それは私の体温に過ぎませんが
 開放への安らかな入り口です
 眠るときは
 呼ぶ声もありません
 何も要求されません
 最も信用のおけるものにくるまれて
 眠りは
 ちいさく破滅 ....
街灯が芽のように生え並び
待っている
空が重なる
呼吸して嵩が増し落ちていく部分を確認する
向かいの歩道をおじいちゃんが少年のように走る
買い物籠の中身に手を遣ると何も掴めないことに気付く
 ....
平日の朝
車をはしらせている
彼女は運転免許をもっていないためにあなたに別れを告げられたという話や
小さい頃に処方されたシロップの味を思い出しながら
本調子でない頭を冬と春のあいだの空気に突っ ....
昼の月をみました
飛行機がすぐそばを飛んでいました
あんまりにもくっきり見えておもちゃのようでした
街では秋が暮れていました

お月見をしたことはありますか
私は幼稚園のときに
兄とすす ....
宮川(4)
タイトル カテゴリ Point 日付
熟眠自由詩108/11/16 13:30
薄暮自由詩2*08/3/6 21:21
_自由詩108/2/13 14:40
午後自由詩207/11/20 21:15

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