思い切って立てました。現代詩フォーラムに山梨および甲信越地方にゆかりのある方はいますか?
(出身・在住・住んだ事がある等々。)どのくらいの方がいらっしゃるかは解かりませんが、詩作や詩・現代詩フォーラ ....
皆さんは、何処で詩を書きますか?

アパートのこたつの中/図書館の片隅/喫茶店の窓際の席/休み時間の教室やオフィス

等等、色々あるとおもいます。

皆さんが、詩を書く場所やここで書く事が ....
ぷっ・ぷっ。と
西瓜の種を飛ばしては
赤い果実を食べ尽くす
夏休みの昼下がり。

畑から帰った父が
もぎたてのとうもろこしを
大鍋で茹で始めたので
私は大きな声で言った。

「茹で ....
抱き締めるように繋ぐ
暖かくて大きな手

大丈夫だよ。と
励ますように聞こえた
頑張ったね。の一言

些細なことを共有し
少しずつ対話を重ねた
その日一日の終わり

今はもう遠い ....
残されたままの想いが
粉々に砕かれて
足元に散らばっている

伝え忘れた事も混じり
洗い流すように見えた
頬に浮かぶ涙のあと。

今、悲しみを乗り越え
私は更に幸せとなる。


 ....
少し高めの声や
心地よく響く歌声が

いつまでも引きずっていた
執着という名の足かせを外すから

私はもう一度
誰よりも幸せになろう!と思い返し
誰よりも高く飛ぶためのスタート地点へと ....
抱き締めるように繋ぐ
暖かくて大きな手

大丈夫だよ。と
励ますように聞こえた
頑張ったね。の一言

些細なことを共有し
少しずつ対話を重ねた
その日一日の終わり

今はもう遠い ....
妹が子どもをあやす時

横には亡き父がいて

二人の顔を眺めては

唄って声をかけつつも

小さな頭を撫でながら

いつでも笑って

あやしている。
葬儀を終えたあと

母が腕の中に抱えた父の真新しい骨壺が
カタッ・カタッ。となっている。

黒喪服に身を包み
草履をつっかける母の歩調と重なって

(すまない。すまない。)と
泣いて ....
さようならを迎える前
ぐっ。と何かの覚悟をするかのように
心を無にしていた。

「人はいつかいなくなる、人はいつか死ぬ。」

さようならを告げた後
全ての繋がりを断ち切って去った人を ....
会えることにありがたみを感じ
一日一日と過ぎる時間を大切にしよう。と
心の奥底から決意をした。

挨拶を交わすことが出来たとき
当たり前のことが何よりも幸せだ。と
感謝を込めて手を合わせて ....
恋が終われば
理由が無くても詩が書きたくなる。と
誰かが言っていた。

女は若さが有利で全てだ。と
存在を否定するかのように切り裂かれ
死の淵の手前で泣き崩れたまま
楽になれれば。と動け ....
悲しみが今、涙に変わる。

君に言えなかった。

伝えたくても、伝えられずに

ただ、苦しかった。



ある日突然いなくなった君。

ある日突然何処かへと行ってしまった君。
 ....
週に一・二回
昨日まで会えていたきみの姿が
今はもう無い。
会える時間が大好きで
何よりも大切だった。

額の汗を拭い
綺麗に掃除を終えた後で
一杯の水を美味しそうに飲んでいたきみの姿 ....
もう会えなくなった君
ありがとう。
君といたささやかな時間は
前を向くことが出来るきっかけとなった。

もう会えなくなった君
ありがとう。
「今は当たり前でも、ある日突然会えなくなる事が ....
会えることが当たり前。だと
毎日を過ごしていたら
バイト先の閉店の知らせを受けて
その日から急激に
日々の時間の流れが速くなった。

(気持ちを伝えたい/離れたくない。)と
強く決意をし ....
恋が終わると
理由を付けなくても詩が書きたくなる。と
誰かが言っていた。

ズタズタに切り裂かれ
泣き崩れて動けずにいた私も
思いの丈をぶつけるかの様にペンを握り
白い紙に殴り書きをする ....
叶わなかった想いがひび割れて
粉々に砕けた水晶の破片と混じりあい
足元に散らばっている。

(無意味な執着は何も残らない、自分自身を傷つけ更に苦しめてしまうだけ。)

