最近、世界どう?

パッとしないヨネ



変わらずの毎日
というか
ダダ漏れの日々

終わったゲームを続けてるみたいな
反現実の海

酔いが覚めないまま歩き続けるのが日課
 ....
授業中にゴムで髪を縛っているとき
授業中に口をタオルで押さえてるとき
その瞬間だけまさに君だ 震えるくらいキュートで
最高の君さ イェイ!

スティッチのボールペン…
花柄のペンケース…
 ....
1991年のお誕生日おめでとうで白白白い世界に
色とりどりの花が咲き乱れ
たくさんの人々達が同時に生まれた

僕の頭の中の白白白い世界は爆発したように
色が付き始め
世界が生まれた

 ....
僕の飼育権を勝ち取ったのは名実ともに日本一の動物園、上野動物園だった。
僕はすぐさま薄暗いトラックの中に入れられ、東京へと運搬された。
園内に着くと早速、僕は檻の中へ放り込まれた。
新しく造られ ....
「はい、じゃあ、としゆき君、春に咲く花といえば?」
「スパイ女房!!」














僕らの季節はそれなりの音を立てながら
狂ったメリーゴランドのように ....
何も無い畳の部屋、僕は全裸で寝転んでいた。
赤ちゃんみたいに手足をぎゅっと身体に寄せて、じっと天井を眺めていた。
四日間飲まず喰わずの僕の頭の中にはオペラが大音量で流れていた。

部屋のふすま ....
いいこと思いついたんだけどさ



まず滅茶苦茶いい詩を書くじゃん?
ポイントが最低でも30くらい付くような。


そんでそれを現代詩フォーラムに投稿するじゃん?
まあ、当然ポイント ....
好きなあの娘が吐いた息と
嫌いなあいつが吐いた息が
混ざり合って

それを僕が吸い込み
生命を持続させていく。

教室という
密室でよくある光景。
教室を静かにしたかったんだ。
教室の話し声
雑踏
ドアの閉まる音
机やイスが触れ合う音
黒板とチョークが擦りあう音
男子たちの汚い会話
女子たちのもっと汚い会話


全ては僕が耳を ....
僕は1999年だった。
小学校2年生だった。

校長先生は児童たちを校庭に集めて朝会を始た。
校長が教頭から拡声器を受け取り、話を始めようとした瞬間
拡声器からベトベトの汁が溢れ出した。
 ....
入園して夢の国に来た
金払って夢の国に来た
千葉に夢の国があった



東京ディズニーランドへようこそ。
臆病な僕は、夢の国の愉快な仲間達から逃げてしまう。

彼らは
おどけた仕草 ....
豊田さん…。
あぁ、豊田さん…。
君は僕の後ろの席に座っているよ…。

君は美少女ゲームに興味があるかい君は美少女ゲームに興味があるかい
君は美少女ゲームに興味があるかい
僕の「電撃G's ....
エブリリトルシングのCDを買って、歌詞カードだけ抜き取ってあとのCDは捨てる。
捨てるというか、真ん中の穴のところに野良犬の鼻をつっこむ。
もし、鼻にエブリリトルシングのCDをつけたまま街道を ....
僕は夢の国に住んでいる
愉快な友達だってたくさんいた
肌の色の病気の熊
言語障害のアヒル
狂犬

僕は笑い続けた 血を吐くまで笑い続けた
僕は踊り続けた 気が狂うまで踊り続けた

僕 ....
学校が、毎日決まった時間に子供達を吸い込む巨大な怪獣に見えるんだよね。

街からは朝の8時過ぎあたりから子供が消えていくんです。
じゃあ、消えた子供はどこに行ったのかというと、学校の腹の中なわけ ....
僕の家に書き込み式の絵本があってね。
主人子の名前のところが空白になってんの。
そこに、自分の名前を入れて感情移入する趣向なの。
素晴らしいアイデアだなあ!なんて思って久しぶりに開いたら
書き ....
僕のクラスの女子全員が力を合わせて「僕のために」つくってくれた
シーフードピザを独り占めしたいんだ。



女子達が
みんなで
シーフードと
苦戦してる


その間
僕は別室の ....
昼間だというのに上空に花火があがった。
なのに、何故か街は悲しげだった。
それは僕の心の中で過疎化が始まっているのと、リンクしているようだった。
例えこの花火が僕の幻だったとしても、何も恐ろしく ....
僕と君は鉄パイプのような人間だから
鉄砲の所持を許されてもいいはずだった

僕は可愛い赤いリボンをつけてもらった鉄パイプを持っていた
君はキラキラのラメが散りばめられた鉄パイプを持っていた
 ....
平日の昼間から僕のアドレス帳に登録されている人間たちに片っ端から
「雲を見に行こう」とメールを送りまくった。
来てくれたのは友人の一人モモサキだけだった。


