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シルバーの空に映り込むことを知りました
もう
春とは違うよと教えられ
枝先からこぼれそうな
それも
また
みたことのあるカラーでした
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いま。
群青におぼれるところでした
満月を目指すラクダの睫にふれて
イエローの風にサインしたらいい
ほんとうのすべてを
過去に落下させないように注意です ....
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そらをおよいでは
不確かなものをさがして
真白なひかりをのこしました
きみはもう
ちいさなちきゅうでした
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ね
いつでも
月の引力の括弧内を慌てて移動して
ね
だから
季節風くらいでちょうどいい
もういちどの
ほんとうは
はじめから
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ごちそうさま
きのうのあしたを
とても
おいしくいただきました
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いっそのこと
つき抜けようかとおもう
もう
ぼくは
不思議を折り返してはこれないよ
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いわゆる
よりも
トーテムポール
まずは
この感情
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だから
まず
そういう一年だったのだと
あえて
濃いめのカラーで
かざることにします
あとは
ほんのすこしだけ
ぼくを
行方不明にしておきます
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明日の
天気に
首をかしげたり
紅茶の中で
角砂糖が詠うほわほわと
スプーンを遊ばせたり
そうでした
ぼくは
ぼくをさがさなくてはいけない ....
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マーブルの世界に
ごめんねを置き去りにした
ちから強く刻まれていた文字を
想い出せずにいる
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ぼくに優しい時間と言葉が
さよならのむこうで
足踏みをしている
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目を細めて
少しぼやかして
灯りから
猫のひげがあらわれたら
いよいよなのだと思う
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ぼくの不安は
ついには宇宙を漂い
いま
どこかの惑星の隅に
潜んだかもしれない
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ほんのすこし
はやいけど
羽が生えはじめた
僕等のモノクロを
見送ることに決めたよ
のぼりはじめた
きいろの船
沈まないでいてね
さよ ....
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