ひとみに映る
君を

君がケガをしないように
君がケガをしたら一番に駆けつけられるように

見つめ返す
君を

君がお腹を空かしたままでいないように
君が寒さに震えたままでいないよ ....
懐中電灯もって、
おしいれの中。
お気に入りのコイツも一緒に、
おしいれの中。
宇宙ってたぶん、こんな感じ。
午前3時に、
「y=(sinθ+cosθ)(sinθ−cosθ)−1」
という数式を目の前にして
「分からない分からない分からない」
と唸っていたら
「何が分からないの?」
と隣から声がし ....
ごはんたべる?

があ

どっかいこうか?

があ

そろそろねよっか?

ぐう
いそぎんちゃくちゃく、えきにとうちゃく。
ゆうふぉーふじちゃく、じたいこうちゃく。
いっちゃんいっちゃく、おーちゃんおうちゃく。
いちにちみっちゃく、いつしかせっちゃく。
ひょうがひょうちゃく ....
冬の短い昼の合い間に
日の当たる草の上で
寝る黒猫
その日 雨が降ったなら、
サンタクロース 小さな傘差し、来るでしょう
傘は あなたの好きな色
サンタクロース 家々を回るうち
雨は上がり 雪になる
サンタクロース 傘を閉じ
ひとり、空を見 ....
ぐっとこらえてつかまって
やっとここまでたどりつき
ひょっとこまでもついてきて
ちゃのまでもちつきおちついて
ちゅうとはんぱでおわっちゃえ
ひとよ、ひとよ
おちるこえのない、ひとよ
ゆびおりかぞえても、ひとよ
ねむればあける
いまだけが、ひとよ
その空席には猫が座った。(そして眠り始めた)
なので、もはや空席ではない。(眠り始めたのは椅子の方だったが)
行きは雨で
帰りも、やっぱり雨で

雨はざあざあといい音を立てる

一杯になった傘立ての横に引っ掛けていた、
自分の傘を忘れることなく手に取る

行きの雨に濡れたままの傘を
バサッと ....
半分(41)
タイトル カテゴリ Point 日付
まなざし自由詩104/1/12 0:37
幸せな宇宙自由詩204/1/10 23:30
やりかた自由詩5*04/1/8 23:46
あひる自由詩104/1/8 23:33
いそぎんちゃくちゃく自由詩1*04/1/6 23:25
冬の昼の黒猫自由詩203/12/29 23:40
その日 雨が降ったなら、自由詩2*03/12/25 23:24
ぐっと自由詩103/12/21 23:14
ひとよ自由詩303/12/20 23:10
空席より自由詩3*03/12/16 21:52
雨の日、落としもの自由詩303/12/14 21:07

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