悲しみの中にある一片の想い

ただ、聴きたいその歌声

ただ、聞こえるこの叫び

何も無い、今という時間

全てある、明日という希望

まやかしのような

偽りのような

 ....
蛍光灯の光の中で呼吸をしてる

僕が唯一僕になれる世界は

時間や空気や外の世界との境界線を

消したり

歪めたり

作り出したり

誇示したり

映し出したりしながら
 ....
世界にはあまりに下らないことが多すぎて

いらないモノが見えすぎて

両目を潰し

耳を削ぎ落とし

消えてしまいたくなる時があるけど

坂の上から見える夕焼けに照らされた街の美し ....
ゆらゆらと

気づかぬうちに明日は来るから

楽しい思い出も、悲しい思い出も

今日に仕舞い

明日を生きることを楽しもう

ポケットにはipodと数枚の紙幣と小銭を入れ ....
下を見て

   地面を踏みしめ歩いているのか確かめて・・・

上を見て

   太陽は輝いて道を示しているのか確かめて・・・

左を見て

   今いる場所に幸せがある ....
時々、孤独で悲しくなる時があります

時々、何故だか焦ってる時があります

時々、生まれなきゃよかったと思う時があります

時々、死ぬことしか考えれない時があります

時々、全ての人を ....
例えば、この場所が世界の果ての果てで全てが朽ち果て漆黒に染まっても僕はあなたを求めていたいんだ

例えば、ふとした瞬間に目の前から全ての光が消え去って真っ白で何も見えない世界になったとしても僕はあ ....
幾千もの光の帯が

命を映し出し

月を包み取った涙の雫は

形を変えて地面に舞い降り

優しさと感性を育み

あなたを宇宙で唯一の

あなたにしてくれた

 ....
いつしか終わると思ってたし

終わることを願ってたけど

僕は信じることが出来なくて

いつも暗闇の中を這いずる様に

何かに縋り付いていたかった

それが何かは解らなく ....
何かに悩み

いくつもの夢を見たけど

それは遠い昔で

今は毎日やってくる

昨日と同じ様な時の流れを

無愛想に過ごしてて

一番なりたくなかった

大人になった

 ....
人は生まれながらにして罪を背負ってると言う

愛を知らないと言う罪を

愛は素晴らしいと言いながら、誰一人愛と言うものを語れない

愛は脆いものなのか 強いものなのか

愛は儚いものな ....
触れられる実感が無くて、

いつしか息をしているのかを忘れてしまい

叫んでも声が出ず

音を見失い

孤独に飽きた夢無き夢追い人は

両目を潰し

見捨てられた世界と決別する ....
誰一人見向きもせず

枯れた井戸のように忘れ去られ

声を上げることすら忘れたのなら

私が静かに側にいよう

背と背を合わせて

手を握り

あなたがここにいるこ ....
見上げた空は

青々としていて

雲が気ままに散歩をしている

そんないつもの風景に

夢を乗せた手紙を届けて

いつしかやさしい思い出は

私を築く命になる

尊く消え行 ....
目を開いたら夢が色あせて

幾千万の光と見慣れた風景が

優しく姿を現して

朝日の昇った双葉色の空を見つめ

一人じゃない事に感謝する

夢じゃないことに感謝する
 ....
時々遣って来る壊れそうになる僕を

繋ぎ止める方法が解らなくて

誰かに止めて欲しいと

助けを求めた梅雨の夜は

物音一つ立てずに過去へと過ぎ去り

雲の隙間から零れ落 ....
不安定に揺れる天秤の上で

天国と地獄が自分の存在を誇示するために綱引きをし

紙一重で保たれる均衡の中で

右往左往しながら振り回される

決められたレールに乗る台車の上に僕 ....
kuane(17)
タイトル カテゴリ Point 日付
悲しみの中にある一片の想い自由詩012/8/16 23:52
ノックする音自由詩209/10/8 22:30
スタート自由詩109/8/20 23:07
明日と言う日自由詩009/6/19 22:53
 I自由詩009/4/18 21:49
さよなら自由詩209/4/16 23:25
ただそれだけのこと自由詩109/4/1 23:58
唯一の・・・自由詩009/2/14 22:11
愛こそ全て自由詩009/1/14 22:32
俺の行き方自由詩008/12/8 20:36
愛さずにはいられない自由詩0+08/10/18 23:00
透明人間自由詩008/10/6 22:45
私はあなたを守りたい自由詩108/7/25 22:12
思い出自由詩208/7/17 20:04
こいびと自由詩208/2/1 21:39
カオスの夜自由詩008/1/17 21:26
天秤とレール自由詩307/11/27 0:26

Home
0.23sec.