る子羊数えては
どうしたものかと 考えあぐね

優しい唄を唄おうか
とんてんころりん ころがって
あの子の瞳にま ....
風邪ひいて

がんばってきたことや 無理してきたこと
つらかったことや 涙堪えたことが

一度に熱になって放射するのさ
今 踊れなかったら いつ踊る
永久の別れが いつかも知らずに
和気藹々と 彷徨う者たち
その影に木霊する ひとひらの桜
季節は移ろいゆくとも その言葉見えず
ただいたづらに 迷いゆくのみ
ukiha(57)
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