関わるもの全てを断ち ....
幕引きの前
馴染んだ景色を眺めたら

忘れたはずの愛情に
気がついたらしい。

別れの言葉に感謝を添えて
ぱたん。と静かにドアを閉めた時

名残惜しさと寂しさに
視界が歪んで見えな ....
哺乳瓶を手放した甥っ子が
コップに注いだリンゴジュースを飲み干した。

父に手を合わせ
今すぐにでも伝えなくてはならない。

病院の待合室
「いつか、孫と一緒に飲めたらいいね。」と
願 ....
大きな口を開けた君は
生クリームの付いた苺をほおばっている。

半分が残ったホールケーキの上
苺が欲しくて
「もっと食べたい。」と腕を伸ばせば

ふっ。。と笑ったおじいちゃんが
一口食 ....
宙へと向かい腕を伸ばす甥っ子の小さな手が
何かを握っている。

目の前の光景は
会いに来た亡き父の
右手の人差し指を握っているのだ。

「おじいちゃん。」

その一言を伝える代わりに ....
何もしたくない日は
黙って横になる。

考えることを辞めて/空気に溶けて
部屋の中を漂う私の姿を思い浮かべ
聞こえてくる音に耳を澄ましてみる。

(窓の外を走る自転車のブレーキ)
(何 ....
死んだ者たちが帰ってくる時刻だ。

透明な海が広がる南の方角から
白い空間と氷雪で覆われた北の方角から

生まれ故郷を目指して魂が向かうのは
死ぬ間際まで思い続けた家族に対しての心を
表 ....
高い波が打ち寄せる岸壁から
次々と飛び込む音が聞こえてくる。

宙を舞い
姿を消していった母親と赤ん坊。

「我慢。」という一文字は
生きてゆく権利でさえ
許すことは無かった。
はいずりをするきみのお仕事は
周りの人を笑顔にすること。

口の端っこをぎゅっと上げて
上と下に二本ずつ生えた白い歯を見せながら
声を出して笑っていよう。

「そこにいるだけでいいんだよ ....
手をついて立ち上がれば
ママの顔がいつもより近くで見える。

「偉い・偉い。よく頑張ったね。」

きみを褒めるママの隣では
随分前に亡くなったおじいちゃんが
くしゃり。と目元や額や口の端 ....
はいずりをする甥っ子が
何かを目指している。

上半身を起こしつつ
片方の後ろ足を蹴り上げ
前へ・前へと
何かに向かって。

生えたばかりの白い歯を見せながら
「うーっ。うーっ。」と ....
あゆみに子供が生まれて
お母さんは「おばあちゃん。」と
呼ばれるようになりました。

雨が降り終わり
余計な寒さを感じていた一月の半ば
お父さんが何も言わずに遠くへと逝ってから早5
年。 ....
ころん・ころん。と揺れる小さな頭

母の背中でねんねを始めた頃合で
父はそっと孫を抱き上げ
つつーっ。とタレ堕ちそうな顎周りの涎を
愛用の手拭いでさっと拭き取る。

すーっ。すーっ。と寝 ....
生後半年になる甥っ子のそばには
何かに埋もれてしまいそうな影が
リビングの明かりに照らされて一つ。

久方ぶりに家族が集まる頃
元気な声を上げて布団を叩きながら
ぱたぱた。と
手足を動か ....
父の顔を知らないはずの甥っ子が
写真を眺めては「じーじ。」と言った。

いつもなでなでをしてもらったよ。と
幼くともはっきりとした言葉で。

懸命に訴えかける眼差しと
更に笑ったような父 ....
梓ゆい(404)
タイトル カテゴリ Point 日付
会議室スレッド
集まれ!!,山梨県民・甲信越地方の人。会議室19/8/28 20:26
詩を書く場所会議室18/9/18 9:58
投稿作品
夏休み自由詩425/10/29 17:49
時は流れ自由詩225/10/29 17:48
ハードル自由詩225/10/29 17:47
出会い自由詩225/7/23 13:47
時は流れ自由詩025/7/23 13:43
子守唄(改訂版)自由詩225/7/23 13:37
帰り道自由詩325/6/18 12:23
人はいつか自由詩225/5/19 19:05
いつか別れの日が自由詩025/5/19 19:02
恋の終わり(改訂版)自由詩125/5/19 18:57
すこしずつ自由詩025/5/16 17:51
今はもう自由詩125/5/16 14:40
もう二度と自由詩125/5/16 14:34
4月30日自由詩125/5/15 16:09
恋の終わり自由詩225/5/15 14:31
破片自由詩025/5/15 13:51
おしまい。自由詩021/11/29 1:48
近状報告 自由詩321/5/12 14:12
お祝い自由詩421/4/12 12:24
語らい自由詩220/2/27 5:17
停止自由詩120/2/19 2:20
家路自由詩2*20/2/19 2:12
バンザイ自由詩020/2/19 2:08
よちよち自由詩120/2/14 4:17
たっち自由詩020/2/14 2:55
すすめ・すすめ自由詩020/2/14 1:55
いなくなったあとで自由詩019/10/8 3:08
ほほえみ自由詩219/10/8 2:59
だんらん自由詩019/9/21 12:21
無題自由詩019/9/21 12:06

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