彼はメールの一時間後、ピストル ....
えぐられたスーパーカーが深夜環状線をぶっ放す。
スーパーカーの上にしがみついている女はしきりに「怖い怖い」とニヤニヤしている。

僕はそれを自らの脚のみで追いかける。
僕ら真夜中を風となる。
 ....
二本松市立安達太良小学校、二本松市立大平小学校、二本松市立塩沢小学校
二本松市立杉田小学校、二本松市立岳下小学校、二本松市立二本松北小学校
二本松市立二本松南小学校、二本松市立原瀬小学校、二本 ....
美少女アニメ見ててうわーかわいーなーって思ってたら
画面の端に僕が写ってたから 腰が抜けた

2次元アニメの隅の方に 実写で写りこんでいる3次元の現実
可愛い女の子たちの輪の中に 混ざれないが ....
さみー
オレンジジュース飲んだらさみー
そりゃ外でオレンジジュース飲んだらさみーかー


スーツを着た男たちが「誰にしようか誰にしようか」と悩んでたので僕が「じゃんけんで決めたらどうですか」 ....
石井が死んだ
石井が死んだ

あの夜 僕と石井と巻田と藤原と4人で
火を囲んで はしゃぎあった

深夜の公園
ごおごお 燃え盛る炎を囲んで
いろいろな話を      した
グラビアア ....
今、僕は寒さに震えている。





後ろから声が。
「こうだい君」

僕が後ろを振り向くと、日本人ではなさそうな少女がこちらを見てニヤニヤしている。

「誰ですか。こうだい君っ ....
死んだ奴らばかりが
生きてる奴らに
「早くこっちに来いよ」
っていうのは不公平だから

僕は
高校の制服を着ることなく死んでしまったあいつに
毎日毎日、狂ったように
「早くこっちに来い ....
テレビを観てたら目から血が出た。
注ぎすぎてコップから溢れる水のように急に赤が流れた。

赤いカーテンは太陽を遮断していて
部屋は黒と、青白いわずかな光で溢れている。

僕が手元のティッシ ....
小学3年生のころ
自転車に乗って2つ隣の県まで行ったとき
僕は たぶん 何かから逃げ出していたんだろうな

愉快犯 片山の奇声
3年2組の向坂先生と3年3組の岡島先生の校舎裏での接吻行為 ....
赤い羽根募金の横に
血だらけの赤い鳥が突っ立ってた

ひきつった笑顔で

それを見て僕は泣いた

でも、あいつは笑ってた
青木龍一郎(40)
タイトル カテゴリ Point 日付
むなしいのさこの世界は結局自由詩611/8/12 20:56
高校二年生のラブソング自由詩310/9/11 22:07
世界を身籠ったあなたへ自由詩210/9/11 22:00
青木龍一郎が動物園にやってきた散文(批評 ...310/5/16 2:01
スパイ女房自由詩209/9/29 22:11
そよめきと鳴る窓は君の外に自由詩609/9/10 22:29
パーティー自由詩909/2/1 10:53
教室という密室でよくある光景自由詩3*09/1/31 1:18
最後のチャイム自由詩3*08/12/10 0:12
終わりに走っていく感覚。自由詩6*08/9/8 22:02
東京ディズニーランドへようこそ自由詩10+08/8/25 11:14
豊田さんが泣いちゃった。みんながなかなか死なないから。自由詩10*08/8/17 9:53
NO FRIENDS RADIO散文(批評 ...12+*08/8/3 20:52
ミニーマウス・レター自由詩8*08/7/27 15:54
僕の家の前の道が学校に直通しているという事実。自由詩2*08/7/15 23:39
シンナーかけられた思い出がひとつ自由詩6*08/7/15 23:37
シーフードピザ自由詩3*08/6/2 22:34
僕のアサガオだけ腐ってる自由詩2*08/5/25 22:46
僕ら、鉄パイプ振り回して叫ぶんだ「ハレルヤ」と。自由詩3*08/5/9 22:14
や☆さ★し☆さ★自由詩5*08/4/20 22:10
深夜環状線自由詩2*08/4/17 21:23
小学校散文(批評 ...6+*08/4/5 17:44
ゼロックスアニメーション自由詩4+*08/3/27 22:59
寒い自由詩3*08/3/23 22:27
石井が死んだ自由詩12*08/3/23 22:23
僕の名前は青木龍一郎って言うんですけど、そんな僕が軽い読み物 ...散文(批評 ...2*08/3/23 22:20
死者と自由詩4*08/3/14 22:31
トンネル自由詩1*08/2/15 22:49
例えば、小学生みんな持ってるフエルトペンが怖かったりとか散文(批評 ...6*08/2/1 22:17
赤い羽根自由詩3*08/1/14 23:16

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