「「オイルは焦がすわ。

しょうゆ、がいろじゅ、ぼちゃん!

ステンレス坊や 「「ラルゴ・ラルゴ!

「「一号車、一号車、暴れています。

「「誰が?

「「付点うさぎです

 ....
それからあなたは
セブンスターに火をつけて
煙を吐き

蚊取り線香みたいだ
と思った
私は
かぼそく
悲しい
と言って泣いた
屋上で一人外を眺めていると頭上後方を蝉のじーっと言う声が
ゆっくりアーチを描いていって、手すりでその声が
とまった。私の左の方だった。カラスに羽根をくわられていた。
じーっと、言い続けていた。カ ....
生意気なおっぱい、生意気なおっぱい。ああ!
ユキオはそう言う。 
小ぶりなおっぱい、ああ!生意気なこっぱい!

そう、柔らかくっちゃいけないね!
タケシはそう言う。 
ちょうどいい硬さが必 ....
  痣が むこう三軒隣りのお姉さんの腕に塗り込まれていた
  
  (おはようございます)

  そう 言わずに  黙礼を交わし合って 互いの痣を青く

                  ....
    違法駐車を繰り返す   狂う
    
    音をたてて歩き続ける   狂う

    
    死ねって何度言った ? 

    唇が 
    繰り返す 
   
 ....
  「恋ってなに」

   飛べるもの?





         恋人って
                  なに、


         あなたと一緒に ....
  家に帰ると 鞄の奥深くから取り出した
  携帯に公衆電話から着信があった
  そういうことをするのは多分 馨ちゃんだけで
  でも何となく 電話をするのは憚られたので
  電話してくれた? ....
  ぽきぽきと折れていく 足


  友人たちがしんどいと言いながらも 確かに生きているように
  私は道を歩めなかった 
  皆 ゆっくりだらだらとそれでも疲れた顔を上げて
  走ってい ....
   サウンドが私の耳を叩きつけフラッシュが私の目を破る
   その中を腰を振りたい男どもが臭い無能の女どもを物色
   私は、撃つ撃つ撃つ撃つ撃つ撃つ撃つ撃つ撃つ撃つ撃つ
   妹よこれが東京 ....
   「ほら これでも食っとけ」 
   そう言ってメクリあげたスカートが ひるがえった空に
   燃えて 灰になっていった 秋

   喫茶店の横でたむろしながら
   目線でくねくねと犯 ....
  抱きしめて 歌を (歌を、)



  あなたの 匂いや 
  あなたの 皮膚や 
  あなたの 内の世界

 
    特急電車が好きだった 普通電車と違って
    特急電 ....
 妹はよくセックスは嫌いだと言った

「恋人も嫌いさ だって鬱陶しいもん 恋って何だろう ふん
 そんなもんがあるとしてさ
   
 ・・・私さ ね 人が隣にいる体温が、熱さが好きなんだ
 ....
 クリリンが
「くそ〜、俺もいっぺん結婚してみたかった」
 って死にそうなときにいつも言ってた 
 ああ言ってるけど あれはきっと
 死ぬ前に一度セックスしてみたかったということだろうと思った ....
 光る君の歯を透かして見たらば私、何の悔いもなく
 三回転半、ラビオリジャンプ
「生きる
 というのは、」
 君、プールサイドの哲学者で、
 編み椅子に優雅に身を横たえ、うん、
 これがか ....
鴫澤初音(45)
タイトル カテゴリ Point 日付
パラソル未詩・独白207/12/15 3:02
自由詩207/12/15 2:33
突付かれ、切り落とされ、失われていく未詩・独白107/12/14 20:42
散文(批評 ...107/12/12 22:50
重ね自由詩407/12/10 22:57
懐柔自由詩307/12/10 22:56
アーク自由詩207/12/9 1:18
繋ぎ自由詩307/12/9 1:17
かたちづくる もの自由詩307/12/8 0:35
鴫澤初音渋谷に遊ぶ自由詩107/12/7 17:34
ジャズ・マシーン自由詩207/11/28 12:31
歌を自由詩207/11/27 23:12
初旬、二七日自由詩507/11/26 21:24
ねえ自由詩207/11/24 23:02
ぐるる、三回転半自由詩207/11/23 22:52

Home 戻る 最新へ
1 2 
0.15sec.