切り取った愛情
貼り付けた、言葉
一見、それは丸くなり
最後には
思い出させる、装置
繰り返し、繰り返し。また
信じても、信じても、信じても
やっぱり
また
ほら ....
雨の音のように
互いに育たず、打ち消し合う
そういうものをこそ
愛と呼びたい
そらの色に
本当の名前などないように
分からないものをこそ
信じていたい
そ ....
あなたがたが、この東京都知事選をどう考えておられるのか、
率直に知りたいのです。
厳然たる事実として、候補者は、都民の皆様の思想・レベルに合わせ
選定されているわけです。幾らでも候補者が居る ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=275302 の続き。
はじめに言っておくが、私は今、カエデのマークの国に住んでいる。よって日本に対して得られる情報は ....
現時点で、世の中で起きていることは、いったい何か。
大きく、2つの事実にまとめることができる。
ひとつは、生産性の過剰な上昇によって、本質的に労働者が過剰になっているということ。平たく言えば、 ....
希望と文学の関係を知ろうと思った。そして、漠然と、ユーチューブで映画の批評を見てみた。単純に映画という作品のほうがたとえば文学的なものと比べて圧倒的に反応が多い。それ以上の理由は特にない。
漠然 ....
空には雲がなかった。ひとつも。
その先にあるはずの宇宙を疑わせるほどに青かった。
それについて考えていると、
日差しの眩しさや温かさ、
芝のにおいやこそばゆい先っぽ、
そ ....
まとめると、といいながら飛躍しますが。
国家というものは、自由と平等(互助といってもいい)という軸に立って
どこに立つかというせめぎ合いをしているわけです。もう面倒くさいので、
....
並べてしまったらなくなってしまう
たいくつなゲームのことじゃない
愛のささやきでもない
そして、それをうまく動かす、ずるいことばでもない
なくなってしまったら
あなたにも分か ....
いろいろあって、海外に住んでおり、もちろん一日の
ほとんどを英語で過ごしているわけですが、その中で
英語という言語について考えさせられることがありま
す。フォーラムの中に、英語を学問 ....
いつものように新聞を見ると、
何枚かめくったあとにあった小さな記事が
「となりまちが火事だ」と伝えてきた。
この街にも大勢の人が居るし、となりまちも同じだ。
たまに火事になっ ....
結局、会計処理を秘書任せにしておけば『故意がない』として
罰せられないということ。もはや政治資金規正法で政治家を立件する
ことはできない。
--
検察審査会審査補助員が、判決後にこのよ ....
耳鳴りがする、ずっと遠い。
静かになったと思い、見渡すと、島国は無くなっていた。
鳥がやっと一羽、乗ることができるくらいの岩礁が、
まだゆっくりとした白煙を上げている。
....
Bから始まる無限のエンドに長い舌を沿わすと
そんな哲学的な議論は、おっパブには相応しくないと諭される。
諭されながら、揺れる乳を見る。
それより、諭しながら、揺れる乳を見せるのだ。
....
中国人が、そんな許せないアピールを
とあるサッカーの試合でしたという。
何をバカな。
蒼井そらは俺のモノだ。
良く見ろ、ほら、彼女は僕の19インチの
ブラウン管TVの中に ....
ここ2回ほど、批判的な詩を書いている。
かっとなって殴り書いた、というのはその通り。
その意味では反省している。ぺこり。
「アジビラだ」とのコメントもいただいた。
それはきっ ....
こんなに醜い洗脳が、実際に行われるとは思わなかった。
それぞれの国が、貧富の格差に伴って抱えた怒りを、
ともかく外へ向けさせようと必死だ。
誰かが誰かを悪者にし、いがみ合うよう仕 ....
僕が何かをする時、
彼女は決まってこう言う。
それの、何が、楽しいのかしら
この問いは、常に、そして、絶対的に正しい。
日本人はこの問いかけから逃げている。
家族 ....
街の大通りには貧困が陳列されている。
それにはタイトルは無く、
表情はいたって量産的だ。
小銭入れを持たない僕は、
あまりたくさんの小銭を持ち運べず、
道行くホームレスに ....
最近、
なにやら「詩」というものが、世界的にはもっと
尊いものだと認識されている、と感じる。
日本だけが、「詩」を、
小説のようにまとまった文章が書けず、
音楽のようなき ....
難しいことを考えず、
ただ、明日幸せになれ、と祈ればいいのに。
そうはいかない。
テレビのコメンテータ気取りで、誰かを見くだし、
見くだされて、不幸だ不幸だとこれ見よがしに叫 ....
とある事情で、今のところ海外に住んでいます。
もともとテレビは見ない生活だったので、特に情報量が変わったとは
思いません。雑食です、こだわりもない。
そのうえで、日本が変にな ....
力のない言葉が、
交差点をそそくさと横切っている
赤茶けた右眼だけで
あたしがいるのにと囁いている
通りがかりの猫に惚れ、
町の禍々しさに背を丸めてしまう
さ ....
その伸びる影は
何度道路を横切っても
腕時計の代わりにはなれないでいる
そこを曲がれば彼女の家、なのに
まっすぐビルとビルの隙間を
繁華街の方へと抜けてゆく
ダン ....
星がいくつも連なり
風がごうと、びうと、あさまらに泣き
有限に、無限に
人が愚かであることを証明し続けるのだ
唄わない、ただ赤い目の澄んだ奥で
たゆらう心を舐めくだす
....
地震が来て、
そして、ぼくたちは、変わらなかった
ぼくはぼくのまま、きみはきみのまま
小さく区切られた、せかいのなかを生きる
ぼくたちは助けあうなんてしなかった
....
始めから、カップは空だったのだ。
ゆらゆらと天井から吊らされた裸電球にまとわりつく湯気は
確かにそこにあったけれど。
暗い部屋、何度も叫び、黙る、その、錯乱。
底なしに、女である ....
がりがりに痩せたはかない猫が、その鋭い目で、僕を狙っている。
僕は、食べられたくて食べられたくて、その指を出した。
そんなにはおいしくないさ、だけど、ほら
猫は、指をかじ ....
たださかさまに
ただしいも、まちがいもなく
おちてはうかび
ときに、なのる
もっとたくさん
もっとたくさん、と
くるくる
もうゆるして
まだ、たくさんの ....
どうして人間は
数えきれない数の精子や卵子を廃棄して
平気でいられるのか
それは生命なのか
生命ではないのか
つまり、生命とは何だ
私たちにとって
殺すとは何 ....
1 2 3
0.2sec.